私はFXにおいて数ある手法や考え方の中でも「アノマリー手法」というものに特化して研究しトレードで結果を出しています。
アノマリー手法とは
アノマリーとは、理論では説明できないけれど、過去の経験から「なぜかこうなりやすい」とされる相場の傾向です。例えば、「1月は株価が上がりやすい」「特定の曜日は取引が活発になりやすい」といったものです。
なんだかふわっとした勘に頼った手法のように感じる人もいるかもしれませんが、アノマリー手法は世界中の投資家が意識し、何らかの形で取り入れている一般的なものです。
私が取り組んでいるのはそのアノマリーを過去のデータ(ヒストリカルデータ)を元に数値であぶりだすというもの。
そしてあぶりだされたアノマリーポイントで毎日ひたすら取引を繰り返すという手法です。
やってみるとわかりますが一日の中で上がりやすい時間、下がりやすい時間というものは確実に存在します。
アノマリー手法はなぜ勝てると期待できるのか
私はトレードではハイローオーストラリアによるバイナリーオプションを使用していますが、これは特定の期間で上がるか、下がるかの二択で予想するものになります。(FXや株でも上がるか下がるかを予想するということは同じですよね。)
つまり勝率は50%。
これを上回ることができていれば勝ち続けることができるわけです。
実際にはスプレッド(手数料的なもの)や同値も負扱いになるなど50%ではだめなのですが、勝率を60%に上げることができれば理論上勝ち続けることができるでしょう。
私は一日の中で勝ちやすい時間帯を見つければ確率は上がるとにらんで、まずは過去のデータにて確認することにしました(バックテストといいます)。
ある一定の期間を検証し、その結果から導き出された勝率の高い時間に1ヶ月トレードし続けたとシミュレーションし、その結果を確認するというところから始めました。
すると面白いことにめちゃくちゃ勝てる時期とそうでもない時期があることに気が付きました。
為替は常に揺れ動いているものですのでそれはそうなりますよね。
そこで私は検証期間を1年間にし、月や季節を超えて検証することで一年間通して強い時間、つまりアノマリーポイントを探すことにしました。
違う年でも同じことをしました。
そんなことをしているうちにアノマリー手法に対する期待は確信に変わっていきました。
心を無にしてとにかく毎日同じポイントでエントリーしたとしても60%を超える勝率を得ることができそうだという結論を得た私はさらにその先のことを考えました。
アノマリートレードでさらに勝率を上げるために
それはさらに勝率を上げる方法はないか、利益を上げる方法はないかということ。
そしてその結論を得るのはそれほど難しいことではありませんでした。
それは結論から言うと負けを減らすということ。
これはこの手法やバイナリーオプションに限ったことではなく、投資関連すべてにおいていえる金言です。
チャートやインジケーターなどをみて行うテクニカル手法と違いアノマリー手法はその時刻が来たらエントリーするだけ。
裏を返せばそれしかできることはないように思えますが、負を拾わないようにするのは意外に簡単だったりします。
それはアノマリーが効かないと思われるときはエントリーしないということ。
アノマリーはなぜその時刻に値が動くのかはっきりはわかりませんが、何かしらの理由が存在することは想像に難くありません。
そのアノマリーポイントにはその時だけ相場を上げる、もしくは下げる力があると考えています。
通常時はその力が働いてチャートに現れていてもそのアノマリーの持つ力よりも強い要素があればその大きな波で打ち消されてしまいます。
全く逆に動くように変わることもあります。
チャートに影響を与えるものといえば経済指標の発表や戦争、災害、大統領や日銀総裁など要人の発言などが上げられますが、これらは情報を得ることができるものです。
アノマリーの要因はわからずともこれらは知ることができる。
変えられないところではなく、変えられるところに着目する。
これで負けを減らせばそれはすなわち勝率を上げるということ。
今現在はトランプ大統領の就任式直後であり、相場は荒れに荒れています。
このような時には各アノマリーが持つ力は打ち消される可能性が高い。
こういう時は勇気を持ってエントリーしないということが大事です。
これらは証券会社のHPなどいろいろなサイトで毎日の指標をまとめてありますので情報を得るのは全然難しくありません。
アノマリー手法の心構え
以上のことを踏まえてアノマリー手法でトレードするときの心構えをまとめると
・エントリーする前にアノマリーに影響する指標がないか確認する。
・一回一回の取引で一喜一憂しない。
・60%の勝率でいい。キープできれば結果的に資産は増える。
・勝率6割ということは10回のうち4回は負ける。でもそれでいい。
・勝率が下がるとわかっているときはエントリーしない。
1日の勝率、1週間の勝率よりもひと月、半年、1年間での勝率を意識すべきです。
一定期間検証して勝率が60%のポイントを見つけて今後もそれを期待できるとしたら、勝てそうにないところで勝負しないというだけで60%は63%、65%と上げていけることが期待できます。
その60%は日本やアメリカなどの主要国の祝日や、大きな指標の発表、戦争、コロナの影響、災害など相場が通常通りに動かない日も含まれた数字だからです。
これらの時を避けると確率が上がりそうだという予想は誰にでもできると思います。
例え昨年が65%の勝率が結果として出ていポイントが今年はあまりアノマリーに力がなく確率が下がりそうだとしても負けを避けるだけで60%をキープできるかもしれません。
ここまで読んでいただけたらきっと大筋ご納得いただけるかと思います。
この世に完ぺきな手法などありません。
その中でどの手法を選ぶかはあなた次第ですが、アノマリー手法も決してオカルト的な怪しい手法ではなくデータ解析による数字に基づいたものであることを知っていただけたなら幸いです。
今回はちょっと固すぎましたかね…
でははま別の投稿で。
MarieFX