新人が1人で動ける業務マニュアルの作り方|5つの手順とAIの使いどころ

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ビジネス・マーケティング
「マニュアルを作らなきゃ」と思いながら、半年たっている。そんな方に向けて、最短で「使えるマニュアル」を作る手順をまとめました。法人営業を7年やり、いまは業務マニュアルの作成代行をしている立場から、現場で実際に効いたやり方だけを書きます。

マニュアルが読まれない3つの理由

長い(最初の1ページで何をすればいいか分からない)手順は書いてあるが、「迷ったときどうするか」が書いていない作った人の頭の中の言葉で書いてある逆に言えば、この3つを避ければ、短くても使えるマニュアルになります。

手順1:対象の業務を「1つだけ」決める

「受付業務ぜんぶ」ではなく、「予約の電話を受けて、予約表に入れるまで」のように、始まりと終わりがはっきりした1つの作業に絞ります。A4で3ページを超えそうなら、業務を分けてください。

手順2:いちばん慣れている人のやり方を、順番にメモする

きれいに書く必要はありません。スマホの音声入力で、やりながら喋ったものを文字にするのが一番速いです。コツは「いつも無意識にやっていること」を拾うこと。たとえば「電話を取る前に予約表を開いておく」のような一手間は、慣れた人ほど書き忘れます。

手順3:1つの手順を「1つの動作」にする

悪い例:「お客様情報を確認して登録する」良い例:名前と電話番号を聞く予約表の検索欄に電話番号を入れる出てこなければ「新規」ボタンを押す「確認する」「対応する」「処理する」という言葉が出てきたら、まだ分解できます。

手順4:「迷いやすい場面」を書き出す

マニュアルの価値の半分はここです。新人が止まるのは、手順どおりにいかない場面だからです。「こういうとき → こうする」の形で並べます。希望の時間が埋まっている → 前後30分の空きを2つ提案する予約の変更が当日だった → 自分で判断せず、店長に確認する「自分で決めていいこと」と「必ず確認すること」を分けて書くと、新人も教える側も楽になります。

手順5:その業務を知らない人に、読みながらやってもらう

作った本人が読み返しても、抜けは見つかりません。新人やパートさんに1回やってもらい、手が止まった場所に書き足します。これを1回やるだけで、完成度がまるで変わります。

AIはどこで使うと速いか

ChatGPTなどの生成AIは、次の3か所で特に役に立ちます。手順2のメモ(話し言葉の文字起こし)を、番号つきの手順に整える手順3の「1動作に分解する」作業手順4の「迷いやすい場面」の洗い出し(「この業務で新人が迷いそうな場面を10個挙げて」と聞く)ただし、AIは「あなたの職場のルール」を知りません。金額、期限、誰に確認するか、といった部分は必ず人が書き、最後に人の目で読み直してください。AIが書いた手順をそのまま配ると、もっともらしい間違いが混ざります。

まとめ

業務を1つに絞る慣れた人のやり方を、喋ってメモする1手順=1動作にする迷いやすい場面を書き出す知らない人にやってもらって直すこの5つで、A4で3〜5ページの「読まれるマニュアル」になります。「手順は分かったけれど、作る時間がない」という方のために、メモや箇条書きの状態からマニュアルに仕上げるサービスも出品しています。プロフィールの出品一覧からご覧ください。業務マニュアルマニュアル作成業務効率化
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