一度離れた彼と、もう一度会えた。
会うことができた日は、きっと嬉しかったと思います。
「また会えた」
その事実だけで、胸の奥に張りつめていたものが、少しほどける。
もう一度話せた。
笑えた。
以前のような空気に戻れた。
その時間が嬉しいほど「今度こそ、このまま続いてほしい」という気持ちも大きくなっていきます。
だからこそ、そのあと彼の連絡が少し減っただけで、不安になる。
昨日まではあんなに自然だったのに。
会えたときは、あんなに楽しそうだったのに。
「やっぱり、また離れていくの?」
そんなふうに、心がざわついてしまう。
ですが『恐れ回避型』の彼との関係では、ここからが本当の意味での「関係を見ていく時間」になることがあります。
近づいた。
離れた。
また戻ってきた。
そして、また少し離れる。
こうした波を何度か経験すると「彼が離れないようにするには、どうすればいい?」と考えたくなります。
けれど、そこだけを見ていると、いつの間にか「彼がどうするか」に自分の人生のハンドルまで預けてしまう。
この記事で考えたいのは、そこではありません。
彼の中で何が起きているのかを想像しながら「だから待てばいい」「だから追わないほうがいい」と結論づけるのでもありません。
近づいては離れる関係の中で、
彼の変化を見る。
ふたりの関係の変化を見る。
そして、自分はどんな関係を望んでいるのかを見る。
そのうえで、これから、この関係をどうしていくのかを自分で選ぶ。
そのための記事です。
💡この記事で得られること
🌈彼が離れるたびに不安に振り回される自分から、少しずつ抜け出せる
🌈彼が戻ったときも「今度こそ変わるかも」と期待して、また傷つくことをくり返さなくてよくなる
🌈「また同じことが起きた」と苦しくなったときも、ふたりの間にある変化に気づけるようになる
🌈彼に合わせるために、自分の気持ちを我慢し続けなくてよくなる
🌈彼がどうするかを待つ関係から「わたしはどんな関係がほしい?」と自分から選べる関係へ変わっていく
🌈「続けるか、別れるか」だけで悩まず、関係をどう育てていきたいかを選べるようになる
わたし自身『回避型』の気質と向き合ってきました。
そして『恐れ回避型』や『回避型』の傾向を持つ彼との関係に悩む方に寄り添い、ご相談をお聴きしてきました。
だから、近づいては離れる彼の苦しさも、そのたびに揺れるあなたの苦しさも、両方の側から見つめることができます。
近づきたいのに、なぜ離れてしまうのか?
『恐れ回避型』の彼の心の中で起きていることから、ゆっくり紐解いていきます。
第1章:恐れ回避型との関係には、なぜ「近づいては離れる波」が起こるの?
「彼は、わたしと近づきたいの?」
それとも「もう離れたいの?」
何度も距離が変わる彼を見ていると、そう聞きたくなると思います。
ですが、恐れ回避型の中で起きていることを考えると「近づきたい」か「離れたい」かの二択では説明しきれないことがあります。
もっと複雑です。
1️⃣「会いたい」と思ったあとに、なぜ苦しくなるの?
