春相場は乱高下、セルインメイ?
1. 春相場は荒れている 格言セルインメイから、売るべきか?2.セルインメイとは?
「Sell in May」は米国の相場の格言であり、正確には「Sell in May, and go away; don't come back until St Leger day. 」である
「5月に売ってLeger day(9月第2土曜日)まで戻って来るな」と言っており、「相場が高い5月に売って、9月に買え」と言っている
これは、根拠のない説、アノマリーとも言われるが、諸説ある中では、新年度の4月に入り買い先行により、株価が上昇し、
ヘッジファンドが5月決算で売りに出るのでピークを迎える、その後、利益確定のため軟調になると言われる
3.年間アノマリーの例
1月 1月効果
欧米ファンドの分配金が再び投資に回されることなどから、1月相場は 高くなる可能性が高い。
4月 新年度効果
日本において、新年度ということで資金が株式市場に入るため、4月相場 は高くなる可能性が高い。
5月 セル・イン・メイ
ヘッジファンドの多くが決算を迎え売りが出るため、5月は株価が軟調に なりやすい。
7月 サマーラリー
欧米の金融機関が下半期に入るため、株式市場に資金が入りやすい。
8月 夏枯れ相場
機関投資家が夏休みとなるため、売買高が減少する。また、小型株が 人気化しやすい相場となる。
10月 ハロウィーン効果
ヘッジファンドの決算期が近づくため換金売りでハロウィーンの頃に安値 をつける傾向がある。
12月 掉尾の一振
クリスマス前後
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