PTAや自治会の役員を引き継いだ直後は、
資料を全部読むことより先に確認しておきたいことがあります。
新任のときに怖いのは、
「何を知らないのか、自分でも分からない」状態です。
前年のファイルが何十個あっても、
次の締切が明日なら、まず知るべきなのはそこです。
逆に、細かい過去資料を全部読み込んでも、
未処理の仕事やログインできないアカウントが残っていれば、すぐ困ります。
そこで今回は、
引継ぎを受けた直後に、前任者へ確認しておきたいことを6つに絞ります。
## 1.「次に来る締切」は何か
最初に確認したいのは年間予定全体ではなく、
「次に何をしなければならないか」
です。
たとえば、
・会議資料の提出
・施設予約
・参加人数の回答
・会費や支払い
・案内文の配布
・学校や地域への連絡
など。
まずは今後1か月程度を見て、
「日付が決まっているもの」
「遅れると相手に迷惑がかかるもの」
を先に拾います。
前任者へは、
「次に期限が来る仕事は何ですか?」
と聞くのが一番早いです。
## 2.「終わっていない仕事」は残っていないか
引継ぎ資料には、
完了した仕事と未完了の仕事が混ざっていることがあります。
確認したいのは、
・依頼済みだが返事待ち
・注文済みだが未受取
・会計処理が未完了
・参加者への連絡が途中
・次の担当者が未定
・確認待ちで止まっている案件
などです。
ここは過去の経緯を全部聞くより、
「今、途中で止まっているものはありますか?」
と確認します。
新任役員が一番困るのは、
存在を知らないまま期限だけ来ることです。
## 3.「誰に聞けば分かるか」を確認する
引継ぎを受けた直後に、
すべてを覚える必要はありません。
むしろ重要なのは、
分からないときの確認先を知っていることです。
たとえば、
・学校側の窓口
・自治会館や施設の担当
・会計関係を確認できる人
・行事ごとの経験者
・備品の保管場所を知っている人
・システムやアカウントを管理している人
です。
名前だけではなく、
「何について聞く人なのか」
までセットで確認しておくと、
あとで連絡先一覧が役立ちます。
## 4.「自分が使えないと困るもの」にアクセスできるか
資料があっても、
必要なものを開けなければ仕事は進みません。
引継ぎ直後に確認したいのは、
・共有フォルダ
・団体用メール
・オンラインストレージ
・SNS
・予約サービス
・会計データ
・印刷や備品に関する保管場所
などです。
ここで大事なのは、
パスワードを一覧表へそのまま書き残すことではありません。
「何のサービスがあるか」
「誰が管理しているか」
「どの方法で権限を引き継ぐか」
を確認します。
必要な権限が自分へ引き継がれ、ログインできる状態になっているかは、
前任者と連絡が取れるうちに確認しておいた方が安全です。
## 5.「お金」と「物」は現状を確認する
会計担当でなくても、
自分の役割に関係するお金や備品は確認しておきます。
たとえば、
・未精算の立替
・これから発生する支払い
・集金途中のもの
・購入済みの備品
・保管場所
・不足や故障
・誰かが一時的に預かっているもの
です。
「去年もあったはず」
「誰かが持っているはず」
のまま進めると、
行事直前に探すことになります。
金額や数量を細かく覚える必要はありません。
まず、
「何が動いている途中なのか」
を確認します。
## 6.前任者に「今年だけの注意点」を聞く
これは資料だけでは拾いにくい部分です。
たとえば、
・今年だけ日程が違う
・担当者が変わった
・施設の使い方が変わった
・去年までのやり方を変更した
・特定の行事だけ例外がある
・次年度から見直す予定がある
など。
前任者へ最後に、
「通常と違うこと、今年だけ気をつけることはありますか?」
と聞いてみてください。
この一言で、
資料に残っていない注意点が出てくることがあります。
## 最初から全部理解しなくていい
新任役員になった直後に、
前年の資料を全部読み込み、
すべての仕事を理解しようとすると大変です。
まず確認するのは、
1.次の締切
2.未完了の仕事
3.確認先
4.必要なアクセス
5.お金・備品の現状
6.今年だけの注意点
この6つ。
ここが分かれば、
「何から手をつければいいか分からない」状態から抜けやすくなります。
## 引継ぎ資料を一から作り直したくない方へ
「前任者から受け取った資料がバラバラだった」
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担当・連絡先整理表、引継ぎチェックリスト、
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PTA向け・自治会向けの使い方と記入例も入れています。
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