たとえば、彼があなたに会いたいと思ったとします。
会う前は、
「久しぶりに会いたい」
「話したい」
「もう一度つながりたい」
そんな気持ちが大きくなっていたかもしれません。
そして、実際に会えた。
楽しかった。
安心した。
「やっぱり、この人といると落ち着く」
そう思った。
ここまでは、何もおかしくありません。
ですが、別れたあと、一人になった瞬間に、別の感情が顔を出すことがあります。
「…この先、どうなるんだろう?」
「また期待させてしまったかな」
「ちゃんと応えられるのかな」
「もっと近づいたら、今度こそ傷つけるかもしれない」
「もし相手に嫌われたら?」
「もし、また自分から離れたくなったら?」
さっきまで「会えてよかった」と思っていたはずなのに、今度はその「嬉しかったこと」自体が、不安の入口になってしまう。
ここに『恐れ回避型』のむずかしさがあります。
ですが、こうした言葉のさらに奥には、もう少し複雑な怖さが隠れていることがあります。
「この人との関係が、いつか終わってしまうことを、もう心のどこかで予感しているのかもしれない」
「本当は応えきれない自分を知られたら、相手の中にある自分への想いまで壊してしまう気がする」
「だれかに深く求められたとき、その想いに値する人間でいられない自分を見せるのが怖い」
「近づけば近づくほど、自分の弱さや未熟さまで相手に渡してしまう。
それによって、大切な人を自分の手で壊してしまうのが怖い」
そして「嫌われるのが怖い」という気持ちも、単純に「見捨てられたくない」というだけではないことがあります。
「自分のことを知って、それでもなお一緒にいてほしいと思ってもらえる自信がない。
ありのままの自分を知られたら、愛されなくなる気がする」
「また逃げてしまったら、今度こそ取り返しがつかなくなる。
だれかを大切にしたい自分を、自分で裏切ってしまうことが怖い」
もちろん、実際に彼が何を考えているのかは、本人にしかわかりません。
ただ『恐れ回避型』と呼ばれる愛着傾向を持つ人との関係では、こうした「親密になりたい気持ち」と「親密になるほど怖くなる気持ち」が同時に動くことで、距離を縮めたあとに急に不安が強くなり、いったん離れることで自分を守ろうとする動きが起こることがあります。
2️⃣嬉しいからこそ、失う怖さが出てくることがある
大切ではない相手なら「嫌われたらどうしよう」とそこまで強く考えません。
ですが、大切になればなるほど「失いたくない」という気持ちが出てくる。
そして、失いたくないからこそ「失う前に離れたほうがいい」という防衛的な感覚が生まれることがあります。
もちろん、これはすべての人に当てはまるわけではありません。
ただ『恐れ回避型』の人の中には「近づきたいから近づく」だけではなく、近づいたことで自分の中の怖さまで大きくなってしまうことがあります。
つまり「会いたかった」と「会ったら怖くなった」が矛盾せず同時に存在することがあるのです。
3️⃣「嫌いだから離れる」とは限らない
ここを誤解しないでほしいと思います。
彼が距離を取ったからといって「わたしのことが嫌いになった」と決めつける必要はありません。
ですが同時に「離れたのは、本当は好きだから」と決めつけるのも違います。
大切なのは、
彼の内側を当てることではなく、
行動として何が起きているのかを見ること
そのうえで「彼にはこういう揺れが起こることがあるのかもしれない」という視点を持っておくことです。
4️⃣本人の中では、こんな矛盾が起きていることがある
たとえば、
「もっと一緒にいたい」と思う。
でも、
「これ以上近づいたら、期待される」と感じる。
だから少し離れる。
離れたあと、
「離れたら離れたで、やっぱり寂しい」と思う。
でも、自分から戻ったら、
「また同じことを繰り返すんじゃないか」と怖くなる。
それでも、
「やっぱり会いたい」と思って連絡する。
そして、また近づく。
近づいたら、また怖くなる。
これは、気持ちがないから揺れているのではなく、気持ちが動くこと、そのものが怖さを呼び起こしている場合があります。
だから外から見ると「結局、どうしたいの?」と見えてしまう。
本人の中でも「自分でもどうしたいのかわからない」という状態になっていることがあります。
5️⃣だから「近づいては離れる」を、一つの言葉だけで説明しない
「回避するから」「怖いから」だけでは足りません。
そこには、
・🤍好きだから失いたくない
・🤍失いたくないから傷つきたくない
・🤍傷つきたくないから先に距離を取りたい
・🤍距離を取ると寂しくなる
・🤍寂しくなるとまた近づきたくなる
・🤍近づくとまた怖くなる
このような循環が生まれることがあります。
もちろん、実際の心の動きは人によって違います。
だからこそ「彼は今、どの段階にいるのだろう?」と決めつけるのではなく「この関係の中で、今どんな動きが起きているのか」を見ることが大切です。
そして、そのさらに奥には―
「本当は、嫌われることだけが怖いんじゃない。
自分が誰かを大切に思えるようになったその瞬間に、その人を失う可能性まで同時に生まれてしまうことが怖い」
「本当に怖いのは、傷つけられることではなく、大切にしたいと思った相手を、自分の弱さや不器用さによって傷つけてしまうこと」
「本当に怖いのは、離れていかれることではなく、一度深くつながったあとで、自分のほうから、そのつながりを壊してしまうこと」
「本当に怖いのは、愛されないことではなく、愛されているのに、その愛を受け取ることができない自分に気づいてしまうこと」
「そして一番深いところでは、だれかに近づくことが怖いのではなく、だれかを本気で大切にしてしまったら、もう『失っても平気な自分』ではいられなくなることが怖い」
だから、近づく。
でも、怖くなって離れる。
離れたあとで、また寂しくなる。
そして、また近づきたくなる。
そのくり返しが、ふたりの間に「近づいては離れる波」として現れることがあります。
失うのが怖い。
傷つくのが怖い。
傷つけるのが怖い。
逃げるのが怖い。
もしかすると、そのいちばん深いところには「本当は、この人を失いたくない」という気持ちがあるのかもしれません。
ただ、ここで忘れてはいけないのは、怖さがあることと、相手を傷つける行動が許されることは別だということ。
彼の中にどんな怖さがあるとしても、それによって傷ついたあなたの気持ちまで消えるわけではありません。
第2章:その波の中で、なぜわたしはこんなに揺れるの?
