こんにちは、今回はフロリダを襲った大規模なハリケーン『ミルトン』についてお話しします。被害は甚大で、私自身もその影響を身近で感じました。ハリケーンが上陸してから5日目にしてやっと落ち着いたので投稿します。実は、前回のハリケーン『へリーン』でも同じ場所にいたのですが、今回の『ミルトン』はそれをはるかに上回る被害をもたらしました。
前回の投稿
私は今回、被害の大きかったタンパにいました。9日(水曜日)の午後頃から、徐々に風が強まり、夜にはハリケーンが上陸する前にもかかわらず、大量の雨が降り始めました。その結果、道路は冠水し、午後7時頃(上陸の約1時間前)には風も非常に強烈になり、道路の水はすでに足首を超えるほどの深さに達していました。
その後、2時間も経たないうちに、自宅に水が浸入し始め、家全体が浸水する事態に。さらに数十分後には停電も発生し、状況は悪化の一途をたどりました。家の中の浸水は急速に進行し、夜中にはキッチンやバスルーム全体が水浸しに。最終的に水位は足首の下あたりまで達しましたが、私にとっては人生で初めての自然災害による恐怖でした。フロリダに来て3年目になりますが、これほど大きなハリケーンに遭遇したのは初めてで、タンパにこの規模のハリケーンが襲来するのは100年に一度だそうです。
夜中になると雨が弱まり、これ以上の浸水はないだろうと判断し、クーラーの効かない中、なんとか寝ました。しかし翌朝7時頃、外に出てみると、状況はさらに悪化していました。車はほぼ水没し、道路は川のように変わり果てていました。夜中の間にさらに状況が悪化していたのだろうと考えると、恐ろしい限りです。
午前10時頃、周囲の被害状況を確認するために外を歩いてみましたが、その光景は目を覆いたくなるようなものでした。大きな木が折れて道路をふさぎ、家に倒れかかっているものもありました。お店の看板は吹き飛ばされ、車は流され、まさに大惨事でした。これまでのハリケーンと比べても、被害の規模は桁違いでした。
この状況では自宅に住み続けることができないため、木曜日の午後から友人の家に避難しました。テレビを通じて見た被害の全貌は、さらに驚くべきものでした。タンパベイレイズの本拠地、トロピカーナフィールドの屋根が飛ばされ、別の地域では洪水や竜巻によって家にダンプスターが突き刺さるなど、甚大な被害が報告されていました。
私は普段クリアウォーター・セントピーターズバーグにいますが、この地域も多大な被害を受けました。電柱は倒れ、傾き、柵が吹き飛ばされるなど、至る所で被害が広がっていました。土曜日に自宅に戻った時も、交差点では停電が続いており、私の家では窓ガラスが割れているなど、家全体がひどい状態でした。停電は約2日間続き、その間の生活は非常に不便でした。
私の住んでいる地域には強制避難勧告が出されていたため、避難ゾーンD/Eへと避難しましたが、それでも洪水と浸水の被害に巻き込まれてしまいました。
今回のハリケーンを前に、私は水500㎖を40本と、4~5日分の食料を用意していましたが、それでも不安をぬぐうことはできませんでした。実際に停電や浸水を経験して、改めて電気の大切さを痛感しました。冷蔵庫の中のものはすべて破棄し、食材や日用品の損失は大きなものとなりましたが、何とか乗り越えています。
ちなみに、まだハリケーンシーズンは終わっていないそうです。これからも備えをしっかりと整えて、次に備えたいと思います。
今回の経験を通じて、自然災害への備えとその恐怖を深く実感しました。
上陸と進路
上陸地点と日時: ハリケーン・ミルトンはフロリダ州シエスタキー付近に10月9日夜8時30分頃に上陸しました1。
進路: フロリダ半島を横断し、10月10日朝5時頃にケープカナベラル付近から大西洋に抜けました1。
被害状況
死者数: アメリカ国内で少なくとも23人、メキシコで3人の合計26人が死亡しました2。
経済的被害: 初期の推定では、被害総額は少なくとも300億ドルに達するとされています2。
洪水と竜巻: フロリダ州全域で洪水が発生し、特に南フロリダでは竜巻が発生し、広範囲にわたる被害が報告されています2。
その他の影響
インフラ被害: 多くの地域で電力供給が停止し、通信インフラも大きな被害を受けています。復旧作業が進行中です。
交通状況: 一部の主要道路が洪水や倒木により通行止めとなっています。交通当局が復旧作業を進めています。
トロピカーナフィールドの被害
屋根の損傷: トロピカーナフィールドの屋根がハリケーンの強風により大きく損傷しました。屋根の大部分が吹き飛ばされ、内部が露出しました。
影響: この損傷により、スタジアムの使用が一時的に不可能となり、修復作業が急ピッチで進められています。
ダンプスターが家に突き刺さる被害
ダンプスターの被害: 竜巻により、工業用ダンプスターが持ち上げられ、住宅の屋根に突き刺さるという被害が発生しました。幸いにも、家にいた夫婦は無事でしたが、家は大きな損傷を受けました。
その他の被害: 竜巻により、車両が投げ飛ばされ、約100軒の住宅が損傷を受けました。