「こんなイメージで作ってほしい」と伝えたつもりなのに、
出来上がってきたものを見て、思わず言葉に詰まってしまった…。
修正をお願いするたびに気を遣って、
結局「まあ、これでいいか」と妥協して公開したホームページ。
でも、あれから数ヶ月。
問い合わせは、ほとんど来ていない。
「ホームページを作れば、何か変わるかと思っていたのに。」
「むしろお金と時間を使っただけだったかも…」
そんな後悔をしてしまっている方は、いませんか?
ホームページを作るなら当然成果を出したい。
でも、結果は散々…。
その原因のほとんどは、ホームページ制作会社やWebデザイナーのスキルではなく、最初の制作依頼の段階で、イメージや目的がうまく伝わっていなかったことにあります。
この記事では、
「最初からこうしておけばよかった」と後悔する前に知っておきたい
依頼のポイントをまとめました。
① ホームページの目的を最初に明確に伝える
成功するホームページには、
必ず「作る目的」が最初から明確に共有されています。
ところがホームページ制作の「目的」と聞かれると、
多くの方が「集客したい」「問い合わせを増やしたい」
と答えます。
それ自体は間違いではありませんが、
もう一歩具体的にできると、仕上がりが大きく変わります。
例えば、同じ「問い合わせを増やしたい」でも、
「新規のお客さんにまず知ってもらいたい」のか
「見積もりを送った後、会社のホームページを
調べられたときに信頼してもらいたい」
のかでは、力を入れるべきページも、
文章のトーンも、まったく異なります。
目的が曖昧なまま制作を進めると、見た目は綺麗でも
「なんとなく問い合わせが来ない」ホームページになりがちです。
依頼時に「誰に・どんな場面で・どう思ってほしいか」を言葉にしておくだけで、制作の方向性がぐっと定まります。
仮に私にホームページ制作をご依頼いただいた場合は、
上手く言葉にできなくとも、一緒に整理して進めていますので、
ご安心ください。
まずは思っていることをそのまま伝えてみてください。
【依頼前の目的確認チェックリスト】
以下の問いに答えられると、依頼がスムーズに進みます。
・ホームページを見てほしい相手は誰ですか?(例:新規客、採用候補者、取引先)
・どんな場面で見られることを想定していますか?(例:検索、名刺交換後、見積もり後)
・見た人にどう思ってほしいですか?(例:信頼できそう、問い合わせしてみよう)
・今のホームページ(または競合他社)の、どこに不満がありますか?
② 必要な情報を早めに整理して共有する
スムーズに完成したホームページの事例には、共通点があります。
それは、素材や情報が制作の初期段階で揃っていたことです。
逆に、進行が止まりやすいのはこんな場面です。
「写真は追って送ります」と言ったまま2週間経過。
その間、ホームページの制作進行は仮素材のまま止まり、納期がじわじわ後ろにずれていく——。
テキストや写真が揃わないと、制作側はレイアウトも文字量も確定できません。
結果として、完成間際になって大幅な修正が発生し、
費用が増大することも珍しくありません。
そして、見落とされがちなのが法的確認です。
たとえばこんなケースがあります。
・他社サイトから文章を参考にして書いたテキストが、著作権的にグレーゾーンだった
・「お客様の声」に掲載した効果の表現が、景品表示法に抵触する可能性があった
・スタッフ写真に使おうとした画像の使用許諾が取れていなかった
こういった問題が制作途中で発覚すると、その箇所の作業が完全にストップします。
最悪の場合、ホームページ公開後に修正対応が必要になるだけでなく法的な係争に発展することもあります。
法的な確認は地味に感じるかもしれませんが、後から発覚するほど影響が大きくなります。
素材準備と並行して早めに確認しておくことを強くおすすめします。
【素材・情報の準備チェックリスト】
・会社概要・サービス内容のテキストは用意できていますか?
・使用する写真・画像の使用許諾は取れていますか?
・お客様の声・実績の掲載許可は得ていますか?
・サービスの効果を示す表現は景品表示法・薬事法に抵触していませんか?
・テキストはオリジナルですか?
