LPの構成、いきなり「選ばれる理由」から書いていませんか

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ビジネス・マーケティング
LP制作のご相談をいただくとき、私たちが最初にうかがうことがあります。
「そのサービスは、お客様にとって“比べる段階”にありますか。それとも“そもそも知らない”段階ですか」
同じ集客LPでも、この2つでは構成の順番がまったく変わります。ここを取り違えると、見た目のきれいなLPができても問い合わせは増えません。

■ タイプA:すでに比べられている商品
脱毛サロン、英会話、税理士。お客様は「やろう」と決めていて、あとはどこに頼むかを比べている状態です。
このときは、早い段階で判断材料を出します。
1. 何ができるか(結論)
2. 選ばれる理由・他社との違い
3. 料金
4. 実績・お客様の声
5. よくあるご質問
6. 申し込み
「選ばれる理由」を前に置いて正解です。読み手はすでに比較モードなので、違いが早く分かるほど良い。

■ タイプB:そもそも必要だと思われていない商品
一方で、こういう商品があります。
・猫のトリミング(「猫に必要なの?」)
・退職代行(「自分で言えばいいのでは?」)
・住宅診断、生前整理、法人向けの新しいSaaS
このタイプで「他社より安い」「実績多数」と書いても刺さりません。読み手はまだ「自分に関係のある話か」を判断していないからです。
順番はこう変わります。
1. その悩み、放っておくとどうなるか
2. だから、こういう選択肢がある(サービスの説明はここで初めて出す)
3. 具体的に何をするのか(工程・中身)
4. 不安の解消(できないこと、お断りするケースも書く)
5. 料金
6. 申し込み
大事なのは3と4です。

■ 「何をするのか」を省かない
知られていないサービスほど、中身が想像できません。「丁寧に対応します」ではなく、工程を分解して見せます。
猫のトリミングなら、爪切り→ブラッシング→シャンプー→乾かし方まで。どのくらい時間がかかるのか、怖がる子にはどう対応するのか。ここが具体的なほど、金額に納得してもらえます。
逆に工程が書かれていないLPは、読み手の中で「よく分からないもの」のまま終わります。価格が高いか安いかも判断できません。

■ 「できないこと」を書くと、問い合わせは増える
意外に思われますが、お断りするケースを明記したほうが問い合わせは増えます。
・持病のある場合はお受けできません
・高齢の場合は事前に獣医師の許可が必要です
こう書いてあると、読み手は「じゃあうちの子は大丈夫だ」と自分で判断できます。何も書かれていないと「うちは対象外かもしれない」と思って、聞く前に離脱してしまいます。
条件を出すことは、断ることではありません。安心して進んでもらうための材料です。

■ どちらのタイプか分からないときは
私たちは制作に入る前に、同業他社のLPを一通り見ます。
・どこも「選ばれる理由」から始めていれば、そのジャンルは比較の段階
・どこも「そもそも〜とは」から始めていれば、認知の段階
競合が何を前提に書いているかで、お客様が今どの段階にいるかが分かります。ここを見ずに構成を決めると、その業界では当たり前のことが抜けたLPになってしまいます。

■ まとめ
・LPの構成は「比較段階」か「認知段階」かで変わる
・認知段階なら、必要性 → 中身 → 不安解消 の順
・工程と「できないこと」は省かない
・迷ったら競合のLPを見て、お客様の段階を判断する
構成が決まっていれば、デザインは後からいくらでも調整できます。逆に、順番を間違えたまま作り込むと、どれだけきれいでも成果につながりません。

私たちはデザイナーと実装担当の夫婦2人で、構成の整理からデザイン・コーディングまでLPを制作しています。構成の段階からご相談いただけますので、よろしければ出品サービスもご覧ください。
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