WordPressでSEO対策をするときによく使われるプラグインの一つが「All in One SEO(AIOSEO)」です。
AIOSEOには非常に多くの設定項目がありますが、すべてを細かく設定しなければSEO対策ができないわけではありません。
特に企業サイトや店舗サイトなどであれば、まずは基本的な項目を正しく設定しておくことの方が重要です。
今回は、AIOSEOを導入したら最低限確認しておきたい設定について紹介します。
1. ホームページのSEOタイトル
最初に設定しておきたいのが、サイトトップページのSEOタイトルです。
SEOタイトルは、Googleなどの検索結果に表示されるページタイトルとして使用される可能性があります。
例えば塗装会社のホームページであれば、
「株式会社〇〇|広島市の外壁塗装・屋根塗装」
のように、
会社名
地域名
主なサービス
などを組み合わせると、何のサイトなのか分かりやすくなります。
単純に会社名だけを設定するよりも、検索するユーザーに事業内容が伝わるタイトルにすることが重要です。
ただし、キーワードを大量に詰め込めばよいわけではありません。
人が見たときに自然に読めるタイトルを意識しましょう。
2. メタディスクリプション
SEOタイトルと合わせて設定しておきたいのが、メタディスクリプションです。
メタディスクリプションとは、検索結果でタイトルの下などに表示されることがある説明文です。
例えば、
「広島市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行う株式会社〇〇です。住宅の塗り替えから屋根工事まで対応しています。無料相談・現地調査も承っております。」
といった形です。
検索順位を直接大きく上げるための設定というより、
「このサイトを見てみたい」
と思ってもらうための文章として考えるのがおすすめです。
そのため、
どんな会社なのか
何を提供しているのか
どの地域に対応しているのか
どんな強みがあるのか
などを簡潔にまとめます。
3. 各ページのSEOタイトル
トップページだけでなく、固定ページや投稿ページについてもSEOタイトルを確認しておきましょう。
例えば、
会社概要|株式会社〇〇
施工事例|株式会社〇〇
外壁塗装について|株式会社〇〇
お問い合わせ|株式会社〇〇
といった形です。
特にSEOで集客したいサービスページについては、
「サービス名+地域名」
など、ユーザーが実際に検索しそうな言葉を意識するとよいでしょう。
すべてのページを無理にSEO対策する必要はありませんが、重要なページについては個別にタイトルを設定しておくのがおすすめです。
4. 各ページのメタディスクリプション
重要なページについては、SEOタイトルだけでなくメタディスクリプションも設定しておきます。
例えば「外壁塗装」のページであれば、会社全体について説明するのではなく、そのページの内容について説明します。
トップページとまったく同じ説明文をすべてのページに設定するのではなく、それぞれのページに合わせた内容にするのが理想です。
特に、
サービスページ
商品ページ
店舗ページ
採用ページ
SEOで集客したい記事
などは個別に設定しておくとよいでしょう。
5. 検索結果に表示させるコンテンツ
AIOSEOでは、投稿や固定ページなどを検索エンジンに表示させるかどうかを設定できます。
通常は、
投稿
固定ページ
必要なカスタム投稿
などを検索対象にします。
一方で、サイトによっては検索結果に表示させる必要がないページもあります。
例えば、
内容の薄いアーカイブページ
使用していない投稿タイプ
サイト内検索結果
重複しやすいページ
などです。
何でも検索結果に表示させればよいというものではありません。
ユーザーに検索から見てもらう価値があるページかどうかを基準に設定しましょう。
6. XMLサイトマップ
AIOSEOを導入したら、XMLサイトマップも確認しておきたい項目です。
XMLサイトマップとは、サイト内にどのようなページが存在するのかを検索エンジンに伝えるためのファイルです。
AIOSEOではXMLサイトマップを自動生成できます。
基本的には機能を有効にしておけば問題ありません。
投稿や固定ページなど、検索結果に表示させたいページがサイトマップに含まれているか確認しておきましょう。
Google Search Consoleを利用している場合は、サイトマップを登録しておくこともおすすめです。
7. 検索結果のタイトル形式
AIOSEOでは、ページタイトルをどのような形式で出力するか設定できます。
例えば、
「ページタイトル|サイト名」
という形式です。
サイト全体で統一したルールを設定しておけば、すべてのページを一つずつ設定しなくても基本的なSEOタイトルを自動生成できます。
個別にSEOタイトルを設定しているページについては、そちらを優先させるという使い方ができます。
まず共通ルールを作り、重要なページだけ個別に調整する方法が効率的です。
8. SNSでシェアされたときの設定
SEOとは少し違いますが、FacebookなどのSNSでサイトがシェアされたときの表示設定も確認しておくと安心です。
タイトルや説明文、画像が適切に設定されていないと、SNSで共有されたときに意図しない画像が表示されることがあります。
特に会社サイトであれば、
会社のロゴ
メインビジュアル
OGP用に作成した画像
などを設定しておくと見栄えがよくなります。
すべての項目を埋める必要はない
AIOSEOを開くと非常に多くの項目が表示されるため、
「全部設定しないといけないのでは?」
と思ってしまうかもしれません。
しかし、最初からすべての機能を設定する必要はありません。
まず優先したいのは、
ホームページのSEOタイトル
ホームページのメタディスクリプション
重要なページのタイトル・説明文
検索結果に表示するコンテンツの確認
XMLサイトマップ
タイトルの基本形式
このあたりです。
ここを正しく設定したうえで、必要に応じてSNS設定や細かいSEO設定を追加していけば十分です。
AIOSEOを入れただけではSEO対策にはならない
注意したいのが、AIOSEOをインストールしただけで検索順位が上がるわけではないということです。
AIOSEOはあくまでも、WordPressのSEO設定を管理しやすくするためのツールです。
実際のSEOでは、
ユーザーが求めている情報を掲載する
サービス内容を分かりやすくする
ページごとに適切なタイトルを付ける
サイトをスマートフォンに対応させる
表示速度を改善する
定期的にコンテンツを更新する
といったサイトそのものの品質も重要になります。
「AIOSEOの点数を100点にすること」を目的にするのではなく、検索する人にとって分かりやすいサイトを作ることを優先しましょう。
まとめ
AIOSEOには数多くの機能がありますが、最初からすべてを使いこなす必要はありません。
まずはSEOタイトルやメタディスクリプション、XMLサイトマップなどの基本設定を確認することが大切です。
特に企業ホームページでは、会社名だけではなく「地域名」や「サービス内容」が検索結果から分かるように設定しておくことで、サイトの内容をユーザーに伝えやすくなります。
AIOSEOはSEOそのものを自動で行ってくれるプラグインではなく、SEOに必要な設定を管理するためのツールです。
基本設定を整えたうえで、サイトの内容やページ構成も継続的に改善していきましょう。