安い土地には理由がある!?不動産会社が教える「買わないほうがいい土地」7選

安い土地には理由がある!?不動産会社が教える「買わないほうがいい土地」7選

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法律・税務・士業全般
「この土地、周りの土地より安い!」

土地を探していると、そんな物件を見つけることがあります。

予算より安く買えるなら

「これは掘り出し物かも!」

と思いますよね。

もちろん、本当にお買い得な土地もあります。

でも、不動産会社として土地を見ていると、**「安いのには理由がある」**という土地も少なくありません。

ここ新潟市では、先月7月26日(日)に、前線が停滞した影響で新潟県内で激しい雨が降り続き、新潟市中心部を含む広い範囲で道路の冠水が相次ぎました。

こうした大雨のニュースを見ると

「この土地は大丈夫かな?」

と、少し気になった方もいるのではないでしょうか。

土地を購入するときは、価格や広さだけでなく、**「その土地がどんな場所なのか」**まで確認することが大切です。

土地は建物と違って、基本的には古くなってなくなるものではありません。

だからこそ

「安く買えた=得をした」

とは限らないんです。

今回は、土地を購入する前に確認しておきたい、「買わないほうがいいかもしれない土地」7選をご紹介します。

①道路に問題がある土地

土地探しで、私が最初に確認してほしいのが**「道路」**です。

「道路なんて、車が通れればいいんじゃない?」

と思うかもしれません。

でも、住宅を建てる場合、接している道路が非常に重要になります。

道路の幅員や接道状況によっては、希望する建物を建てられなかったり、建築の際にセットバックが必要になったりする場合があります。

また、道路との高低差が大きい土地では、擁壁などの外壁工事に思わぬ費用がかかることも。

土地の価格だけを見るのではなく

「この土地に、希望する建物を問題なく建てられるのか?」

を確認しましょう。

②土地の形や高低差にクセがある土地

土地の価格が安い理由として、土地の形状もあります。

例えば

三角形などの不整形地
細長い土地
間口が狭い土地
道路から奥まった土地
敷地内に大きな高低差がある土地
などです。

もちろん、こうした土地でも工夫次第で素敵な住宅を建てることはできます。

ただし、土地の形によっては建物の配置が限られたり、駐車スペースを確保しにくかったりすることがあります。

また、高低差がある場合には、擁壁などの外構工事などに費用がかかるケースもあります。

土地が安くても、建築や外構に多額の費用がかかってしまえば、

「結局、総額では安くなかった」

ということもあります。

土地を見るときは、**「土地の価格」だけではなく、「建物を建てた後の総額」**まで考えることが大切です。

③ハザードマップを確認したい土地

そして、今回の大雨をきっかけに、ぜひ確認してほしいのが**「災害リスク」**です。

新潟市のような地域では、洪水や内水、津波など、場所によってさまざまなリスクがあります。

もちろん

「ハザードマップに色が付いている土地=買ってはいけない土地」

ということではありません。

大切なのは、その土地にどんなリスクがあるのかを知ったうえで判断することです。

例えば

「過去に浸水したことがあるのか」

「道路より土地が低くなっていないか」

「大雨が降ったとき、水はどこへ流れるのか」

など、現地でも確認してみるといいでしょう。

土地は一度購入すると、簡単に場所を変えることはできません。

だからこそ

「安いから」ではなく、「安心して暮らせるか」

という視点も大切です。

④上下水道などのインフラに注意が必要な土地

土地を購入するときには、上下水道やガスなどのライフラインについても確認しておきましょう。

例えば

「水道管が前面道路まで来ているのか」

「敷地内に引き込み管があるのか」

「下水道が利用できるのか」

などです。

一見すると安い土地でも、新たに水道管を引き込む工事が必要になれば、その分の費用が発生します。

また、前面道路に上下水道があっても、敷地内の状況によっては追加工事が必要になる場合があります。

土地の広告には土地価格が大きく表示されていますが、

「この土地を実際に使える状態にするには、あといくら必要なのか?」

という視点も忘れないようにしましょう。

⑤建築条件や用途地域など、制限が多い土地

土地には、どんな建物でも自由に建てられるわけではありません。

用途地域や建ぺい率、容積率、高さ制限など、さまざまなルールがあります。

また、物件によっては**「建築条件付き土地」**となっている場合もあります。

「せっかく土地を買ったのに、希望していた大きさの家が建てられなかった」

ということにならないよう

「どんな建物を建てられる土地なのか」

を購入前に確認しておきましょう。

特に

「広い土地だから大きな家が建てられる」

とは限りません。

土地の面積だけではなく、法令上の制限まで確認することが重要です。

⑥境界や権利関係がはっきりしない土地

土地を購入するなら、**「どこからどこまでが自分の土地なのか」**も重要です。

隣地との境界が明確になっていない場合、購入後に隣地所有者との間で境界について確認が必要になることがあります。

また、土地に私道が接している場合など、一般の方には分かりにくい問題が隠れていることもあります。

土地は「広さ」と「価格」だけでは判断できません。

境界・道路・権利関係などを確認して、安心して購入できる土地なのかを見極めることが大切です。

⑦周辺環境に不安がある土地

最後に確認してほしいのが、**「周辺環境」**です。

土地そのものには問題がなくても

「夜になると周辺が暗い」

「交通量が多い」

「近くに騒音の原因になる施設がある」

「大型車の出入りが多い」

など、実際に住んでみないと分かりにくいことがあります。

昼間に現地を見ただけでは、周辺環境のすべてを確認することはできません。

できれば

昼間だけでなく、夕方や夜にも現地を見てみる

ことをおすすめします。

また、平日と休日では交通量や周辺の雰囲気が変わることもあります。

「駅から近い」「価格が安い」といった条件だけではなく、

「ここで毎日生活したらどうだろう?」

という目線で土地を見てみると、気づくことが増えてきます。

「安い土地=悪い土地」ではありません

ここまで「買わないほうがいいかもしれない土地」をご紹介しましたが、誤解していただきたくないのは

「安い土地は全部ダメ」ということではありません。

例えば、土地の形にクセがあっても、建物のプランを工夫することで十分活用できることがあります。

ハザードマップに色が付いていても、土地の高さや建物の構造、必要な対策などを考えたうえで購入を検討することもできます。

大切なのは

「なぜ、この土地は安いのか?」

を知ることです。

理由を理解したうえで、

「この条件なら問題ない」

と判断できるのであれば、それはむしろお買い得な土地かもしれません。

反対に、理由をよく確認しないまま

「安いから」

というだけで購入してしまうのは注意が必要です。

土地選びは「価格」より「総額」と「暮らしやすさ」

土地を購入するときは、どうしても土地価格に目が行きます。

しかし、本当に大切なのは

土地+建物+外構+ライフラインなどを含めた総額

です。

土地が100万円安くても、擁壁などの外構工事、水道引込などで200万円余計にかかれば、結果的には高くなってしまいます。

また、価格が安くても、毎日の生活で不便を感じる土地なら、長い目で見ると「安く買えてよかった」とは言えないかもしれません。

土地探しでは

「安いかどうか」ではなく、「なぜ安いのか」

を考えてみてください。

そして、分からないことがあれば、購入を決める前に不動産会社へ確認することをおすすめします。

土地は一度購入すると、簡単に買い替えることはできません。

だからこそ、価格だけではなく、道路・災害リスク・土地の形・インフラ・法令上の制限・境界・周辺環境までしっかり確認して、納得できる土地を選びたいですね。


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