月商300万円を超えても商品画像で失敗した、見落としポイント5つ

月商300万円を超えても商品画像で失敗した、見落としポイント5つ

記事
コラム
楽天で月商300万円を超えるようになってからも、商品画像づくりで失敗することは普通にあります。
というより、今でもあります笑

「月商300万円」と聞くと、商品ページや画像づくりもある程度うまくできているように見えるかもしれません。

でも実際には、画像を作り込んだつもりなのに反応が弱い、広告をかけても購入まで進まない。
こういうことは、現役で楽天を運営していても起きます。

楽天の商品画像は、ただきれいに作ればいいわけではありません。

検索結果で興味を持ってもらい、商品ページの中で不安を消し、「これなら買っても大丈夫そう」と思ってもらう流れが必要です。

今日は、商品画像で見落としやすいポイントを5つに分けて書いてみます。
それぞれの問題に対して、AIをどう使えるかも少し具体的に入れていきます。

1. 1枚目画像で「誰向けの商品か」が伝わっていない

まず大きいのが、1枚目画像で誰向けの商品なのかが伝わっていないことです。

楽天では、検索結果に商品画像が並びます。お客様はその中から、ほんの一瞬でクリックする商品を選びます。

商品画像がきれいでも「自分に関係ありそう」と思われなければクリックされにくいです。

たとえば、同じ収納用品でも、一人暮らし向けなのか、子育て家庭向けなのか、オフィス向けなのかで見せ方は変わります。
同じスポーツ用品でも、初心者向けなのか、子どもの練習用なのか、本格的に使う人向けなのかで訴求は変わります。

でも、商品画像を作るときは、つい商品の見た目やスペックばかりを前に出してしまいます。
「便利」「大容量」「高品質」「おすすめ」
こういう言葉は使いやすいですが、誰に向けているのかが弱いと残りにくいです。

ここでAIを使うなら、まず「この商品を買う人の候補」を出してもらうのが有効です。
たとえばAIに、
「この商品の購入者になりそうな人を5パターン出して。それぞれの悩みと購入理由も整理して」
と聞くと、自分では見落としていたターゲットが出てくることがあります。

その中から一番狙いたい人を決めると、1枚目画像で何を見せるべきかが考えやすくなります。

2. 商品の特徴ばかりで、使う場面が見えない

2つ目は、商品の特徴ばかり並べて、使う場面が見えていないことです。

商品ページを作る側は、どうしてもサイズ、素材、重さ、カラー、機能、セット内容などを伝えたくなります。

でも、お客様が購入前に知りたいのは、スペックだけではありません。
「これを買ったら、自分の生活でどう役立つのか」
ここが見えないと、購入のイメージが湧きにくいです。

私も商品画像を作るとき、つい特徴を全部入れたくなることがあります。
でも特徴を詰め込んだ画像は、情報量が多いわりに心に残らないことがあります。

お客様が見たいのは、商品の説明だけではなく、使っている場面です。

どこで使うのか。誰が使うのか。どんな悩みが解決するのか。

ここを画像で見せられると、商品ページの説得力は変わります。

AIを使うなら、
「この商品の使用シーンを10個出して。購入者の悩み、使う場面、画像で見せるべき構図もセットで整理して」
と聞いてみると良いです。

そのまま全部使う必要はありませんが、画像構成を考えるたたき台としてはかなり使えます。

3. 不安を消す画像が後回しになっている

3つ目は、不安を消す画像が後回しになっていることです。

商品画像を作るときは、どうしても「魅力を伝える画像」を優先しがちです。

でも、お客様は魅力だけで買っているわけではありません。
サイズは合うか。素材は安っぽくないか。自分の用途に合っているか。返品や交換はできるのか。

こういう不安が残っていると、購入前に止まります。

楽天では競合商品がすぐ隣にあります。少しでも不安が残ると、より分かりやすい商品ページへ移動されてしまいます。

だからこそ、商品画像の中に「不安を消す役割」を持たせる必要があります。

たとえば、サイズ比較画像、使用例、素材アップ、セット内容、注意点、保証や初期不良対応の案内などです。
これらは派手ではありませんが、購入率に関わる大事な画像です。

AIを使うなら、
「この商品を買う前にお客様が不安に思うことを10個出して。それぞれを画像で解消するなら、何枚目にどんな内容を入れるべきか提案して」
と聞くと、画像の抜け漏れをチェックしやすくなります。

