AIが使えない人・会社の横に立つ人
はじめまして。
…と言いたいところですが、この記事を開いてくれたあなたは、たぶん今こう思っているはずです。
AIって結局、自分には関係ないんじゃないか。
会社で使えって言われても、正直よくわからない。
それどころか、今の仕事で手一杯で、触る余裕なんてない。
もし少しでも当てはまったら、この記事はちゃんと役に立つと思います。
なぜなら僕自身、こういう状況の人を何人も見てきたし、僕も似たような場所でずっと転んできた側だからです。
僕は、AIが使える天才の話をするつもりはありません。
そういう話って、聞いている時は気持ちいいんだけど、現実に戻った瞬間に何も残らないことが多い。
だから今日は、AIが使えない人や会社の横に立つ人。というテーマで、具体的に書きます。
AIが使えないのは、能力の問題じゃない
最初にこれだけは言い切ります。
AIが使えない人がダメなんじゃないです。
使えない理由って、だいたい能力じゃなくて環境です。
時間がない。余白がない。ミスが許されない。責任が怖い。情報漏洩が怖い。
ここがガチガチだと、どんなツールでも浸透しません。
そして会社って、だいたい今もカツカツで回ってます。
人手不足だったり、締切が常に迫っていたり、クレームが飛んできたり。
その状態で、AIを勉強しましょうって言われても、そりゃ無理です。
だから必要なのは、AIを教える先生というよりも、隣に立って一緒に進める人なんです。
横に立つ人がやることは、革命じゃなくて雑用の整理
ここで勘違いが起きやすい。
横に立つ人って、AIで会社を変革する人。みたいに思われがちなんですが、実際は違います。
横に立つ人が最初にやるのは、たった一個の面倒を減らすこと。
しかも誰もが嫌がる、地味で、しんどいところです。
たとえば返信文。
たとえば文章の整形。
たとえばマニュアルの下書き。
たとえばFAQのたたき台。
たとえば企画案の骨組み。
こういう場所にAIを混ぜると、成果が出やすい。
なぜかというと、現場の人にとってのメリットが分かりやすいからです。
すごい企画が出ました。よりも、返信が早くなった。ミスが減った。胃が痛くなる回数が減った。
こういう方が刺さります。
AI導入が失敗する会社は、だいたい順番が逆
ここ、めちゃくちゃ大事なので書きます。
AI導入って、順番を間違えると一瞬で死にます。
便利だから使いましょう。
みんなで勉強しましょう。
これを言う会社ほど、現場が固まる。
なぜ固まるか。
怖いからです。
変な文章になったらどうする。
勝手に社外秘を入れてしまったらどうする。
そもそも何を入れていいのか分からない。
そして一番怖いのが、自分の仕事が奪われるかもしれないという不安。
だから順番はこうです。
まず、危ないところを先に潰す。
次に、安全に使える範囲を決める。
その上で、少しだけ使ってみる。
僕が横に立つなら、まずこのルール作りから入ります。
ルールがない状態でAIを触らせるのは、免許を取る前に高速道路に出すのと似ています。怖くて当然です。
横に立つ人の仕事は、翻訳に近い
AIって、言葉の世界で動いているようで、現場に落とすと急に別物になります。
なので横に立つ人は、翻訳者みたいな役割になります。
社長の言うAI活用を、現場の1日の業務に翻訳する。
現場の愚痴や詰まりを、AIに渡せる形に翻訳する。
この往復ができる人が強い。
逆に言うと、AIがめちゃくちゃ詳しくなくてもいいんです。
AIの新機能を追いかけてる人より、現場の詰まりを見つけられる人の方が価値が出ます。
実際にやるなら、最初の一手はこれ
ここからは、僕が横に立つなら最初にやる流れを書きます。
大きな話じゃなくて、ちゃんと今日からの話です。
まず、現場の仕事を一つだけ選びます。
その中でも、いちばん面倒で、気が重くて、後回しにされがちなやつ。
そこにAIを入れる。
この時のコツは、半分にすることを狙うことです。
ゼロにするのは無理が出るし、反発も出る。
半分なら、誰もが受け入れやすい。
たとえばメール返信なら、AIに全部書かせない。
骨組みだけ作らせる。
丁寧語の整形だけやらせる。
候補を3つ出させる。
その中から人が選ぶ。
これだけで時間が減ります。
そして何より、精神が削れなくなる。
人って、時間よりも精神を削られる方がきついんですよね。
返信一通で消耗する状態が続くと、そのうち作業自体が怖くなる。
そこを軽くできるだけで、会社の空気が少し変わります。
横に立つ人が持つべき武器は、プロンプト集じゃない
プロンプト集を否定するつもりはないです。
でも最初に必要なのは、それじゃない。
必要なのは業務の分解です。
この作業は、入力なのか。判断なのか。整形なのか。確認なのか。送信なのか。
どこに一番負荷がかかってるのか。
人がやるべき判断はどこか。
AIに渡していい部分はどこか。
この線引きができる人が、横に立てる人です。
そしてここができると、横に立つ仕事は再現性が出ます。
センスとか才能じゃなくて、手順になる。
実はこの立ち位置、個人でも十分に取れる
会社って役割が分かれている分、誰も動けない場所が必ずあります。
誰の仕事か分からない。責任が曖昧。だから放置される。
この放置ゾーンを拾えるのが横に立つ人です。
そして成果が見えやすい。
作業時間が減った。ミスが減った。返信が早くなった。顧客の怒りが減った。
こういう成果は、ちゃんと評価されやすい。
僕は、ここが現実的に稼ぎにつながるポイントだと思っています。
派手じゃないけど、必要とされる。
そして、どの業界でも起きる問題だから、横展開もしやすい。
最後に、昔の僕みたいな人へ
僕は昔、楽に稼げる甘い話を探しては、失敗してきました。
お金を払って消えた人にも会ったし、出し惜しみされて疲れたこともあります。
だからこそ思うんですが、甘い話って結局ないです。
でも、ちゃんと正しい努力をすれば生活は変わります。
これは綺麗ごとじゃなくて、僕は実際にそれを体験しました。
AIが使えない人や会社の横に立つ。
この仕事は、派手な話ではないけど、ちゃんと需要があります。
なぜなら多くの人は、AIの話を聞きたいんじゃなくて、明日の仕事を少しラクにしたいだけだから。
もし今、あなたが
AIに興味はあるけど、何から触ればいいか分からない。
仕事が忙しくて勉強する余裕がない。
会社で任されたけど責任が怖い。
頑張ってるのに手応えがない。
こういう状態なら、まずは一つだけ選んでください。
一番だるい作業を一つ。
それを半分にする。
横に立つ人は、そこから始まります。
そしてその小さな勝ちが、次の一手、その次の一手につながっていきます。
今回の記事を最後まで読んでくれてありがとうございました。
あなたがくれた時間には感謝しています。
もしよければ、あなたの今の状況を教えてください。
仕事でも副業でも、どの作業が一番しんどいですか。
それが分かれば、横に立つための具体的な手順を、もっとあなた仕様にして一緒に作れます。