多嚢胞性卵巣症候群(POCS)

多嚢胞性卵巣症候群(POCS)

記事
コラム
【自己研修】
今後定期的に自己研修記録として、疾患・薬剤に関する記事を更新する予定です。よって内容は随時更新される可能性があります。
健忘禄的意味合いが強いので、専門用語はそのままです。ご了承ください。
もしご覧いただく方がいらっしゃるのであれば、あくまで参考的記事ということを念頭に置いて頂ければ幸いです。

多嚢胞性卵巣症候群(POCS)について
(症状)
・月経異常
・排卵障害
・男性ホルモン上昇によるニキビ、多毛、肥満
・インスリン抵抗性による血糖上昇(男性ホルモン上昇と関係)

(診断基準)
基準
・月経異常
・超音波検査による多嚢胞性卵胞
・排卵異常によるLH高値、FSH正常値
その他よく見られる所見
・インスリン抵抗性
・男性ホルモン上昇
・肥満(アジア人においてはやせ型も多い)

(好発期)
25歳~40代半ば

(治療法:薬剤)
妊娠希望:ホルモン療法ベース。クロミッド療法、SE状況に応じてプレマリンなどでコントロールすることもある。状況に応じて注射(ゴナドトロピン)など併用。適宜、減量等の生活指導。
妊娠希望なし:エストロゲン・プロゲステロン配合剤などでの月経誘発。生活指導。適宜、減量などの生活指導。
※肥満を伴う、糖耐性改善にはメトホルミンを投与することもある。


(薬剤師としてのアドバイス)
・生活指導
・血栓症など重篤なSEのモニタ
・メンタル面へのフォロー(ホルモン剤SE、リセット時など特に)
=====具体的指導===============================

・もし体重が増えているのなら適度な運動、体重コントロールを
→肥満によりインスリンの分泌が増えて悪い影響を与えている可能性があります。男性ホルモンとも関係があり
ニキビ、声が低くなる、多毛などあればここ関係しているかも?妊娠すると運動できませんから、運動すきならオススメです。

・ストレスを減らしてみる
→過度なストレスはホルモンバランスを崩して治療にマイナスになってしまうことがあります。
難しいと思いますが自分なりの形でリフレッシュして欲しいです。
例えばリセットになったら好きな物を食べまくるとか、普段制限しているお酒のむとか

・十分な睡眠、栄養をとる

・葉酸サプリをとってみる
→子宮内膜の環境を改善すると言われています(医師の許可が必要ですが)

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(補足)
不妊治療は常に気を張った状態、頑張っていることは当たり前。
それを常に念頭においたフォローが必要。
患者に寄り添った指導を心がける。
無月経、不正出血、下肢の強い疼痛、頭痛、息切れ等あれば受診喚起


※あくまで自己研修的記録です。
当内容で生じた、存外に対する一切の責任を負いません。(免責事項)



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