食べ物に執着する本当の原因は?

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プロフィールにも書いてあるのですが、
私は過去に、甘いものを暴飲暴食する癖がありました。

8年間、甘いお菓子などのジャンクフードを大量に食べ続けた結果、
26歳の若さで糖尿病になり、両足の親指を切断する一歩手前まで行きました。

ちょうどその時に、優秀なお医者さんと出会い、
病気を治すご指導をしていただいたおかげで、

1年間かなりきつい食事制限をした結果、
足を切断せずに済み、現在は糖尿病の症状は全く無くなりました。

現在34歳なので8年前の話になりますが、
その当時の私は、食べ物に異様に執着し、依存していました。

その時に書いた日記をたまたま発見して読んでいたのですが、
依存症に苦しんでいる方のお役に立てればと思い、
その内容をこちらに載せようと思います。 

↓↓  2016年の1月に書いた個人的なブログです ↓↓


今日は、何となく梅田の阪急百貨店の催示場に行きたくなって、
行ってみました。


何をやっているのか、そもそもイベント自体やっているのかどうかすら
分からなかったんですが、何となく直感に従って行ってみました。


やってたのが、「バレンタインチョコフェア」。


甘いものの匂いがプンプンしていて、
チョコ目当ての女性客で溢れかえっていました。


私は今、甘い物を控えているので、
行かないほうが良いのは分かっていたんですが、
誘惑に負けて行ってしまいました。


色んなお店を回っているうちに、
試食をさせてくれる所もたくさんあって、
いくつか甘いチョコを試食をさせてもらいました。


で、食べた後、案の定めっちゃ後悔。
すごく罪悪感に苛まれました。


本当は食べないほうが良いものを食べてしまった自分を責める気持ちが湧いてきて、
気分が落ち込んだので、静かなカフェに入って、
瞑想して自分の感情と向き合ってみました。



今日は、そこでの気づきをブログでシェアしたいと思います。



私は、過去のブログにも書いたことがありましたが、
自分のストレスや、感情のはけ口を、
ずっと食べ物で紛らす習慣をずっと持ってきました。



それが始まったのは、大学受験の勉強をしている、高3(18歳)の時です。



甘いお菓子にはまりました。



本当はやりたくもない受験勉強を毎日していて、
楽しみも喜びもない私にとって、
唯一の楽しみは、昼ごはんのお弁当と、
オヤツの時間だけでした。



そのオヤツに、毎日甘いお菓子を食べるようになったんですね。



もともと両親が、趣味がなく、楽しみや喜びを持っていない事も影響していて、
私自身、特に趣味もなく、食べること以外の楽しみや喜びってなかったんですね。



高3でついたクセは大学でも抜けずに、
毎日甘いお菓子を大量に食べるようになり、
社会人になると、エスカレートして、お菓子の暴飲暴食をするようになりました。



会社などでストレスを感じると、
コンビニやスーパーなどで、大量にお菓子を買って、
お腹がいっぱいなのに、
無理やり食べ続けることを何度もしました。



高3から一昨年まで8年間ずっと甘いお菓子を異常なくらい食べ続けたせいで、
とうとう糖尿病になり、両方の親指が腫れて切断寸前まで行きました。



でも、優秀な健康の先生に出会ったおかげで、
先生の施術と食事指導で切断は免れ、
今も食事制限を続けています。



過去に糖尿病になった時は、
本当に苦痛で、毎日恐怖を感じて過ごしました。



いつ治るのかもわからないですし、
仕事も休まざるをえなくなて、お金に困り、
ここまで自分の体をボロボロになるまで自分の体を痛めつけた自分のバカさ、
愚かさも何度も責めましたし、
恐怖心から明日がこなければ良いのに、と何度も思いました。



なので、甘いものを食べた後は、
その恐怖が蘇って、またああなるんじゃないかと後悔します。


じゃあ食べなければ良いじゃないか、
我慢すれば良いじゃないか。


そう言われると思いますし、
自分でもそう思います。



だけど私は普段、喜びや楽しみのはけ口が、
食べ物しかない自分にとって、

食べ物を目の前にすると、
自制心が効かなくなるんですね。



言い訳だと言われれば、
その通りです。



自制心が足りていませんし、ただ自分に甘いだけです。



それでまた糖尿病が復活して痛い目を見ても、
何の文句も言えません。



自業自得です。



ただ、衝動的になってしまうのは、
私の中に普段から強く抑圧しているメンタルブロックがあるからであり、


それとキチンと向き合い、
衝動となるメンタルブロックを癒していけば、


衝動もおさまり、自制心が効くようになると、
師匠の中井さんにご指導いただき、


今回、真剣に自分の内面と向き合ってみました。





すると、こんな声が聞こえてきました。




「私は本当は、食べ物が食べたいんじゃない!

本当は愛して欲しいんだよ!!!!!

