「私も社会の一員だったんだ」と静かに泣いた娘

「私も社会の一員だったんだ」と静かに泣いた娘

記事
コラム
~不登校・ひきこもりのお子さんが最高の笑顔を取り戻す!~
親子の未来応援ひろば「カナエール」 代表

青島明日香です。



昨日、NHKの番組
「#8月31日の夜に。」を見ました。

ご覧になられましたか?

今、まさに葛藤している子ども自身の気持ちや、
かつて不登校だった方のお話しを聞き、
思わず涙がこぼれるような話もありました。


そして、その番組の中で
私がとても印象に残った取り組みがありました。


それは二次元コードにアクセスして登録(?)すると、
テレビ画面の中にあるたくさんの“家”の一つに明かりが灯る、
というものです。

たくさんの家が並ぶ中で、
ポツ、ポツと灯っていく明かり。

登録した人にとって、その明かりは
自分がこの社会の中で存在している、という証なんじゃないか、
と思ったのです。

それを可視化している。

見ながら私は、

「これ、不登校やひきこもりの子の心を
すごく表しているな」

そう感じました。

———

「誰とも関わりたくない」
「一人になりたい」

そう言う子は多いです。

でもそれが、100%の本音かというと
そうではないこともある。

本当はどこかで、

“わかってくれる人がいるなら、つながりたい”
“話せなくてもいい、わかってほしい”

そんな気持ちが、
小さく残っていることがあります。

———

これは娘の話ですが、
外に出られず、
誰ともつながっていなかった頃。

ある日、1枚のハガキが届きました。

それは、以前一緒に行ったコンサートから、
次のコンサートの案内ハガキでした。

娘の名前で届いた、何気ないお知らせです。

でも娘は、そのハガキを見て
突然、泣き出したんです。

「私も、社会の一人なんだって思えた」
そう言って。

———

誰かに必要とされるとか、
役に立つとか、

そういうことじゃなくていい。

ただ、

「ここにいていい存在なんだ」
「ちゃんと社会の中にいるんだ」

そう感じられること。

それだけで、
救われることがあるんだと知りました。

———

ここ数日のタイミングで学校が始まる、
そんな時期。

「行けるのか、行けないのか」

私たち親はどうしても、そこに目が向きますよね。

でも、もし今、
お子さんが不安の中にいるとしたら。

一番大事なのは、

“行けるかどうか”よりも先に

「あなたはここにいていい」
という感覚かもしれません。

———

そしてそれは、

お子さんだけではなく
お母さんも同じです。

うまく関われない
どうしていいかわからない

そんなとき、無力感から

「私って意味あるのかな」
と思ってしまうこと、ありませんか?

でも、お母さんもまた

ちゃんとここにいていい存在で、
社会の一人です。

それは、何かができているかどうかとは
関係ありません。

———

今日という日だからこそ、
少し立ち止まって、
“存在そのもの”に目を向けてみてください。

お子さんのことも、
そしてご自身のことも。

———

もし今、ひとりで抱えていると感じているなら
その気持ち、外に出しても大丈夫です。

気持ちを吐き出したくなったら、
お電話くださいね。

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