彼が離れる。
すると、不安になる。
連絡が来る。
すると、安心する。
また返信が遅くなる。
すると、不安になる。
このくり返しが続くと、いつの間にか、彼の行動が、自分の安心と不安を決めるようになっていきます。
ですが、ここにはもう一つ、深いところがあります。
1️⃣「彼がいなくなること」が怖いだけではない
本当は「彼に離れられること」だけが怖いわけではないのかもしれません。
たとえば、
「わたしがあれだけ頑張ったのに、意味がなかったらどうしよう」
「ここまで待ったのに、結局選ばれなかったらどうしよう」
「また同じことになったら、わたしは何を信じればいいの?」
「この人を信じた自分が馬鹿だったと思いたくない」
そんな気持ちが重なっていることがあります。
だから、彼からの一通が来ると「まだ終わっていない」という安心だけではなく「これまでの時間は無駄じゃなかった」と感じられることもある。
だからこそ、返信がなくなると、彼との関係だけではなく、自分自身の価値まで否定されたような感覚になってしまうことがあります。
2️⃣だから、彼の一挙一動が大きく見える
返信が来た。
「よかった」
少しそっけない。
「嫌われた?」
絵文字がある。
「まだ大丈夫」
返信がない。
「やっぱり離れていく」
その一つひとつは、本来なら関係全体のほんの一部分です。
それなのに、心が不安定なときには、小さな変化が「関係の答え」に見えてしまう。
ここで大切なのは「気にしないようにする」ことではありません。
気になるのは当然です。
そうではなく、
一つの出来事を関係全体の結論にしないこと
これを覚えておいてください。
3️⃣不安になった自分を責めなくていい
「また不安になってしまった」
「また彼のことばかり考えてしまった」
そうやって自分を責める必要はありません。
不安になるのは、それだけこの関係を大切にしているからかもしれない。
失いたくないものがあるからかもしれない。
ただ、不安になったことと、不安のまま行動することは別
不安だから連絡する。
不安だから答えを急ぐ。
不安だから彼のSNSを何度も確認する。
そこまでしなくても「今、わたしは怖くなっている」と気づくことはできます。
その一呼吸が、彼の反応に自分の行動を決めてもらわないための、小さな境界線になります。
第3章:わたしはなぜ、この人との関係を諦めきれないの?
ここは、彼の心理よりも大切なところかもしれません。
なぜなら「彼がどうして離れるのか」ばかり考えていると、自分がなぜこの関係を手放せないのかが見えなくなるからです。
「彼がここまで怖くなるほど、この関係を大切に思っているのなら、いつかちゃんと向き合えるようになるかもしれない」
そんなふうに、彼の「可能性」を信じ続けたくなることがあります。
ですが、ここで一度立ち止まって考えてみてほしいのは「彼の中に可能性があること」と「今、彼がわたしとどんな関係を築けているか」は別だということです。
1️⃣「彼が好き」だけでは説明できないこともある
もちろん、彼が好きだから。
それは大きいと思います。
ですが、それだけではないかもしれません。
「一度離れたのに戻ってきてくれた」
「自分だけには見せてくれた顔がある」
「本当は優しい人だと知っている」
「彼の弱さを知っている」
「ここまで分かり合えた人はいなかった」
「あと少しで、ちゃんとうまくいく気がする」
そんなものが積み重なると「この関係には、まだ意味があるはず」と思いたくなります。
2️⃣「いつか」を信じているのかもしれない
恐れ回避型との関係では、今の彼だけを見ているのではなく「本当はこうなれるはずの彼」を見ていることがあります。
もっと安心できるようになったら。
もっと心を開いてくれたら。
過去の傷が癒えたら。
仕事が落ち着いたら。
自分との関係に慣れてくれたら。
「いつか、ちゃんと向き合えるようになるかもしれない」
その「いつか」があるから、今の苦しさを耐えられてしまう。
ですが、未来の可能性と、今の現実は分けて考える必要があります。
彼が変わる可能性を否定する必要はありません。
ただ「いつか変わるかもしれない」だけを根拠に、今の自分の苦しさを無期限に我慢しなくてもいいのです。
3️⃣「彼を理解できるのは、わたしだけ」という感覚にも注意する
彼の弱さを知っている。
彼がなぜ離れるのかも、少しわかる。
だから「彼を見捨てたくない」と思うことがあります。
それは優しさです。
ですが、その優しさが「だから、わたしがどれだけ苦しくても支えなきゃ」に変わったら、少し立ち止まってください。
彼を理解することと、彼の人生を背負うことは違います。
あなたが彼を理解できるからといって、あなたが彼の不安を全部引き受ける必要はありません。
第4章:落ち着いている時期に、ふたりで何を育てておく?
