「月額20万円で動画4本。撮影も編集もお任せできます」
こうした条件を見ると、つい料金や制作本数で比較したくなります。
しかし、毎月動画を公開していても、問い合わせや採用につながらなければ、期待していた成果は得られません。
同じ月4本の動画制作でも、店舗への来店を増やすのか、採用につなげるのかによって、作るべき動画は変わります。
では、YouTube運用代行を依頼する前に、何を決めておけばよいのでしょうか。
今回は、特に重要な3つのポイントをご紹介します。
私は以前、寿司専門のYouTubeチャンネルを運営し、**登録者33万人・累計1億5,000万回再生**まで成長させた後、チャンネル事業を売却しました。
その経験も踏まえて、これからYouTubeの外注を検討する企業や店舗の方にお伝えします。
① 動画を見た人に、何をしてほしいのか
最初に決めるべきなのは、動画の本数でも再生回数でもありません。
「動画を見た人に、次にどんな行動を取ってほしいのか」です。
例えば、次のような目的があります。
- 店舗の予約をしてほしい
- 商品やサービスの相談を申し込んでほしい
- 採用ページを見て応募してほしい
目的が違えば、動画の内容も変わります。
例えば、住宅リフォーム会社の場合。
施工事例を紹介して認知度を高める動画と、実際に相談してもらうための動画では、伝えるべき内容が異なります。
相談を増やしたいなら、工事費用や施工期間、依頼する際の不安など、見込み客が気にしている情報を伝える必要があります。
さらに、動画を見た後に相談できる導線も欠かせません。
概要欄のリンク、ホームページの問い合わせフォーム、LINEなど、どこから申し込めるのかを整理しておきます。
また、問い合わせの際に「何を見て当社を知りましたか?」と確認するだけでも、YouTube経由の反応を把握する手がかりになります。
再生回数を増やすことと、売上や採用につなげることは、同じではありません。
だからこそ、最初に目的を明確にすることが重要です。
② お客様が申し込む前に、何を不安に感じているのか
YouTube運用代行会社は、動画制作の専門家です。
しかし、自社のお客様が普段どんな疑問や不安を持っているのかまで、最初から理解しているわけではありません。
そこで役立つのが、現場でお客様から聞かれる質問です。
例えば、キッチンのリフォームを検討している方なら、
- 工事中は料理ができるの?
- 何日くらいかかるの?
- 見積もりから追加料金が発生することはある?
- 古いキッチンの撤去はどうするの?
- 実際に工事した人の感想を聞きたい
こうした疑問を持っているかもしれません。
実は、これらの質問はそのままYouTube動画の企画候補になります。
「キッチンリフォーム中、料理はどうする?実際の工事現場で解説」
「見積もりより高くなる?リフォームで追加費用が発生するケース」
このように、お客様が知りたいことを動画にすることで、見込み客にとって役立つ情報を提供できます。
私が運営していた寿司専門チャンネルでも、視聴者が何に興味を持ち、どんな場面を見たいのかを考えながら企画を作っていました。
企業のYouTubeでも基本は同じです。
作りたい動画から考えるのではなく、見てほしい人が知りたいことから企画を考える。
運用代行会社に相談する前に、まずはお客様からよく聞かれる質問を5つ書き出してみてください。
それだけでも、企画の方向性が具体的になります。
③ 自社と運用代行会社で、何を担当するのか
「企画から撮影、編集、公開まで全部お任せ」
こうしたプランでも、自社で判断しなければならないことは残ります。
例えば、
- 誰が動画に出演するのか
- 商品やサービスの説明に間違いがないか
- どこまで撮影・公開してよいのか
- 動画の最終確認は誰が行うのか
- 問い合わせが来たら誰が対応するのか
これらを事前に整理しておくことが大切です。
特に注意したいのが、動画の修正依頼です。
社長、広報担当者、現場スタッフがそれぞれ別の意見を伝えると、制作側はどの意見を優先すればよいのか判断できなくなります。
その結果、修正が増え、公開が遅れることもあります。
こうした問題を防ぐには、
- 社内の意見をまとめ、窓口を1人にする
- 撮影前に企画内容を確認する
- 完成後に変更できる範囲を決めておく
- 修正回数と追加料金の条件を確認する
といったルールを設けておくと、制作が進めやすくなります。
また、契約前には「月4本」という本数だけでなく、動画の長さ、撮影回数、サムネイル制作、Shortsへの展開、分析レポートなどが料金に含まれているかも確認しましょう。
大切なのは、すべてを任せることではなく、誰が何に責任を持つのかを明確にすることです。
料金を比較する前に、1枚のメモを作ってみる
YouTube運用代行会社に問い合わせる前に、次の3つをまとめてみてください。
① 動画を見た人に取ってほしい行動
予約、問い合わせ、採用応募など、最も優先したい目的を1つ決める。
② お客様が申し込む前に気にしていること
よく聞かれる質問や不安を5つ書き出す。
③ 自社と運用代行会社の担当範囲
撮影、出演、確認、公開、問い合わせ対応など、誰が担当するのか整理する。
このメモを候補の運用代行会社に渡せば、各社の提案を比較しやすくなります。
単純に月額料金が安い会社を選ぶのではなく、自社の目的を理解し、どのような動画を作り、どう運用するのかを具体的に説明してくれる会社を選ぶことが重要です。
もちろん、最初からすべてを決める必要はありません。
まだ整理できていない部分は、相談しながら決めていく方法もあります。
YouTubeを始める前に、運用方針を整理したい方へ
私は寿司専門YouTubeチャンネルを登録者33万人・累計1億5,000万回再生まで育て、事業を売却した経験をもとに、ココナラでYouTubeに関するご相談をお受けしています。
現在は、次のようなサービスをご用意しています。
- **YouTubeチャンネル診断:5,000円**
- **動画企画10本の提案:12,000円**
- **YouTube運用方針の設計:20,000円**
- **動画制作・運用の外注相談:8,000円**
「YouTubeを始めたいけれど、何から決めればいいか分からない」
「運用代行を依頼したいけれど、どこまで任せるべきか迷っている」
「すでに運用しているけれど、方向性が合っているのか確認したい」
そんな方は、まず現在の状況を整理するところからご相談ください。
必要な部分は自社で取り組み、専門家に任せた方がよい部分は外注する。
自社に合った無理のないYouTube運用を、一緒に考えていきます。
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