イエスが地面に指で何か書いていたのはクールダウンが必要だった?

イエスが地面に指で何か書いていたのはクールダウンが必要だった?

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コラム
昨日、姦通の罪を犯した女についての処遇をイエスがどうしたかの記事を書いたが、補足というか、追記をしたいと思う。
あの行動に何の意味があったか。まあ、いろいろ考えてみたが、あの時の彼らの状態を考えてみよう。ファリサイ派らは、女を引っ立ててきて、荒ぶっていたし、女は女で命がかかっている、つまり、逼迫した状況なのである。
この現場の空気感を考えてみよう。ファリサイ派が、「この女は姦通の罪で我々に取り押さえられた、モーセの教えによれば、こういう女は石で打ち殺せと書いてあるが、どうする?」とこう聞いてきて、イエスは何か答えなければいけないが、たとえどう答えたとしても、結局のところ、モーセの言うとおりするのか、しないのか、そのどちらかでしかない。イエスがかがみ込み地面に指で何か書いている間、現場には静寂が訪れた。ここにクールダウンの期間がある。一般人のように「まあ、落ち着いて・・」とか凡庸なセリフを言ってクールダウンを狙わなかった。なぜだろうか。それはイエスが口を開けば、静寂にならないからだ。言葉を発している間は静寂にならない。つまり、自らが言葉を発せず、さらにクールダウンの期間をもうける、という意図があったのではなかろうか。この行動がなかった場合、彼が言った言葉「この中で、罪を犯したことがない者が石を投げよ」と返したとき、いきりたっているファリサイ派や観衆が、「ああ、そうかい、じゃあ俺は今までに一度も罪を犯してないから石投げるわ」って言って、石で打ち殺したかもしれない。たとえ正しい返しをしても、結果が違ってくるかもしれないわけだ。

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