ここからは、彼が落ち着いているときに何をするかです。
「つぎに離れないようにするための方法」ではありません。
そうではなく、
また波が来たときにも
ふたりが戻ってこられる土台を少しずつ作っておく
そのための時間です。
1️⃣「問題がない時間」を問題がないまま終わらせない
関係が落ち着いているとき、つい安心してしまいます。
ですが、本当はこの時期こそ「何か問題が起きたとき、どうする?」を少しずつ作っておける時間でもあります。
たとえば、
💌伝え方の例
「一人になりたいときは、そう言ってほしい」
「忙しいときは、一言だけでも教えてくれると安心する」
「大事な話は、落ち着いているときにしたい」
そうやって、
ふたりの間に“戻ってくるためのルール”を少しずつ作っていく
それが、近づいては離れる波を「くり返す関係」から「離れても、戻ることのできる関係」へ変えていくための一歩になります。
2️⃣大きな約束より「小さな安全」を積み重ねる
「もう絶対に離れない」
「これからずっと一緒にいる」
そんな大きな言葉で安心しようとするより、
・🌼嫌なことを言っても関係が壊れなかった
・🌼少し距離を置いても戻ってこられた
・🌼不安を伝えても責められなかった
・🌼断っても嫌われなかった
・🌼意見が違っても話し合えた
こうした小さな経験のほうが「この関係は大丈夫かもしれない」という感覚につながることがあります。
第5章:また離れたとき、そして戻ってきたとき、何を見る?
また距離ができた。
ここで「やっぱり彼は変わらない」と決めるのも「恐れ回避型だから仕方ない」と全部受け入れるのも、どちらも少し早いかもしれません。
見るのは、今回の波が、前回と同じなのかです。
1️⃣「戻ってきた」という事実だけで安心しすぎない
彼が戻ってきた。
嬉しいですよね。
ですが「戻ってきた」事実と「関係が変わった」ということは別です。
戻ってきたあと、また同じことが起きるのか。
それとも、少し違う関わり方ができるのか。
そこを見ます。
彼から久しぶりに連絡が来て、どう返せばいいか迷っているときは、最初の返し方と、返信したあとに関係を見極める方法をこちらの記事でまとめています。
2️⃣「離れた」という事実だけで絶望しない
反対に、彼が離れた。
それだけで「また全部失った」と決めなくてもいい。
以前は、完全に途切れていた。
今回は「少し時間がほしい」と言えた。
以前は、何週間も戻ってこなかった。
今回は、数日後に話せた。
そういう違いもあります。
同じ「距離」でも、中身が違うことがある。
だから「近づいたか、離れたか」だけではなく、どう離れたのか?どう戻ってきたのか?を見る。
距離の取り方や彼の変化まで丁寧に見ていくこと。
その小さな違いの中に、ふたりの関係が、前とは違う方向へ進んでいるサインが隠れていることがあります。
もし今まさに彼からの連絡が途絶えていて、何日待てばいいのか、どう動けばいいのかを知りたいときは、こちらの記事で時期ごとに整理しています。
第6章:「彼を支える」と「わたしが我慢する」の境目はどこ?
