運がつく言葉㉓:「石の上にも三年」

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 井原西鶴の『西鶴織留(さいかくおりどめ)』に出て来る言葉ですが、俗語として伝えられているとありますので、当時の庶民達の経験則として広く理解されていたのでしょう。実際、逆境・逆運にある時ほど、あたかも「この状況が未来永劫にわたってずっと続く」かのような錯覚に陥り、絶望にかられてしまいがち(これはまさに人間の弱さであり、簡単にはまってしまう心理上の落とし穴です。これが昂じると「自殺の心理」になりますが、それは「自分を必要としてくれていると自分が思っている人達との心理的絆が切れていって、最後の1本が切れた時」に生じます)ですが、自分を高めてくれる「縁」を求め、「積善」の道を行き、「最善を尽くす(do one’s best)」ことを心がけていると、間違いなく3年以内に道が開かれるから不思議です。これはいくらそういうもんだと口をすっぱくして説明しても、自分で1度体験してみる以外に無いでしょう。まさに「百聞は一見にしかず(Seeing is believing.)」ということです。そして、1度そうした体験を持つと、次からは試練・逆境を乗り越えやすくなるのです。
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