③ デザイン事例を参考に「方向性」を明確にする
デザインの依頼でもっとも多いすれ違いの原因、それは言葉の曖昧さです。
「おしゃれな感じで」
「シンプルにしてほしい」
「清潔感のあるデザインで」
これらの言葉は、依頼する側にとっては明確なイメージを持っているつもりでも、受け取る側には人それぞれ異なる"絵"が浮かびます。
例えば「シンプル」という言葉ひとつとっても、
・余白を広く取ったミニマルなデザイン
・テキスト中心で情報を整理したデザイン
・色数を抑えたモノトーンのデザイン
と、まったく違う仕上がりになりえます。
これはココナラでは特に起きやすい問題です。
対面や電話であれば「あ、そういう感じじゃなくて…」とその場で修正できます。
しかしココナラでのやりとりは基本的にトークルームでのメッセージベースとなります。
つまりテキストだけで意図を伝え、テキストだけで受け取るコミュニケーションになります。
言葉のニュアンスがすれ違ったまま進んでしまうと、
完成後に「なんか違う…」となり、修正が何度も繰り返される原因になります。
最終的にはお互いが消耗して、妥協した仕上がりになってしまうことも少なくありません。
こうしたすれ違いを防ぐのに、もっとも効果的な方法が参考サイトの共有です。
テキストで「シンプルに」と伝えるより、
「このサイトのような雰囲気で」とURLを一件送るだけで、
伝わる情報量がまったく変わります。
「好きなデザイン」と「避けたいデザイン」の両方を共有してもらえると、方向性がさらに絞られます。
参考サイトは同業他社でなくても構いません。
「雰囲気が好き」と思ったサイトのURLを2〜3件、できれば「どこが好きか」を一言添えて送ってみてください。
【デザイン方向性の確認チェックリスト】
・参考にしたいサイトのURLを2〜3件用意できていますか?
・「好きな雰囲気」と「避けたい雰囲気」を言葉にできていますか?
・ターゲット層(年齢・性別・職種など)を伝えられますか?
・競合他社のサイトと「差別化したい点」はありますか?
・使用必須のロゴ・ブランドカラーはありますか?
ここまでホームページの発注について解説しました。
ココナラでの発注についてのポイントは、こちらでも解説しています。
④ 制作後の運用体制を見据えて依頼する
ホームページは、公開してからが本番です。
しかし「とにかくホームページを完成させること」に集中するあまり、
ホームページ公開後の運用を誰がどう担うかを決めないまま
制作依頼してしまうケースが少なくありません。
よくあるのがこんな状況です。
ホームページが完成し、
いざ「お知らせを更新しよう」
「写真を差し替えたい」となったとき、
社内で担当者が決まっていない。
結果として誰も触らないまま、公開時の情報がずっと放置される。
気づけば「最終更新:2年前」というホームページが出来上がります。
これは信頼感の観点から見ると、ホームページがあることがむしろマイナスに働くこともある可能性があります。
こうした事態を防ぐために、
ホームページ制作を依頼する前に社内で決めておきたいことがあります。
まずは「更新・管理を誰がやるか」 です。
これが決まると、自然と以下の選択肢が絞られてきます。
・自社で更新したい → WordPressなど操作しやすいCMSで構築する
・更新は外注したい → 継続的なサポートプランを含めて依頼する
どれが正解ということはありません。
ただ、この判断をホームページ制作開始後に気づくと、
構成や費用に大きく影響することがあります。
ホームページ制作依頼前に社内で一度確認しておくだけで、
HP完成後の「こんなはずじゃなかった」を防ぐことができます。
【運用体制の事前確認チェックリスト】
・公開後の更新担当者は社内で決まっていますか?
・自社更新か外注かの方針は決まっていますか?
・更新頻度はどのくらいを想定していますか?(月1回、随時など)
・サーバー・ドメインの管理は誰が担当しますか?
・公開後のトラブル時に相談できる体制はありますか?
■ まとめ
ここまで4つのポイントをお伝えしてきました。
・目的を明確にし、制作側と共有する
・素材を早めに整理して渡す、事前に法的リスクを排除しておく
・参考デザインを提示して方向性を示す
・ホームページ制作後の運用を見据えて依頼する
どれも「当たり前のことじゃないか」と思うかもしれません。
でも実際には、これらがひとつでも抜けてしまうことで、
完成が遅れたり、イメージと違う仕上がりになったり、
公開後に後悔したりするケースが本当に多いのです。
逆に言えば、この4つを意識して依頼するだけで、ホームページ制作の体験はかなり変わります。
はじめての依頼だから不安という方も、
ぜひ安心してホームページ制作を進めてみてください。
▼ はじめての方も、お気軽にどうぞ
「依頼したいけど、何から話せばいいかわからない」
「自分のケースに当てはまるか確認したい」
そんな段階でも、まったく問題ありません。
私はヒアリングをベースに貴社とゴールの共有することをとても大切にしています。
目的の整理から素材の確認、運用体制のご相談まで、
ホームページ依頼前の段階からいっしょに考えることも可能です。
「とりあえず話を聞いてみようかな」くらいの気持ちで、
まずはサービスページをのぞいてみてください。
不安なことがあれば、購入前のメッセージもプロフからお気軽にどうぞ。
【ココナラプロフィールページ】