「名前の唄」を届けるたびに思うことがあります。
一編の詩は、私のもとで生まれますが、本当に完成するのは、それが誰かの人生へ旅立ったときなのだと。
そして、その瞬間に初めて、その詩は「私の作品」ではなく、「その人の人生の一部」になると。
今回お届けした「名前の唄」は、新しい命の誕生を祝うための一編でした。 ご夫婦のもとに生まれた、小さな命は、1歳を迎え、お母様の職場復帰と共に、社会に出ることを学んでいるところでした。母親の暖かい胸を恋しがる幼子の涙のお話を伺い、私は名前に宿る命の輝きをプレゼントしたいと思いました。 そして、これから歩んでいく人生への祈りを、お子様とお母様のお名前から一つの風景として紡がせていただきました。
その商品がこちらになります。
※今回ご紹介する作品およびレビューは、ご本人の許可をいただいて掲載しています。プライバシー保護のため、お名前部分のみ加工しています。
名前の唄とともに届いた言葉
-お客様からいただいたご感想-
We absolutely love our personalized poem! We ordered it to celebrate the birth of our son, and it couldn't have been more perfect. The poem was incredibly beautiful and heartfelt. We were blown away by her thoughtful words and the stunning background. Every time we see it, we are reminded of the joy and love we felt when our son was born. Not only was the poem amazing, but the poem was completed incredibly fast! She wrote and delivered it so quickly without compromising on quality, which made the whole experience even more impressive. Thank you so much!
「このたび作っていただいた「名前の唄」が、本当に大好きです。息子の誕生をお祝いするためにお願いしましたが、これ以上ないほど素晴らしい作品でした。詩はとても美しく、心に深く響くものでした。言葉一つひとつに込められた想いと、美しい背景のデザインにも感動しました。この作品を見るたびに、息子が生まれた日の喜びと、あふれる愛情を思い出します。作品そのものが素晴らしかっただけでなく、驚くほど短い時間で仕上げてくださいました。こんなにも迅速でありながら、作品の質がまったく損なわれていなかったことにも感動しています。本当にありがとうございました。」
"Every time we see it, we are reminded of the joy and love we felt
when our son was born."
「この詩を見るたびに、息子が生まれた時の喜びと愛情を思い出します。」 この一文を読んだとき、とても嬉しくなりました。私は「名前の唄」を、単に名前を使った詩として書いているわけではありません。その人の人生の中で、大切な瞬間に寄り添い、何年経ってもその時の想いへ帰れる場所になれたら。そんな願いを込めて、一編ずつ紡いでいます。
"We were blown away by her thoughtful words and the stunning
background."
そして、もう一つ嬉しかったのが、
"She wrote and delivered it so quickly without compromising on
quality."
というお言葉でした。
私にとって「名前の唄」は、制作時間の長さは、常に一定ではありませんが、紡ぎ出す言葉に純粋な光を込め、その言葉が見せる景色が、長い人生に寄り添うものであるように作らせていただいています。
今回いただいたレビューを読みながら、改めて思いました。名前は、人生で最初にもらう贈り物です。だからこそ、その名前に宿る願いや光を、言葉として残しておくことにも意味があるのだと思います。
いつか悲しい日が来ても。
迷う日が来ても。
そして何十年後かにこの一枚を開いたときにも。
「あの日の幸せは確かにここにあった。」
そう思い出せる、小さなお守りのような存在になることを祈りながら、私は今日も、名前から聞こえる声を「唄」に込めています。
それが私の作品に対する願いです。
この風景が訪れた理由
「名前の唄」を書くとき、私は最初からモチーフを決めているわけではありません。
名前を見つめ、その響きに静かに耳を澄ませていると、一枚の風景や心に広がってきたり、キーワードが浮かんだりします。
今回、私の心が見たものは、黄金の光が広がる大地にスッと立ち現れた純白の光でした。
豊かに実った葡萄。頭を垂れる麦。純白に咲く百合。そして、そのすべてを静かに見守る一頭の獅子。
ご家族への祝福は、華やかな喜びだけではありませんでした。 これから歩む長い人生が、豊かに実り、清らかな光に導かれ、強く、そして優しく世界を守っていけるように。そんな静かな祈りが、この風景全体に流れていきました。 私は、その風景に導かれ詞を紡ぎ、この詩を編み上げました。
このように「名前の唄」は、名前を説明する作品ではありません。
その名前の向こうに広がる風景を、一枚の詩として受け取っていただく作品です。
あとがき
「名前」は、人生で最初に贈られる言葉です。 その名前とともに歩む日々には、喜びも、迷いも、出会いも、別れもあります。だから私は、その名前に寄り添う一編を、一つひとつ心を込めて紡いでいます。
今回の「名前の唄」が、このご家族にとって、生まれた日の喜びを思い出す小さなお守りであり続けますように。
そして、これからも、それぞれの人生に寄り添う一編を届けていけたらと思います。
名前には、それぞれの人生があります。
その人生に寄り添う一編が、
今日もまた、新しい持ち主のもとへ旅立ちます。
── 名前の唄が旅立った日