サブプラショック、リーマンショックを超える恐慌が来る

サブプラショック、リーマンショックを超える恐慌が来る

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コラム
私は2007年~2008年にかけて立て続けに起きた金融市場の崩壊をリアルタイムでトレーダーとして経験してますので、今回の関税貿易戦争が、市場にどのような影響をもたらすのか、実感としてわかります。
サププライムショックとリーマンショックは、2つでワンセットとして語られる金融危機です。名前だけは聞いたことがあるという方は多いでしょうが、実際のところ、アナリストやトレーダー以外の一般人にとっては、これらが何を意味しているのか、ほぼ理解してないと思われます。ただ単に、景気が悪くなった、就職しにくくなった、という自分自身に降りかかるリアルでしか影響を感じられないので、社会全体にどういう影響があったかまでは理解に至らないのが現実でしょう。
あの頃の米国政府の対応というものは、矢継ぎ早に経済対策を打ち出していくという姿勢を示し、マーケットはそのたびに、これで安心だみたいな偽りの安心感が広がっていました。ですが、その対策というのが、はっきりいって突貫工事のようなもので、抜本的な対策には一切なっていなかったのです。わかりやすく言うと、船底に穴が空いているのに、穴をふさがずに、水をバケツで外に出し続けているようなものでした。このころはまだ、彼らがわざと経済危機を作り出していることを知りませんでしたので、政府が単純に無能だったのだと思い込んでましたが、実際には無能を演じていたに過ぎないのです。
今回の関税戦争も、トランプの発言や政策の変更などは、大きな流れに影響を与えることはありません。すでに米国自体がリセッション(景気後退)に入っていることはデータが示していますので、これは変えようがありません。
マーケットは情報に振り回されて、要人発言や経済指標で一時的には上がったり下がったりを繰り返しますが、大きな流れには逆らえません。これから経済崩壊し、株価も為替も崩壊していくことは明らかですから下がったら買っていくとか拾っていくとか、そういう平時の考えは自殺行為です。私としては、リーマンショック以上の世界恐慌レベルの金融危機、経済崩壊がやってくると思っていますので、もし今、株をやっている人で現物買いしかしてないという人は、今すぐ持ち株を全部売り払ったほうがいいですね。ほんまにシャレにならんほどの経済危機が来ますよ。今はまだ、市場が偽りの安心感で崩壊してませんが、2007~2008年のリアルタイムでのマーケットの動きと同じで、すぐに大崩壊しますよ、断言してもいいです。金庫に金がないのに、金があると思い込んで安心しているようなもの、トランプが強硬姿勢を崩すかどうかはもはや関係ないのです。経済は生き物です、動き出してしまったものは止まれないのです。
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