志望理由書が「どの大学でもよい」に見える3つの原因

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学び
志望理由書を書いていると、「内容は間違っていないのに、その大学である必然性が伝わらない」という状態になりがちです。

読み手に「ほかの大学にも同じ文章を出せそう」と感じさせる原因は、主に3つあります。

1.大学の特徴を並べるだけになっている

「教育内容が充実している」「少人数教育に魅力を感じた」だけでは、多くの大学に当てはまります。

大学・学部の特色を書くときは、自分の問題意識や経験との接点まで示しましょう。

たとえば、
「〇〇という経験から△△に課題を感じた」
「その課題を考えるために、貴学の□□という学びが必要だ」
という順番にすると、自分と大学の関係が伝わります。

2.経験が思い出話で終わっている

部活動、探究活動、ボランティアなどの経験は、出来事を詳しく書くだけでは志望理由になりません。

重要なのは、
・何に気づいたか
・何を疑問に思ったか
・その後どのように行動したか
・大学で何を確かめたいか
までつなげることです。

経験そのものの大きさより、そこから生まれた問題意識のほうが大切です。受験生本人にない経験や、事実と異なる実績を加える必要はありません。

3.学びと将来が飛躍している

「大学で学び、将来は社会に貢献したい」という表現だけでは、途中の道筋が見えません。

①大学で何を学ぶか
②その学びによって何ができるようになりたいか
③それを将来どのような場面で生かしたいか

この3段階に分けると、内容を具体化しやすくなります。

見直すときの5つの接続

志望理由書は、次の流れで確認すると整理しやすくなります。

経験
↓
問題意識
↓
大学・学部
↓
学び
↓
将来

どこか一つが抜けていたり、急につながっていたりする部分があれば、そこが書き直しのポイントです。募集要項やアドミッション・ポリシーの言葉をそのまま並べるのではなく、自分の経験や考えと照らして使いましょう。

私は、元中学校国語教員として文章指導に携わってきました。全文を代わりに書くのではなく、本人の経験と考えを保ちながら、自分で書き直せる診断を行っています。

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