本当は、もっと仲良くなりたい。
一緒にいる時間は楽しいし、相手のことも大切に思っている。
それなのに、距離が近くなった途端、なぜか自分から連絡を減らしたり、そっけない態度を取ったりしてしまうことはありませんか?
「本当の私を知ったら離れていくかもしれない。」
「自分のダメなところを見られたら、嫌われてしまうかもしれない。」
そんな不安が大きくなると、相手に離れられる前に、自分から距離を作ろうとしてしまいます。
私自身にも、このようなところがありました。
「こんな自分でも、好きでいてくれるんだ。」と思うほど、うれしいはずなのに、その関係がいつか壊れてしまうことを考えて怖くなる。
そして、傷つけられたわけでもないのに、自分から関係を遠ざけてしまったことがあります。
これは相手のことが大切になったからこそ、この先も関係を続けていくことが怖くなってしまうのかもしれません。
今回は、なぜこのような気持ちになり、自分から距離を置いてしまうのか。
その二つの理由と、友達関係を自分から壊さないための小さなヒントをお伝えします。
大切だからこそ怖くなる
心理学では、このような心の動きを「親密さへの恐れ」と表すことがあります。
ただ私は、必ずしも人との関わりを避けたい人なのではなく、人と深く関わりたい気持ちがあるからこそ、怖くなってしまうのではないかと思っています。
それまでの人間関係の中で、突然仲間外れにされた経験があったり、大切な人に裏切られたり、自分の気持ちを否定されたりしたことがあると、
「人は、いつか離れていくもの。」
「深く関われば、また傷つくかもしれない。」
このような思いが、心のどこかに残ることがあります。
すると、仲良くなればなるほど、失う怖さも大きくなってしまうのです。
相手の何気ない言葉を「嫌われたのかもしれない。」と受け取ったり、少し連絡が遅れただけで、「やっぱり私は大切にされない。」と思ったりすることもあるでしょう。
その自分の想い癖から、関係を終わりにしてしまおうかと、相談にやってくる方も少なくありません。
でも、鑑定をしてみると、本当は離れたいのではありません。
離れられるのが怖いから、自分から先に離れようとしていることが、ご相談者さまの心に映し出されていることもあるのです。
傷つかないよう心を守ってしまう
相手に関係を終わらせられると、自分ではどうすることもできません。でも、自分から距離を置けば、少なくとも「自分で決めたこと」にできます。
これは、自分の心を守るために身につけた方法でもあります。
連絡したいのに我慢する。誘いたいのに、迷惑かもしれないと思って諦める。
相手から声をかけてもらっても嬉しさをじょうずに表せず、「どちらでもいいよ。」と答えてしまう。
そうやって傷つかないように自分を守っているうちに、本当は大切にしたかった関係まで、自分の手で遠ざけてしまうことがあります。
踏み込みすぎて相手の気持ちを確かめようとすることも、反対に、急に引いて何も伝えなくなることも、心の奥にあるのは、どちらも「不安」なのかもしれません。
「私は、この人にとって大切な存在なのか。」
その答えが見えないからこそ、近づきすぎたり、離れすぎたりしてしまうのです。
怖くなったときの対処法
人との距離が近くなって怖くなったとき、その不安だけを理由に関係を終わらせようとすると、後悔が先に立つかもしれません。
「今、私は嫌われたのではなく、嫌われることを怖がっているのかもしれない。」
このように、自分の中で起きていることを一度整理するだけでも、見えるものが変わってくるのです。
そして、相手を信じることと同じくらい、自分の価値を信じることも大切です。
完璧な自分でなければ、愛されないわけではありません。弱いところや不器用なところがあるからこそ、関係を守りたいと思ってくれることがほとんどなのです。
人間関係は、すべてを見せて一気に近づく必要も、傷つくことを恐れて無理に距離を置く必要もありません。
「ここまでは話してみよう。」
「今日は少しだけ、自分から連絡してみよう。」
そのくらいの小さな一歩を重ねながら、ぜひ自分に合った距離を見つけようとしてみてください。
みおり鑑定のご案内
同じような人間関係を繰り返してしまうとき、そこにはあなたの性格だけではなく、これまで傷つかないために身につけてきた心の守り方が隠れていることがあります。
私の鑑定では、相手のお気持ちを見るだけではなく、ご自身の中に、なぜ同じ不安を抱きやすいのか、どのような距離感で関わると心が楽になるのかについても、一緒に紐解いています。
友達や家族、職場などの人間関係で悩んでいる方は、ぜひお気軽に相談くださいね。
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みおり