彼の怖さを理解する。
彼が一人になる時間を尊重する。
すぐに答えを求めない。
それは、関係のためにできる配慮です。
ですが「彼が怖がるから」を理由にして、あなたが自分の希望を全部飲み込む必要はありません。
1️⃣「彼が怖くならないように」が、自分を消す理由になっていないか
「こんなこと言ったら重いかな」
「会いたいって言ったら逃げるかな」
「寂しいって言ったら面倒だと思われるかな」
「将来の話をしたら、また離れるかな」
そうやって考えているうちに、いつの間にか「彼がどう感じるか」だけで、自分の言葉を選ぶようになる。
これは、寄り添うこととは少し違います。
彼を怖がらせないことより、自分も安心していられる関係を作ることを忘れないでください。
2️⃣我慢できることと、我慢しなくていいことを分ける
返信が少し遅い。
一人の時間が必要。
それは、受け入れられるかもしれません。
ですが、
・🥀何度も約束を曖昧にされる
・🥀大事な話を永遠に避けられる
・🥀自分ばかりが関係を動かしている
・🥀傷ついても話し合うことができない
そういう状態が続くなら「彼は恐れ回避型だから」だけでは済ませられません。
あなたにとって、その関係がどうなのか。
そこも同じくらい大切です。
彼を支えることと、自分を後回しにすることの違いを、もう少しくわしく知りたいときは、こちらの記事も参考にしてみてください。
第7章:前より何が変わった?――この関係の変化を見る
ここで一度「彼はわたしを好きなのか」という問いから離れてみましょう。
そして「この関係は、前と比べてどう変わったのか」を見ます。
たとえば、
・🌼連絡:前は「一方だけが追っていた」
→ 今は「彼からも動くことがある?」
・🌼会うこと:前は「曖昧なまま終わる」
→ 今は「具体的に決められる?」
・🌼距離ができたとき:前は「そのまま消える」
→ 今は「何らかの言葉を残せる?」
・🌼戻ってきたあと:前は「また同じことをくり返す」
→ 今は「少しずつ違う関わりがある?」
・🌼大切な話:前は「すぐ避ける」
→ 今は「時間を置いても話せる?」
・🌼自分:前は「彼の反応だけを見ていた」
→ 今は「自分の気持ちも見られる?」
ここで「彼が完璧に変わった」という必要はありません。
大事なのは、前回にはなかったものが、今は少しでもあるか?です。
そして、自分自身にも変化があるか?
以前は彼が離れると、何度も追いかけていた。
今は、一度立ち止まれる。
以前は何でも我慢していた。
今は「これは苦しい」と言える。
以前は「彼に選ばれたい」だけだった。
今は「わたしはどんな関係がいいんだろう」と考えられる。
それも、関係の変化です。
第8章:わたしは、この人とどんな関係をつくっていきたい?
ここまで来たら、彼の気持ちを当てることを一度やめてみましょう。
最後に見るのは、自分です。
1️⃣「彼がどうするか」ではなく「わたしはどうしたいか」
たとえば「毎日連絡がほしい」と思っているなら、それもあなたの希望です。
「毎日じゃなくてもいい。
でも、突然何も言わずに消えるのは苦しい」
なら、それも希望です。
「会う回数より、ちゃんと向き合えることが大切」でもいい。
「将来をすぐ決めなくてもいい。
でも、将来の話自体を避け続ける関係は嫌」でもいい。
あなたが望む関係に、正解はありません。
2️⃣「彼を好きだから続ける」だけにしなくていい
彼が好き。
それは大切な気持ちです。
ですが「好きだから、苦しくても続ける」必要はありません。
逆に「今はまだ難しいけれど、少しずつ変わっているから、もう少し育ててみたい」と思うなら、それも選択です。
「こういう関係なら続けたい」という条件を考えてもいい。
「今のままでは苦しい」と認めてもいい。
大切なのは「彼がどうするか」だけを基準にするのではなく、自分がどんな関係なら幸せでいられるのかを知っておくこと。
彼を好きな気持ちも、自分が苦しいという気持ちも、どちらも大切にしながら、これからの関係を自分の意思で選んでいけばいいのです。
3️⃣選ぶのは「彼」だけではない
ここが、この記事で一番伝えたいところです。
彼があなたを選ぶか。
彼が戻ってくるか。
彼が変わるか。
そこだけを待っていると、あなたはずっと「選ばれる側」にいることになります。
