“暑さ”で糖尿病に? 血糖値上昇を招くのは本当?“真偽”
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“暑さ”で糖尿病に? 血糖値上昇を招くのは本当?“真偽”
を糖尿病専門医に聞く
全国的に気温が高い状態が続いており、夏バテ気味の人も多いと思います。9月以降も厳しい暑さが続くことが予想されているため、体調管理には注意が必要です。
ところで、ネット上では「暑いと血糖値が上がりやすい」という内容の情報がありますが、本当なのでしょうか。血糖値が高めな人や糖尿病の人は、日常生活でどのような点に気を付けるべきなのでしょうか。「eatLIFEクリニック」(横浜市旭区)院長で、内科医・糖尿病専門医の市原由美江さんに聞きました。
冬よりも夏の方が基礎代謝が低下
Q.ネット上では「暑いと血糖値が上がりやすい」という内容の情報がありますが、本当なのでしょうか。
市原さん「気温が高くなると、血糖値が上がることが多いです。私のクリニックの患者も、毎年、餅やおせち料理など、糖質が多い食べ物を食べる機会が増える年末年始だけでなく、夏にも血糖値が上がる傾向にあります。
実は、冬よりも夏の方が、基礎代謝が落ちやすいです。なぜなら、夏は外気温が高いため、体温を維持するためのエネルギーが小さくなり、その分、基礎代謝が落ちるからです。そのため、暑くて体を動かす機会が減ると、血糖値が上がります。また、夏はアイスやジュースなどの冷たくて甘い食べ物のほか、熱中症予防にスポーツ飲料を摂取する機会が増えるため、血糖値が上がりやすいです」
Q.9月以降も気温が高い状態が続くことが予想されています。血糖値が高めな人や糖尿病の人は、日常生活でどのような点に気を付けるべきなのでしょうか。
市原さん「暑いので無理は禁物ですが、室内でもよいので可能な範囲で体を動かすようにしましょう。そうめんや冷やし中華など、さっぱりとした麺類を食べる機会が多いと思いますが、麺類は早食いをしやすく、血糖値が上がりやすいです。血糖値の上昇を緩やかにするためにも、ゆっくりとよくかんで時間をかけて食べましょう。
このほか、スポーツ飲料は糖質がかなり多く含まれています。水分補給時は、糖質が少なめのスポーツ飲料を選ぶか、代わりに水や麦茶のように、糖質がほとんど含まれていない飲み物を摂取するようにしましょう」
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