AIに不安リストを出してもらい、自分のページにその答えがあるかを確認するだけでも、改善のヒントになります。

4. 競合を見ているのに、差別化が浅い

4つ目は、競合を見ているのに差別化が浅いことです。

楽天で商品ページを作るなら、競合を見ることは大事です。
私も競合ページは必ず見ます。
ただ、競合を見るときに「どんな画像を使っているか」だけを見ると、似たようなページになりやすいです。

売れていそうな競合の画像を参考にする。
似たようなキャッチコピーにする。
同じような順番で画像を並べる。
これだけだと、お客様から見ると違いが分かりにくくなります。

差別化で大事なのは、画像の雰囲気を変えることだけではありません。
競合が伝えていない不安を消す。
競合より分かりやすく使用シーンを見せる。
競合が弱いレビューの不満に先回りする。
競合より「誰向けか」を明確にする。
こういう差別化が必要です。

AIを使うなら、競合ページやレビュー内容を整理したうえで、
「競合ページで不足している訴求は何か」
「自社ページで差別化できる画像構成を5案出して」
と相談できます。

自分だけで競合を見ると視点が偏ることがあるので、AIに別視点を出してもらうのは相性がいいです。

5. デザイナーに伝える前の設計が足りない

5つ目は、デザイナーに依頼する前の設計が足りないことです。

デザイナーさんに画像制作をお願いするとき、ただ「売れる感じでお願いします」と伝えても、良い画像にはなりにくいです。

デザイナーさんはデザインのプロですが、販売戦略や楽天内での競合状況まで全部分かっているわけではありません。

誰に売るのか。何を一番伝えるのか。競合と何が違うのか。何枚目に何を見せるのか。
このあたりを販売者側が整理しておかないと、見た目はきれいだけど売上につながりにくい画像になることがあります。

私自身も、商品画像を作るときは、デザインそのものより前の「構成」が大事だと感じています。

画像制作の前に、ページ全体の流れを決める。

1枚目でクリックを取る。2枚目、3枚目で使う場面を見せる。中盤でサイズや素材を伝え、後半で不安を消す。

こういう流れがあると、デザイナーさんにも意図が伝わりやすくなります。

AIを使うなら、
「この商品の画像10枚構成を作って。各画像の目的、入れる文言、デザイナーへの指示を表形式で整理して」
と依頼すると、具体的なたたき台が作れます。

そのまま完成ではありませんが、ゼロから考えるより、抜け漏れを確認しながら修正できます。

AIは抜け漏れを減らす道具として使う

最近AIを使っていて思うのは、AIは「正解を出す道具」というより、
「抜け漏れを減らす道具」として使うのが良いということです。

商品画像づくりでは、ターゲット、競合、レビュー、訴求、画像順、デザイナー指示など、考えることが多いです。

そこでAIに「購入前の不安を洗い出して」「画像構成の抜け漏れを指摘して」「競合と比べた差別化案を出して」と相談する。

ただし、AIの答えをそのまま使うのは危ないです。
最終的には、実際の楽天ページ、レビュー、競合、利益率、在庫状況を見ながら判断する必要があります。

まとめ

月商300万円を超えても、商品画像づくりで失敗することはあります。

今回の見落としポイントは、この5つです。
1つ目は、1枚目画像で誰向けの商品かが伝わっていないこと。
2つ目は、商品の特徴ばかりで使う場面が見えないこと。
3つ目は、不安を消す画像が後回しになっていること。
4つ目は、競合を見ているのに差別化が浅いこと。
5つ目は、デザイナーに伝える前の設計が足りないこと。

商品画像は、きれいに作るだけでは足りません。
誰に向けて、何を、どの順番で伝えるか。
どこで不安を消すか。
競合と何が違うのか。
ここまで考えて初めて、売上につながる画像に近づいていくと思います。

AIも、この設計を考えるうえでかなり使えます。

ただし、AIに丸投げするのではなく、販売者の経験や数字と組み合わせることが大事です。
AIでたたき台を作り、現場の数字で判断する。
これが、これからの商品ページ改善では大事になっていく気がします。

楽天の商品ページ改善に悩んでいる方へ

楽天の商品画像やページ構成を見直したい方に向けて、私が実際の楽天運営で行っている考え方をもとに、画像構成とデザイナー向け指示書を作成するサービスを出しています。

「誰に売るか」
「何をどの順番で見せるか」
「デザイナーにどう伝えるか」
まで整理したい方は、こちらも参考にしてみてください。

▼ 楽天商品ページの画像構成・デザイナー指示書作ります

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す