失敗しない不動産売却!売出し前に知っておきたい「内覧対応」の基本とコツ

失敗しない不動産売却!売出し前に知っておきたい「内覧対応」の基本とコツ

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法律・税務・士業全般
マイホームや大切にしてきた不動産を、住み替えなどで住みながら売り出すとき、どうしても避けて通れないのが「内覧(内見)」です。

「内覧の準備って、いったい何をすればいいのかな?」

「住みながら売る場合、当日はどんな風にお迎えすればいいんだろう?」

と、不安や疑問を感じている売主様も多いのではないでしょうか。

実は内覧は、買主様が

「ここに住みたいかも!」

と最終判断をする一番大切なタイミングです。

どんなに立地や価格が魅力的でも、内覧したときの第一印象がイマイチだと、なかなか成約には結びつきません。

不動産会社の視点から、売出し前にぜひ知っておいてほしい「内覧対応の基本とコツ」を分かりやすくお伝えします。

内覧準備で大切にしたい「3つの第一印象」

1. 「玄関」は家の顔!生活感をすっきり減らそう

買主様が足を踏み入れる玄関は、お部屋全体の印象を決める大切な場所です。

靴箱に入りきらない靴が並んでいたり、傘立てから傘があふれていたりすると、どうしてもごちゃついた印象になってしまいます。

出しっぱなしの靴は一度すべて靴箱へしまってみましょう。

たたき(床)を雑巾でサッと拭くだけでも、パッと明るく清潔感のある玄関に生まれ変わります。

玄関特有の匂いも気になりやすいポイントなので、軽く消臭スプレーをしておくのが効果的です。

2. 「水回り」の清潔感が決定打になる!

キッチン、お風呂、洗面所、トイレなどの水回りは、買主様(特に女性の方)が細かくチェックする場所です。

水アカやカビ、髪の毛、油汚れなどが残っていると、

「大切に使われていなかったのかな……」

とマイナスな印象を与えてしまいかねません。

鏡や蛇口のピカピカした部分を磨いておくだけでも、清潔感はガラリと変わります。

住み替えなどで空き家になった時は、不動産会社に相談して、ハウスクリーニングをお願いしたほうがいいでしょう。

3. 「明るさ」と「心地よい空気」でお迎えしよう

内覧の当日は、お部屋の中をできるだけ明るく見せる工夫を意識してみてください。

すべての部屋の電気をつけて、カーテンも開けて太陽の光をたっぷり取り入れましょう。

内覧の直前にはお家中の窓を開けて、風を通しておくのもポイントです。

自分では気づきにくい生活臭やペットの匂いも、しっかり換気しておくことで気持ちよくお迎えできます。

内覧当日の立ち振る舞いと接客のコツ

1. 売主様は「あたたかく、控えめに」が一番

住みながら売却する場合、内覧に立ち会う機会も多くなります。

このとき、良かれと思って営業マンのようにアピールしすぎてしまうのは、実は逆効果になりかねません。

買主様が気兼ねなくお部屋を見たり、本音で相談したりしづらくなってしまうためです。

買主様から質問されたら笑顔でやさしく答えるくらいを意識して、基本のご案内は不動産会社の担当者さんにお任せするのがベストです。

2. 「住んでいるからこそ分かる魅力」を教えてあげる

買主様が本当に知りたいのは、チラシやネットの写真だけでは分からない「実際の暮らし心地」です。

「近くのスーパーは、夜遅くまで開いていて助かります」

「このあたりの自治会やゴミ出しはこんなルールです」

「日当たりが良くて、風が通り抜けると気持ちいいんです」

「近所の公園は、子供たちが元気によく遊んでいます」

実際に暮らしている売主様だからこそ知っているリアルな魅力をさりげなく伝えると、買主様も安心できます。

3. 気になる欠点やデメリットも素直に伝えよう

「少しでも高く売りたい」

と思うと、どうしてもマイナスな部分を隠したくなるものです。

しかし、日当たりの悪さや設備の不具合、周りの音などを隠して売ってしまうと、あとからトラブルになってしまう恐れがあります。

「ここは少し日が当たりにくいですが、そのぶん夏は涼しいです」

など、理由と一緒に誠実にお伝えするほうが、買主様からの信頼もグッと高まります。

ついやってしまいがち!内覧での注意点

1. お部屋が暗いまま案内してしまう

内覧のときに電気をつけず、どんより暗いお部屋を見せてしまうのは非常にもったいないポイントです。

「なんだか暗いお家だな……」

と誤解されてしまう原因になります。

電球が切れているところがあれば、内覧の日までに新しく取り替えておきましょう。

2. ペットや小さなお子様を自由にさせておく

動物が大好きな買主様ばかりとは限りません。

アレルギーをお持ちの方や、ちょっと動物が苦手な方もいらっしゃいます。

内覧の間だけは、ペットをゲージに入れてあげるか、お散歩に連れ出してもらうのが無難です。

小さなお子様がいらっしゃる場合も、落ち着いて見学してもらえるよう配慮してあげると親切です。

3. 値引きのお話をその場でパッと答えてしまう

内覧の最後に、買主様から直接

「少し安くなったりしますか?」

と聞かれることがあります。

このとき、焦って

「◯◯万円なら引きますよ!」

とその場で答えてしまうのは避けましょう。

お値段や条件の交渉は、必ず不動産会社さんを通して進めるのが安心なルールです。

「詳しい条件は不動産会社さんを通してお話しさせてくださいね」

と、やわらかくお伝えするのがスマートです。

直前でも間に合う!内覧準備のチェックリスト

内覧の直前に慌ててしまわないよう、このリストでサッと確認してみてください。

・玄関の靴をしまって、床をキレイに拭いたか
・水回りの水滴を拭き取って、鏡を磨いたか
・お家中の窓を開けて、空気を入れ替えたか
・お部屋の電気を全部つけて、明るくしたか
・カーテンを開けて、光を取り入れたか
・お客様用のスリッパは用意できたか
・クローゼットの中をすっきり整理できたか(収納の広さはよく見られます)

全てのお部屋が内覧できるのが理想的ですが、事情により見せられないお部屋があるのは仕方ありません。

心を込めた内覧対応が「素敵な売却」への第一歩!

不動産売却での内覧は、ただお家を見せるだけの時間ではありません。

買主様の不安をひとつずつ吹き飛ばして、

「ここで新しい生活をスタートさせたいな」

とワクワクしてもらうための大切なステップです。

お部屋をキレイに整えて、あたたかくお迎えする準備をするだけで、お家の魅力はもっと引き立ちます。

今回ご紹介したコツを参考にしながら、ぜひ楽しみながら準備を進めてみてください。

不安なことや気になることがあれば、遠慮せずに不動産会社さんに相談してみましょう。
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