十月十日(とつきとおか)分の希望
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「朝」って、実はすごい字。
「十月十日」って書くと、
「朝」っていう漢字になります。
これ、ちょっと感動しませんか?
十月十日(とつきとおか)
といえば、
赤ちゃんが
生まれてくるまでの時間。
つまり、「朝」って、
命の始まりを表してるんです。
ということは――
私たちは毎朝、
ちょっとだけ“生まれ変わってる”ってこと。
昨日落ち込んだこと、
泣いたこと、うまくいかなかったこと。
それって、
今朝にはもう過去のことなんです。
未来には関係ない。
新しい今日を、どう生きるかだけ。
妊活も、同じかもしれません。
「あの日、こうすればよかった」って
思うこと、たくさんある。
排卵検査薬のタイミング、
もっと早くに見ておけばよかったとか。
あのとき病院に行っていれば、
違う結果になってたんじゃないかって考えたり。
もっと早く
ステップアップすればよかったかな、とか。
夫にちゃんと気持ちを伝えていれば、
もっと協力的になってくれたかもしれない
――なんて思ったり。
そして、ふとした瞬間に湧いてくる。
「次もうまくいかなかったら、どうしよう」
っていう不安。
また生理が来たら、
今度こそ心が折れてしまうかも。
また傷つくくらいなら、
もう期待しない方がいいのかな……って。
そんなふうに、
過去への後悔と、未来への不安に、
心が引っ張られ続けてしまうこともある。
でも、朝が来たら、
「もう一回やってみようかな」って思える。
朝って、
そういう力をくれるものなのかもしれない。
でも、朝が来たからといって、
いつもすぐに
「もう一回やってみよう!」って
思えるわけじゃない。
それでも――
眠れなかった日も、泣いてしまった夜も、
空はちゃんと明るくなって、
今日という一日が始まる。
赤ちゃんが生まれてくるのにかかる時間、
そして、新しい一日がはじまる時間。
どちらも「始まり」で、
どちらも「希望」で、
どちらも、ちょっと神聖なもの。
過去の後悔や、
未来の不安でいっぱいになっても、
今のこの瞬間をどう生きるかで、
未来は変わっていける。
うまくいかなかった日があったとしても、
「今日の私は、きっと大丈夫」
って、自分に言ってあげよう
「大丈夫」と言ってあげることは、
心の中に“安心の種”をまくようなもの。
それだけで、
もう充分すごいことだよ。