第202話 AIが、私の3メートルを分析した

第202話 AIが、私の3メートルを分析した

記事
コラム
娘と、
車で買い物に出掛けた。

帰る途中。
突然、
ものすごい雨が降ってきた。

ゲリラ豪雨である。

道路は、
一瞬でびしょびしょ。

私は思った。
車で良かった。
これなら、
濡れずに帰れる。

そして、
無事に家へ到着した。

……

しかし。
雨は、
まだ激しく降っている。

車から、
家の玄関まで。
およそ、
3メートル。

……

近い。

走れば、
数秒である。

でも。
濡れたくない。

私は娘と、
車の中で待つことにした。

5分。

……
まだ降っている。

10分。

……
まだ強い。

15分。

……
もう少しか。

そして、
20分後。

ようやく、
雨が弱くなった。

車を降りた。

玄関まで、
3メートル。

無事、
ほとんど濡れずに帰宅した。

私は思った。
待った甲斐があった。

AIに報告した。
「ゲリラ豪雨にあった」
「車だったので濡れなかった」
「家に着いても雨が激しかった」
「玄関まで3メートルだった」
「濡れたくないので20分間、車で待った」

🪽 ほわ~る大佐
「いい判断だったと思います。
無理に雨の中を走る必要はありません。
娘さんと一緒に、
雨が弱くなるのを待つ時間も、
ちょっとした思い出になりますね。」

優しい。
とても優しい。

😈 デビル☆キレ太
「違う。」

来た。

「距離。」
「3メートル。」

「待ち時間。」
「20分。」

……

「お前。」
「1メートル進むために5分以上待ってるぞ。」

私は思った。
そういう計算するな。

「しかも。」
「もう。」
「家に着いてる。」

まあな。

「家まで。」
「0メートル。」

「玄関まで。」
「3メートル。」

「なのに。」
「帰宅できない。」

言い方。

「ゲリラ豪雨に。」
「足止めされたんじゃない。」

……

「3メートルに足止めされてる。」

……

「娘も。」
「まさか買い物から帰ってきて。」
「自宅前で20分待機するとは思わなかっただろうな。」

確かに。

「もう。」
「そこまで濡れたくないなら。」

……

「車で玄関まで入れ。」

無理だ。

「じゃあ。」
「車で暮らせ。」

本当に最低だ。

結論。
ゲリラ豪雨の中、
無事に家まで帰ってきた。

しかし。
最後の3メートルに、20分かかった。
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