3,000円の仕事から始まった、大熊座の話

3,000円の仕事から始まった、大熊座の話

記事
コラム
ココナラで初めていただいた仕事は、3,000円のデザイン制作でした。
金額だけを見れば、小さな仕事だったのかもしれません。

でも、自分にとっては今でもよく覚えている、大きな一件です。
それまでにもデザインの仕事はしてきました。

財団法人ではクリエイティブディレクターとして働き、出版社ではDTPオペレーターを経験しました。チラシやポスター、パンフレット、冊子、名刺など、さまざまな制作にも携わってきました。

だから「デザインができるか」と聞かれれば、できます。
でも、「自分の名前で仕事を受けて、本当にお金を払ってもらえるのか」
というのは、また別の話でした。

会社や組織の中で仕事をするのと、自分自身を選んでもらうのでは、思っていた以上に感覚が違いました。
そんな中でいただいたのが、ココナラでの最初のご依頼でした。

3,000円。

今振り返れば、本当に小さなスタートです。
それでも、知らない誰かが自分のサービスを見つけて、「この人にお願いしてみよう」と選んでくれた。
制作して、やり取りをして、納品して、代金をいただく。

ただそれだけのことなのですが、僕にとっては「自分でもやっていけるのかもしれない」と思えた最初のきっかけでした。
そこから少しずつご依頼をいただけるようになり、ココナラを始めて1か月でプラチナランクになりました。

そして5か月目には、ひとつの目標にしていたPRO認定をいただきました。

正直、自分でも驚きました。
ありがたいことに、その後もご依頼を重ね、これまでに212件の制作を担当してきました。評価もほぼすべて★5をいただいており、一件一件の積み重ねが今の自信につながっています。

もちろん、プラチナやPROになったから、ある日突然デザインが上手くなったわけではありません。

212件という数字が、自動的に自信をくれたわけでもありません。
ただ、自分がこれまでやってきたことを、第三者から繰り返し評価してもらえた。
それは、自分が思っていた以上に大きなことでした。
デザインの仕事を長くやっていても、自信というのは案外簡単には身につきません。

「これでいいのかな」
「もっと上手い人はいくらでもいるしな」
「自分に頼む理由ってあるんだろうか」

今でもそんなことを考えることはあります。
でも、ココナラで一つひとつ仕事をして、依頼してくださった方から「お願いしてよかった」と言っていただける経験が積み重なるうちに、少しずつ自分の仕事を認められるようになった気がします。

とはいえ、自分の中では、やっていることは最初の頃からあまり変わっていません。

目指しているのは、
「頼んでよかった」と思ってもらえるデザイン屋さん。
それだけです。

デザインを依頼する方の全員が、印刷やデザインに詳しいわけではありません。

「チラシを作りたいけれど、何を用意したらいいのかわからない」
「印刷会社に出すデータって何?」
「そもそも、この内容でちゃんと伝わる?」
そんなところからご相談いただくこともよくあります。

僕は、そういうご依頼も歓迎しています。
分からないことは説明する。
必要なものが足りなければ確認する。
内容が少し分かりにくければ、こうした方が伝わるのでは、と提案する。

デザイナーに仕事を頼むこと自体を、難しいものにしたくないと思っています。
ものすごく有名なデザイン事務所でもなければ、大人数の制作会社でもありません。

「ちょっと困ったな」
「これ、誰に頼めばいいんだろう」

そんなときに思い出してもらえる、そばにいるデザイン屋さんくらいが、自分にはちょうどいいのかもしれません。

ココナラで最初のご依頼をいただいたとき、まさかその1か月後にプラチナになり、5か月後にPRO認定をいただき、その先で200件を超える仕事をすることになるとは思っていませんでした。

まして、その後もこうして自分の名前でデザインの仕事を続けているとは、あの頃の自分はまだ想像できていなかったと思います。

だから今でも、最初の3,000円の仕事は自分にとって特別です。

あの一件がなければ、自分の仕事に今ほど自信を持てていなかったかもしれません。
そして、最初に自分を選んでくださった方がいたように、今度は自分が誰かの「ちょっと困った」を解決できればと思っています。

初心を忘れずに。
これからも、「頼んでよかった」と思っていただける仕事を一つずつ。
大熊座|Design worksは、そんなデザイン屋さんであり続けたいと思います。

#ココナラアワード
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す