【満月の一枚】2026年5月 ブルームーン「戦車」|手放すことで、動き出す

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コラム
今夜は、特別な満月です。

「ブルームーン」という言葉を、
聞いたことがあるでしょうか。

一ヶ月に満月が二度訪れるとき、
その二度目の満月は「ブルームーン」と呼ばれます。
直訳すると「青い月」という名前ですが、
実際に空の色が変わるわけではありません。

ただ、その希少さゆえに、
古くから「奇跡の月」「願いが叶う夜」として
語られてきました。

2026年5月31日。
今夜の満月は、そんな稀なブルームーンです。

今回のカード


この満月に現れたカードは、
「Ⅶ:戦車・逆位置」。

戦車のカードは、
強い意志と推進力を持つカードです。
目標に向かって一直線に進む、
そのエネルギーを象徴しています。

今回、そのカードは逆さまに現れました。

逆位置の戦車が示すのは、
「前へ進もうとする力が、うまく働いていない状態」。

頑張っているのに空回りしている。
コントロールしようとすればするほど、
ちぐはぐになっていく。

そんな感覚を、
今まさに抱えている方もいるかもしれません。

でも、これは失敗のサインではありません。

むしろ、「そろそろ手放してもいいよ」という、
月からの静かなメッセージだと、わたしは読みます。

さそり座の満月が照らすもの


今夜の満月が輝くのは、さそり座。

さそり座は、水の星座です。

表面ではなく、もっと深いところを見る。
感情の底。
無意識の層。
言葉にならない本音。

そういうものを扱うのが、
さそり座のテーマです。

そして、さそり座の満月は
「変容」の満月とも言われます。

古いものが終わり、新しいものへと生まれ変わる。
その境目に立つような、深い夜。

戦車の逆位置と重ねると、
こんな問いが浮かびます。

「あなたは今、何を無理に動かそうとしていますか?」

ブルームーンの夜に


ブルームーンは、
それほど頻繁に起きるものではありません。

ちなみに、次回は2028年12月31日です。

だからこそ、今夜はちょっと特別な夜です。

稀な満月が、逆位置の戦車とともに現れた。
それはきっと、
「力で進もうとしてきたあなたへ、今夜はそっと委ねてみて」という
静かな促しなのかもしれません。

手放すことは、諦めることではありません。

自分でコントロールできないものを、
いったん自分の手元から宇宙へ戻すこと。

そうすることで初めて、
本当に動き出すものがある。

今夜のブルームーンは、
そのことを静かに照らしています。

今夜の満月への問いかけ


満月の光の下で、
少しだけ立ち止まって、
こう問いかけてみてください。

「今、わたしは何を手放せますか?」

答えは、すぐに出なくて大丈夫です。

ただ、その問いを胸に置いたまま、
今夜の月を見上げてみてください。

ブルームーンの夜に、
あなたの中の深いところで、
何かが静かに動き始めるかもしれません。
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