日々の生活の中で、周りの人の意見に合わせすぎてしまったり、
自分の本当の気持ちを「今は言わないほうがいいかな」
と後回しにしてしまったりすることはありませんか。
誰かとぶつかることを恐れて、自分の思いをグッと飲み込んでしまうのは
あなたがそれだけ優しくて、周りの空気をおだやかに保とうとする力があるからです。
私たちの心は、放っておくと色々なことを考えて忙しく動いてしまいます。
多くの時間を「終わったこと」や「まだ起きていないこと」を考えるために使っていて
今この瞬間の自分の本当の気持ちには、
ほんのわずかな時間しか使っていないことに気づくかもしれません。
今回は、そんなあなたの心が少しでも軽くなり、自分らしく毎日を過ごせるようになるためのヒントをお届けします。
過去や未来に心が引っ張られてしまうとき 🕊️
心が「終わったこと」や「これからのこと」に向いてしまうあまり
「今、ここで伝えたい本当の気持ち」を置き去りにしてしまいがちです。
たとえば
「あのとき、ああすればよかった」
という終わったことに心が引っ張られていると
「前にも同じことでうまくいかなかった、今回も何も言わないほうがいい」
と今のチャンスを諦めてしまうことがあります。
あるいは
「もし本当のことを言って嫌われたら、これから先どうしよう」
まだ起きていない先の不安が大きすぎると
怖くなって口を閉ざしてしまうこともあるでしょう。
このように、心が過去の失敗にとらわれていると、
「また同じように嫌な思いをするかもしれない」と怖くなります。
同時に、まだ起きていない未来のことばかり心配していると、
「もし反対されたらどうしよう」と不安がどんどん膨らんでしまいます。
過去の恐怖と未来の不安の2つが頭の中でいっぱいに広がってしまうと、
混乱してしまい、今目の前にいる相手に対して、自分の意見をまっすぐに伝えるための勇気が、少しずつなくなっていってしまうのです。
しかし、これからの予定を立てることは別の話です。
先のことを心配しすぎるあまり、
今一番大切にすべき自分の気持ちに蓋をして、
目の前にある幸せを掴みそこなう事のないようにしてください。
割り切れない感情があるのは自然なこと ⚠️
ここで、少しだけ自分に優しくなって考えてみましょう。
終わったことを悔やんだり、先のことを心配したりするのは、
すべてが悪いことなのだと、自分を責める必要はありません。
過去のことを思い出して悩んでしまうのは、
「もう二度と同じ悲しい思いをしたくない」というあなたの心が、
今の自分を守ろうと一生懸命に働いている証拠です。
また、これからのことを心配して怖くなるのも
生活を傷つけないように慎重に準備しようとしている
人間として当たり前の守りの本能なのです。
もし、今の状況がどうしても辛くて苦しいときには
無理に今を好きになろうとせず
少しだけこれからの楽しい想像に逃げ込んだり
過去の楽しかった思い出に心を休ませたりすることだって
ときには必要です。
大切なのは、その不安や後悔を
「消さなきゃいけないダメなもの」として追い払うのではなく
「私を守ろうとしてくれて、ありがとう」と認めて受け入れることです。
そのうえで、
「過去に何があっても、未来がどうなっても、私が今どうしたいかは、私が決めていいんだ」と
自分の心の意識を「今この瞬間」に集中させましょう。
ほんの少しの勇気で、心地よい関係へ 🤝
今回、あなたに一番伝えたいメッセージは
「主張しなさい!」という言葉です。
これは、誰かを力でねじ伏せたり
自分のわがままを無理に押し通したりしなさい、という意味ではありません。
あなたがあなたらしく、心おだやかに生きていくために
心の中に閉じ込めてきた「本当の願い」を
少しずつ外に出してあげてください、という温かい応援のメッセージです。
周りの目を気にして自分の気持ちを隠し続けると
心に小さな不満が溜まったままになり
かえって相手との関係がギクシャクしてしまうこともあります。
あなたが勇気を持って、自分の気持ちをまっすぐに伝えたとき
周りの人も「あなたの本当の姿」を理解できるようになり、
お互いを同じくらい大切にできる、心地よい関係が始まっていきます。
✨ 今日の心がけ ✨
今日は、誰かに何かを聞かれたとき、
「なんでもいいよ」「あなたに任せるね」と言いたくなる気持ちを
ちょっとだけお休みさせてみましょう。
「私はこっちの方が好きだな」「今日はこうしてみたい」と
お昼ご飯のメニューや、ちょっとしたお返事など
どんな小さなことからでも構いません。
あなたの心にある「本当の願い」に言葉を与えて
相手に届けてみてください。
もし
終わったことへの未練や、まだ見ぬ先の不安に振り回されそうになったら
一度深く息を吸って
「私は今、ここにいる」と自分に教えてあげてください。
他の誰でもない、あなた自身の心の声に耳を傾けて
自分の気持ちを表現してあげること。
その一歩が、あなたの毎日を
もっと明るく、もっと生きやすいものに変えていく力になります。