今回は、普段あまり目にすることはないですが、コンセント、エアコン、照明などの大元になる分電盤についてです!
リフォーム、リノベーションの時に分電盤を交換する時、下記のようなブレーカーがあるんだなと覚えておいて頂けると参考になると思います!
分電盤とブレーカーは、電気回路の安全性を確保するために使用される装置です。ブレーカーは過電流や過負荷を検知して回路を切断し、火災や機器の故障を防止します。一方、分電盤は電気回路を分岐させ、電力の制御と配電を行います。
1. 感震ブレーカー
感震ブレーカーは大地震時に使用していた機器や重量物が倒れて傷ついたコードなどへの通電を止め、通電火災を防止します。震度5強以上の地震を感知すると自動的に漏電ブレーカーを遮断します。
設置方法は、感震ブレーカーを分電盤の空き回路スペースに設置する方法やアース付きコンセントに差し込む方法があります。
地震大国日本では、全家庭が標準装備するくらいでもいいのではないかと思っています!
2. ピークカットブレーカー
電気を一度に使いすぎて、ブレーカーが落ちてしまった経験はありませんか?
そういった時に、電気の使いすぎ(過電流)を警報で知らせしてくれるものは、過電流警報装置付き分電盤といわれています。あらかじめ設定したアンペアを超えると、お知らせしてくれるので、ブレーカーが落ちる前に使用している家電製品を減らすことができます。
ピークカットブレーカーとは、電力ピーク時の回路に予め優先順位をつけておいて、過電流になったときに、設定順にブレーカーが落ちる仕組みになっているものをいいます。例えば、1番目:エアコン、2番目:電子レンジ、3番目:○○と設定しておく事によって、最初はエアコンが切れて、次に電子レンジが切れてといった具合になります。
その他にもインターネットを使って操作する高機能な分電盤等も開発されており、ますます安全で便利な世の中になっていくと思います。
個人的には、電気代が値上がっているので、電気代が安くなる分電盤を開発してほしいです!
先程の分電盤の設置に対して補助を行っている自治体もあるそうです。
設置予定がある場合には、是非、事前に調べてみる事をお勧めします!
それでは!