私が実践してきた技術士2次試験の勉強法をまとめました。技術士受験を志すエンジニア受験生の皆さまに少しでも参考になれば幸いです。
1.重要キーワードのピックアップ
まず、受験する部門の過去問などから、重要キーワードを抽出のうえリスト化します(図表1参照)。
図表1.重要キーワードリスト(イメージ)
<ポイント>
① 概ね200程度を目標にキーワードを抽出する
② 自身が選択する、選択科目だけでなく、他の選択科目のキーワードも抽出する(特に選択問題Ⅲ)
③ 過去5年分程度の過去問題をカバーする。
④ 受験機関大手から出版されている模範答案集は有用。投資を惜しまず購入すると短期合格に近づきます。
2.キーワード集の作成
抽出した重要キーワード毎にキーワード集を作成します(図表1参照)。
<ポイント>
① 各キーワード毎にA4一枚にまとめる。
② キーワード毎に、原理(背景)/特徴(長所)/問題点(短所)/対策/応用例/今後の課題、などキーワード集に記載する項目を定めたうえで、記入する。
③ 項目毎に、200文字程度を目安にコンパクトにまとめる。
図表2.キーワード集(イメージ)
3.キーワード集のインプット学習
作成したキーワード集のインプット学習を行います。
<ポイント>
① 毎日繰り返し学習を行うことで、アウトプット学習に必要な知識レベルまで引き上げる。
※インプット学習には、ボイスレコーダーが有用と思います。私はキーワード集を自分でよみあげて録音し、その音声を倍速再生にて毎日30分程度、聞き続けました。
4.過去問を活用したアウトプット学習
5年分を目安に、過去問を繰り返し解きます。
<ポイント>
① 論文構成と、論文執筆にかける時間をきめ、練習の段階から時間測定して練習する。
※私の場合は、構成:7分×枚数、執筆:25分×枚数としました。
② 問題に沿った論文構成をする(問題から、構成の骨子をもれなく抜き出す)
③ 問題Ⅰ、Ⅲなど、論文作成にまとまった時間がかかる問題は、無理せず複数日にわけて実施する(たとえば、月曜日は論文構成、火曜日は1枚目執筆、水曜日は2枚目・・・)
④ 全ての問題を同じ力量で実施しようとせず、重要度(A,B,C)をつけて実施。
⑤ 解答用紙は、本試験と同じフォーマットのもの(24×25文字)を使用する
⑥ 論文構成と論文執筆にかける時間に注意する。論文執筆には時間がかかるので、精度よく時間通りに再現できるようになってきたら、執筆練習にこだわりすぎずに、論文構成に時間をかけるようにする。
※ 私の場合は、題意にそった論文構成をし、その構成フレームに、キーワード集の項目をパーツとしてはめ込んでいくイメージでアウトプットしていました。
⑦ 練習の段階から、悪い癖がつかないよう、本番を意識して出来る限りきれいな字で書くよう心がける
5.模擬試験の活用
すくなくとも1回、できれば2回以上、模擬試験を受けるとよいです。
<ポイント>
① 可能な限り会場受験する。やむなく自宅受験の場合も、当日の試験時間にあわせて、時間をまもって受験する。
② 解けそうにない問題だとしても、あきらめないで書ききろうとすることが大事。
6.その他
① 筆記用具は、長時間つかっても疲れにくいものを選ぶ(多少値が張ってもケチらず購入)
② 勉強を習慣化する(※私の場合は、業務の影響を受けないよう早朝勉強しました)
③論文を書いただけで満足せず、論理展開や表現方法等について、フィードバックを得て改善をはかることが、早期合格のためにとても有効です。お手頃価格で添削サービスを公開しておりますので、もしよろしければ活用ください。