商品の写真を並べて、文字と音楽を付ければ、紹介動画は作れそう。
でも、いざ準備を始めると「どの写真を使おう」「何を説明しよう」と迷ってしまうことはありませんか。
大切にしている商品ほど、伝えたいことはたくさんあります。
素材へのこだわり、使いやすさ、デザイン、制作の背景。全部を入れようとすると、短い動画の中で何を見てほしいのかが、かえって曖昧になることもあります。
編集を始める前に、伝える内容と使う素材を整理してみましょう。
自分で作るときにも、制作を依頼するときにも使える準備をご紹介します。
1.「誰が、いつ使う商品か」を一場面に絞る
まず、今回の動画で見てほしい相手と、その人が商品を使う場面を考えます。
「幅広い年代におすすめ」「毎日使える」という説明から、もう一歩だけ具体的にしてみてください。
たとえば、架空の例として、内ポケット付きの布製バッグを紹介するとします。
「便利なバッグ」とまとめる代わりに、「通勤中、バッグの中の鍵を探すのに手間取る人が使う場面」を思い浮かべます。
その場面に向けた動画なら、柄の種類をすべて見せるより、内ポケットに鍵を入れ、取り出す様子を見せる案が考えられます。
準備用のメモには、次の2行を書いてみましょう。
・見てほしい相手は、どんな場面で困っているか
・その場面で、商品のどの特徴が役立つか
実際の商品に備わっている特徴から考えるのがポイントです。
見せたい場面に合わせて、提供していない機能や効果を付け加える必要はありません。
別の使い方や魅力を思いついたら、次の動画の候補として残しておきます。
まずは一場面に絞ると、必要な写真や映像を選びやすくなります。
2.写真や動画を「何が伝わるか」で選び直す
次に、手元の写真や動画を見ながら、今回の場面に使えるものを選びます。
撮影した順番ではなく、その素材で何を伝えられるかを基準に並べてみてください。
先ほどのバッグの架空の例なら、次のように整理できます。
・バッグ全体の写真:形やデザインを見せる
・内ポケットの写真:収納する場所を見せる
・鍵を取り出す動画:使う動作を見せる
一つの素材に、いくつもの説明を任せなくても大丈夫です。
「この写真は形を伝えるため」と役割を決めておくと、似た写真を何枚も入れるかどうかも判断できます。
確認するときは、商品が暗くつぶれていないか、見せたい部分が小さすぎないかも見てみましょう。
実際の色や形がわかりにくい素材は、別の写真に替える候補にします。
また、使用できる素材かどうかも、この段階で確認します。
広告に使う許可がある写真・動画・ロゴを選び、人物が写っている場合は、その使用についても確認しておきます。
素材が不足していたら、「商品の内側がわかる写真がない」などとメモしてください。
何が足りないかがわかれば、追加で用意するか、構成を変えるかを検討できます。
3.伝える言葉と、最後の案内を用意する
素材を選んだら、そこに添えたい言葉を書きます。
最初から完成した台本にする必要はありません。
次の3つを、一文ずつ用意してみてください。
①どんな場面に役立つ商品か
②今回、一番伝えたい特徴は何か
③詳しく知りたい人に、次に何を確認してほしいか
バッグの例なら、「通勤時の小物整理に」「内ポケットに鍵を収納」「サイズや仕様は商品ページで確認」といった下書きが考えられます。
実際に使う際は、商品の仕様や掲載先に合わせて整えます。
短くしようとして、必要な条件まで省かないようにしましょう。
サイズ、対応する使い方、セット内容などは、確認できる情報を使います。
「必ず便利になる」といった約束に置き換える必要もありません。
言葉が増えたら、「映像を見ればわかる説明」と「文字で補いたい説明」に分けます。
画面で十分伝わることを何度も書いていないか、見直してみてください。
最後の案内も一つに絞ります。
商品を知ってもらうための動画なら、詳しい仕様を確認するなど、動画の内容から続く行動を考えましょう。
4.掲載先と希望を、一枚のメモにまとめる
最後に、整理した内容と制作上の希望を、一か所に集めます。
・紹介する商品と、見てほしい相手
・今回伝えたい魅力と、使いたい素材
・動画の掲載先、希望する長さや縦横の向き
・最後に添えたい案内
・希望納期や参考動画
未定の項目があれば、未定と書いておけば構いません。
参考動画を用意する場合は、「落ち着いた色合いが好き」「文字を読みやすくしたい」のように、参考にしたい部分を添えると希望を説明しやすくなります。
自分で作る場合も、このメモを編集前に見返せます。
完成後はスマートフォンでも確認し、文字の読みやすさや、商品を見せる位置を見直してみてください。
準備した素材を、短い広告動画にまとめたい方へ
伝えたい内容は整理できても、素材をつなぎ、文字や音楽を合わせて仕上げる部分には、別の作業が必要です。
その制作をお手伝いするために、私が提供しているのが「商品の魅力が伝わる広告動画を制作します」です。
お預かりした写真・動画・ロゴ・紹介文をもとに、目的や見てほしい相手に合わせて構成を整理します。
素材の編集、テロップの挿入、BGMの選定・音量調整、掲載先に合わせた画面構成を行い、30秒のCMをMP4形式で納品します。
ご購入前に、商品内容や掲載先、使用素材などを確認します。
素材は広告への使用許可があるものをご用意ください。
撮影・ナレーション・素材の用意を希望する場合は、対応可否を事前にご相談ください。
広告審査の通過や売上・集客の成果を保証するものではありません。
商品のどの魅力を、どんな動画にまとめたいか。
準備したメモをもとに制作を相談したい方は、詳しい内容をご確認ください。