ですが、本当はあなたにも「この関係を選ぶかどうか」があります。
彼のことを好きなまま、
「それでも、わたしはこういう関係を望んでいる」と言っていい。
彼の事情を理解したまま、
「でも、わたしが苦しくなる関係は続けたくない」と思っていい。
それは、彼を責めることではありません。
自分の人生にも責任を持つということです。
第9章:近づいては離れる関係の中で迷ったときの「お守り」
彼が近づいてきた。
嬉しい。
でも、また離れるかもしれない。
怖い。
それでも「だから今すぐ答えを出さなきゃ」とあせらなくていい。
また離れた。
悲しい。
ですが「だから全部終わった」と決めなくてもいい。
彼が戻ってきた。
嬉しい。
ですが「戻ってきたから、もう何も心配しなくていい」とも限らない。
近づいたら、見る。
離れたら、見る。
戻ってきたら、また見る。
一回の出来事ではなく、関係の流れを見る
その流れの中に「前より少し変わったところ」があるかを見る。
同時に「わたしは、今どんな気持ちなのか」も見る。
彼を理解する。
でも、自分を置いていかない。
彼の怖さに寄り添う。
でも、自分の希望まで消さない。
・🌷続ける
・🌷距離を置く
・🌷もう少し様子を見る
どの選択をしてもいい。
大切なのは「彼が離れないために、わたしはどうすればいい?」だけで生きないことです。
彼の行動を見ながらも、最後に戻ってくる場所は、いつもあなた自身であっていいのです。
彼との関係を大切にしながら、自分の幸せも同じように大切にしていきましょう。
そんなふうに迷ったとき、何度でも自分の心に戻ってこられるように。
ここからは、この関係の中で忘れないでいてほしいことを、7つのお守りとして残しておきます。
💝近づいては離れる関係の中で迷ったときの「お守りリスト」💝
🌟一回の出来事ではなく、ふたりの関係の「流れ」を見る
彼が近づいた日も、離れた日も、戻ってきた日も
その一瞬だけで答えを出さず「ふたりは今、どこにいるんだろう」と流れを見る
🌟一つの出来事を「全部終わった」の証拠にしない
連絡が減った、距離を置かれた
不安になるのは当然
その一つだけで「もう愛されていない」と自分を傷つける結論を出さなくていい
🌟「戻ってきた」と「関係が変わった」は、同じではない
戻ってきてくれたことは嬉しい
でも、見るのはそこだけではない
「前にはなかった変化が、今は少しでもあるか」を見ていく
🌟不安になった自分を責めない。でも、不安にすべてを決めさせない
「また離れるかもしれない」
そう怖くなる自分がいてもいい
ただ、怖さを感じた瞬間に、追いかけたり、我慢したり、答えを急いだりしなくてもいい
🌟「いつか変わるかもしれない」と「今、幸せでいられるか」は分けて考える
彼が変わる可能性を信じることと、今の苦しさを我慢し続けることは別
まだ見えない未来のために、今のあなたを置き去りにしなくていい
🌟彼を理解することと、彼の苦しさまで背負うことは違う
彼が怖いことも、離れたくなる理由も、理解してあげていい
そのためにあなたが寂しさを飲み込んだり、望みを諦めたりする必要はない
🌟「彼がどうするか」だけではなく「わたはどうしたいか」も選んでいい
あなたにも、この関係を続けるか、距離を置くか、もう少し見ていくかを選ぶ権利がある
彼を好きなままでも「わたしはこんな関係がほしい」と自分の願いを大切にしていい
彼を好きな気持ちがあるからこそ、迷うことも、揺れることもあります。
その中で自分を見失わずにいることも、あなたがこの関係を大切にするひとつの方法です。
おわりに:彼との関係も、自分の人生も大切にするために
「追わない。でも、閉めない。」
これは、彼が戻ってくるのをじっと待つことではありません。
彼に合わせ続けることでもありません。
彼の中には、
親密になりたい気持ちと、親密になることへの怖さが、同時に存在する。
その矛盾を知ることで、彼の一つの行動だけで「愛されていない」「もう終わり」と決めつけなくてもよくなるかもしれません。
ですが同時に、彼の怖さを理解したからといって、あなたが何でも我慢する必要もありません。
彼には彼の揺れがある。
そして、あなたにもあなたの揺れがある。
だから、彼の心を読むことだけではなく、ふたりの関係に何が起きているのかを見る。
