「ココナラに出品してみたい」と思って、サービス紹介文の入力欄を開いたのに、何も書けない。
得意なことはあるはずなのに、いざ説明しようとすると言葉が出てこない。
そんなときは、文章をきれいに仕上げる前に、書くための材料を少しだけ整理してみませんか。
最初からプロフィールも画像も完成させようとせず、「誰の、何を、どこまで手伝うのか」を決めてみます。
今回は、初めてのサービス紹介文の下書きに取りかかるための手順をご紹介します。
1.「できること」を、具体的な作業で書き出す
「自分には、人に売れるような特別なスキルがない」と考えると、手が止まってしまうことがあります。
まずは出品できるかどうかの判断を脇に置いて、これまでに行ってきた作業を3つ書いてみてください。
たとえば、次のようなものです。
・長い文章を読んで、要点を短くまとめた
・説明に使う資料の見出しや順番を整えた
・初めて作業する人に、手順を一つずつ説明した
これは、サービスの材料を探すための架空の例です。
この段階で、立派な肩書きや魅力的なキャッチコピーを考える必要はありません。
「事務が得意」「人を支えたい」だけでは、何を頼めるのかが見えにくいですよね。
「資料の見出しを整える」のように、実際の作業が浮かぶ言葉にしておくと、紹介文に使う材料になります。
3つ書いたら、その中から、今の自分が無理なく対応できるものを1つ選びましょう。
経験があることでも、依頼として引き受けるには準備が必要な場合があります。
使える時間や、対応できる内容も一緒に確認しておきます。
2.届けたい相手を「困っている場面」で考える
次に、選んだ作業を必要としている人が、どんな場面で困っているかを一文で書きます。
たとえば「資料の見出しや順番を整える」なら、「初めて説明会を担当することになり、伝えたい内容をどの順番で話せばよいか迷っている人」と考えられます。
「すべての人のお役に立ちます」と広げるより、一つの場面に絞ると、説明に入れる内容を選びやすくなります。
メモするのは、次の3点です。
・相手は、何をしようとしているか
・その途中の、どこで止まっているか
・自分は、そのどの部分を手伝えるか
ここで気をつけたいのは、相手の最終的な成果まで約束しないこと。
「説明会が必ず成功する」と書くより、「伝えたい内容を整理し、見出しと話す順番の案を作る」と書けば、自分が提供する作業を具体的に伝えられます。
相手の悩みが思いつかない場合は、自分がその作業を始めたころ、どの部分で迷ったかを振り返ってみるのも一つの方法です。
ただし、それを実際の購入者の声として書く必要はありません。
3.「お渡しするもの」と「含まないこと」を決める
紹介文を書く前に、依頼が終わったとき、相手の手元に何が残るかも決めておきます。
先ほどの架空の例なら、「いただいた資料をもとに、見出しと説明順の案をテキストでお渡しする」と整理できます。
資料のデザインや当日の司会まで引き受けるのかは、別に考える必要があります。
次の形で、まず3行だけ書いてみてください。
「〇〇で困っている方に向けたサービスです」
「△△を確認し、□□の案を作成します」
「今回は◇◇までを扱い、☆☆は含みません」
この3行ができたら、それぞれに必要な説明を足していきます。
準備してほしい資料、やり取りの方法、対応範囲など、自分で決めた条件を一つずつ補います。
全部を決められないときは、未定の項目を別のメモに残して構いません。
下書きの段階では、決まっていないことを見つけるのも前進です。
公開する前には、その項目を確認して説明を整えましょう。
4.AIに頼む前に、事実と希望を分けておく
AIで下書きを作る場合も、ここまでのメモが材料になります。
「魅力的な紹介文にして」と頼む前に、相手の困りごと、自分が行う作業、お渡しするもの、含まないことを並べておきます。
その際、「すでに対応できること」と「今後できるようになりたいこと」を分けてください。
希望をそのまま渡すと、実際には提供できない内容が下書きに混ざるおそれがあります。
下書きができたら、「本当にこの内容を引き受けられるか」「相手は何を受け取れるかわかるか」「自分が伝えていない実績や条件が加わっていないか」の3点を確認します。
文章の印象を整えるのは、その後でも大丈夫です。
まずは、購入前の相手が依頼内容を判断できる説明を目指してみましょう。
一人で整理しにくいときは、一緒に下書きを進める方法も
「材料は書けたけれど、どれをサービスにすればよいか迷う」
「紹介文にまとめるところで止まってしまう」。
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