鬱病かどうかは、医師が診断する事です。
それでも、病気かどうかわからない調子の悪さも辛いものです。
病院に行って病名が付く事で、かえってほっとしたりします。
突然、会社に来れなくなったり、
時に、自殺したりされると、
周囲は動揺します。
そんなに悩んでいるとは思わなかった、
相談してもらえば対処できたのに、と思い
自分を責める事も多いものです。
しかし、実際は、周囲が気づくのは難しいものです。
鬱病に限らず、うつ状態の時は、
気分に波があります。
うつの方は、
波が上がった状態と、勤務時間を何とか一致させて、
仕事を乗り切ろうとするので、
帰宅すると起きていられない程疲れるけど、
仕事は何とかできている、という状態で居られる時期も長いのです。
うつの人は、どんより下を向いているような先入観も
周囲の人ばかりではなく、
自分のうつ状態を見逃す要因になります。
うつの初期症状でできれば気づいて欲しい事は、
温厚だった人がイライラしている、とか、
きちんとした仕事をしていた人が、ミスが多くなった、
といった事です。
周囲の人より前に、ご自分で気づけるのが一番です。
風邪で熱が出る前に、
何となくの寒気で風邪の兆候に気づくような感じです。
風邪なら暖かくして休めば、
病院に行かないでも治ってしまう事も多いものです。
うつ状態も、早く気づけば対処が楽です。
体を休める事が基本になります。
ストレスの要因から離れるにこした事はありません。
自分がどうしたら良いかわからない方、
イライラやミスが続くようになった原因が思いあたらない方は、
ご相談にいらしてください。