ずっとずっと愛して欲しかったんだよ。

私は愛してくれたら、暴飲暴食もしなくなるし、
体に合わないものや、食べないほうが良いものは、
自然と食べなくなるんだよ!!」



こう強く言うのです。



「どういう部分を愛して欲しいの?」



と自分に聞くと、



「甘いものを食べてしまう自分も嫌だったし、
何度も食べない方が良いと分かっていながら、
同じことを繰り返す意志が弱く、
自制心がない自分も嫌いでずっと責めていた。


暴飲暴食をして、気持ち悪いくらい食べる自分も嫌だったし、
食べ物に執着する自分も嫌いだった。


それから、貧乏な自分が嫌だった。
お金がなくて欲しいものを買えない自分。

お金がないから同じ服を着てる自分。

欲しいものを我慢する自分。
お金がなくて、欲しいものを買えなくて、
惨めで本当に嫌だった。


お金がないことが、本当に嫌で惨めで、
その怒りやネガティブな感情を、
どこにぶつけて良いのか分からずに、
ずっと自分を責め続けてきた。


それから、お金がない親を恨む自分も嫌だった。」



次から次へと、今まで我慢していた潜在意識の中の自分の心の声が聞こえてきました。



「一番嫌だったのが、両親にお金をもらうことだった。
お金がなくて、困っている両親に、お金を欲しいと言うのが嫌で嫌でたまらなかった。

一生懸命働いているのに、いつもお金に困り、
欲しいものを我慢している両親が本当に可哀想で可哀想でたまらなかった。

両親に苦労してほしくなかった。

私は両親を幸せにしたいのに、私がいるせいでお金がかかり、
お金に困ってしまっている。

私がいなければ、生まれなければ両親をお金で苦しめなかったのに、
私は生きていくためにはお金を使わなければならない。

自分が生きているせいで両親にお金の苦労をかけ、
苦痛を与えていることが、本当に辛くて辛くてたまらなかった。」


両親の話が出た途端、たくさん涙が溢れてきました。


私は自分が生まれてきたせいで、
両親にお金で苦労を掛けたことに強い罪悪感を抱いていて、
自分は生まれてこなかった方が良かったんじゃないかとどこかで思っていました。


だから、自分が生まれてきたことや、生きていること自体にも、
罪悪感を持っていることに気づきました。


自分は生まれてきたこと自体が悪だったんじゃないか。


自分は存在しないほうが良かったんじゃないか。


自分が生きていること自体、
誰かに許してもらわないと生きちゃいけない存在だとどこかで思っていました。


私は本当は、この、お金の罪悪感を癒したくて、
食べ物に走っていたんですよね。



お金の事で両親に苦労をかけたかもしれないけど、
それでも私は生まれてきて良かったんだと、

本当はそう思いたくて、
だけどずっと思えなくて、
その心の悲しみを食べ物で紛らしていました。



私は、本当は食べ物じゃなくて、
愛が欲しかったんですよね。



それを自覚して、私は自分を愛するアファメーションをたくさん唱えてみました。



今すぐに傷ついた心の全部を愛し切るのは難しいかもしれない。




だけど、自分を癒せるのは他人ではなく、自分自身しかいません。




どれだけ時間がかかろうと、
どんなネガティブな自分も全部を愛していくと決断した今、

過去に自分で自分を癒せなかった自分を少しでも多く癒したい一心で、
全力で自分を愛するアファメーションを唱えてみました。




「自分はどれだけ両親にお金で苦労をかけたとしても、
苦痛を与えていたとしても、
それでも私は自分が生まれてきて良かった事を信じている。




私は生まれてきて良かったんだ。




両親が、他人がどれだけ自分を責めようと、
私は自分が生まれてきて良かった事を信じているよ。」




そう自分に話しかけてみました。



すると、穏やかな涙と共に、
自分の心がとても喜んでいるのを感じました。




そして心が落ち着き、喜びと安堵感に包まれました。




私は今まで本当は、
食べ物に異様に執着している自分がすごくすごく恥ずかしかったですし、
気持ち悪いくらい食べる自分が本当に嫌でした。



他人にどう思われているのか、
すごくすごく気にしていました。



執着する事をやめたい、やめたいと思っているのに、
だけど食べたい。


だけど食べてしまう。


そして分かっているのに同じことを繰り返してしまう。



今回で止めよう!と思って自分と約束するのに、
また食べてしまって、自分との約束もまともに守れない。

自分との約束を破るたびに自分の自信と信頼を失っていく。



自制心が効かず、意志が弱い。



そういう自分が全部、全部、大嫌いで、
失敗する度に、自分を責めていました。




だけど、本当に私に必要なのは、
そういう自分を責めるんじゃなくて、
そういう未熟で出来ない自分を許してあげること。




そして過去のお金の罪悪感を癒すことです。



それを続けていけば、心が叫んでいたように、
食べ物への執着が減り、
自然と食べなくなっていくようになると信じています。




まだまだ私は未熟者で、
同じことを繰り返し、失敗ばかりしている
おバカさんですが、


だけど本気で人生を良くしたい。




本気で人生を変えたいです。




そして世界一の心理のプロである、
中井さんのご指導をいただいているおかげで、
変えられることを信じています。




これからどんどん自分を癒し、
自分の夢に一歩ずつ近づいていきます。


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以上です。
このブログを読んだどなたかにとって、
人生を良くするきっかけになりますように!


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