大人になっても花丸が欲しい日はある。

大人になっても花丸が欲しい日はある。

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# 大人になっても、花丸が欲しい日がある。

こんにちは。
けだま|心を紐解く人です。

突然ですが。

**最後に誰かから「よくできました!」って褒められたの、いつですか?**

子供の頃は、ひらがなが書けただけで花丸。

九九が言えたら花丸。

逆上がりができたら、そりゃもう大騒ぎ。

先生も親も、惜しみなく褒めてくれたものです。

ところが、どうでしょう。

大人になった途端、花丸制度が廃止されました。

朝起きても花丸なし。

ご飯を作っても花丸なし。

洗濯して、掃除して、仕事して、家族の用事を済ませても……

**誰も採点すらしてくれません。**

おい。

大人の方が、よっぽど難しいことやってるぞ?

なんなら、毎日が抜き打ちテストだ。

しかも問題用紙には、答えのない問題ばかり。

「相手の気持ちを答えなさい」

「正しい人間関係の距離を求めなさい」

「自分の本当の気持ちを50文字以内で説明しなさい」

……知らんがな。

そんな問題、教科書のどこに載ってたんだよ。

しかも厄介なことに。

大人になると、頭の中に勝手に先生が住み着くらしい。

その名も、**脳内赤ペン先生。**

この先生、なかなかの鬼教師である。

ちょっと失敗すれば、

「はい、減点!」

人と比べて落ち込めば、

「努力不足!」

休もうとすれば、

「まだやることあるでしょ!」

……ブラック企業も真っ青である。

不思議なことに、他人には優しい言葉をかけられるのに、自分には容赦がない。

友達が失敗すれば、

「大丈夫だよ。そんな日もあるよ」

って言えるのに。

自分が同じ失敗をすると、

「何やってんだ、このポンコツ!」

と、脳内職員会議が始まる。

議題はもちろん、

『本日の反省点について』

しかも、全会一致で有罪。

弁護人、不在。

……ちょっと待て。

**私の人生なのに、なんで私だけこんなに厳しく採点されてるんだ?**

そもそも、人間って毎日100点じゃなきゃいけないんでしょうか。

泣いた日もある。

怒った日もある。

何にもできなかった日だってある。

でも、そんな日にも。

誰にも見えないところで、頑張っていたことがあるかもしれません。

嫌なことを言われても、言い返さずに帰ってきた。

本当は寂しかったけど、ちゃんと一日を終えた。

疲れ果てて、何もできなかったけど、とりあえず今日を生き抜いた。

それだって、十分じゃないですか。

花丸って、本当は誰かに認めてもらうためだけのものじゃないと思うんです。

自分が自分に、

「今日もよくやったね」

って言ってあげるためにあってもいい。

100点じゃなくてもいい。

昨日よりできなかった日があってもいい。

赤ペンで間違いを探すばかりじゃなくて、たまには自分の答案用紙に、大きな花丸を描いてあげませんか。

ちなみに私は、花丸をもらえるなら、できるだけ大きいのを希望します。

なんなら金色で。

額に貼れるサイズで。

……そのままスーパーに行ったら、さすがに職務質問されるだろうか。

**大人だって、褒められたい。**

そんな日があっても、いいじゃないですか。

今日も一日、お疲れさまでした。

あなたにも、大きな花丸を。

けだま|心を紐解く人

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