前と比べて、何が変わったのかを見る。
そして「わたしは、本当はどんな関係がほしいのか」を見る。
そのうえで、
「もう少し続けてみたい」
「こういう関係なら育てていきたい」
「今のままでは苦しい」
「少し距離を置きたい」
どこへ進んでもいい。
答えを急がなくてもいい。
でも、
彼がどうするかだけを待つのではなく、
自分もこの関係のこれからを選んでいく
それが「追わない。でも、閉めない。」ということです。
彼を追いかけない。
でも、自分の心まで閉じない。
そして、彼との関係を大切にしながら、自分の人生も大切にする。
その両方を、諦めなくていいのです。
もう少しだけ、彼の心の奥を知りたくなったあなたへ
ここまで読んで、
「彼はどうして、近づきたいのに離れてしまうんだろう」
「好きなのに、どうして試すようなことをしてしまうんだろう」
そんな彼の中にある矛盾を、もう少し深く知りたくなったら。
表面に出ている行動だけではわからない「近づきたいのに怖い」という彼の心の奥を、こちらの記事でさらに紐解いています。
彼から突然連絡がきた。
優しくなったと思ったら、また距離を置かれた。
嬉しいのに、不安。
返事をしたいのに、どう接したらいいのかわからない。
そんなふうに、彼の言葉や行動のたびに心が揺れてしまうときは、こちらの記事をご覧ください。
「追いかけたほうがいい?」
「少し距離を置いたほうがいい?」
「どんなふうに返せば、関係を壊さずにいられる?」
そんな迷いを、ひとつずつ整理していきます。
どれだけ彼を理解しようとしても、
どれだけ関係を大切にしていても、
「わたしが望んでいる関係と、今のふたりの現実は違うのかもしれない」
そう気づく日が来ることもあります。
そして、ときには自分が心の準備をする間もなく、彼から突然「別れたい」と告げられることもあります。
その瞬間は、頭では何も考えられなくなるかもしれません。
「どうして?」
「もう一度だけ話したい」
「何かすれば戻ってきてくれる?」
そんな思いが次々に出てきても、不思議ではありません。
だからこそ、そんなときにその場の衝撃だけで、自分のこれからを決めなくていいように。
別れを告げられたとき、何を考え、どう受け止め、そして何より、自分の心をどう守っていけばいいのか。
その先のことは、こちらの記事で丁寧に扱っています。
(【別れを告げられた直後】『恐れ回避型』の彼を追う?追わない?|最後に残す一言と復縁の入口を閉じない対応)
彼を理解したいのに、自分の苦しさも消えないときは
「彼の行動をどう受け止めればいいのかわからない」
「前より少し変わった気もする。でも、また同じことになるのが怖い」
「彼のことを理解したい。でも、わたしばかり我慢している気がする」
そんなふうに、彼を大切にしたい気持ちと、自分を大切にしたい気持ちの間で揺れているなら…。
無理に「続ける」「別れる」と、今すぐ答えを出さなくても大丈夫です。
まずは、今起きていることを一つずつ整理してみませんか?
彼は今、どんな状態なのか。
ふたりの関係には、前と比べてどんな変化があるのか。
そして、あなた自身は本当は何を感じ、何を望んでいるのか。
頭の中で何度考えても答えが出なかったことも、言葉にしてみることで「わたしが本当に苦しかったのは、ここだったんだ」と見えてくることがあります。
わたしの『ココナラ電話相談』は、彼の気持ちを決めつけたり「こうすれば彼は戻ってくる」と答えを押しつけたりすることはありません。
「彼にどうしたら選ばれるか」ではなく「わたしは、この関係をどう選びたいのか」というところまで、一緒に整理していきます。
「こんなことで相談していいのかな」と思うような小さなことでも大丈夫。
まだ何を聞きたいのか自分でもわからない。
ただ、だれかに話を聞いてほしい。
そんな状態からでも大歓迎です。
🌸 ひとりで抱えず一緒に整理してみる|ココナラ電話相談 🌸
🎧お電話の前に、声を聴いてみたいときは
「どんな声で、どんなふうに話を聴いてくれるんだろう」と気になったら、ボイスサンプルを聴いてみてください。
🌸どんな人が話を聴いているのか知りたくなったら🌸
プロフィールに、わたしが大切にしていることをまとめています。