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【解説】急騰、急落後の勝ち方【転換点は面で捉えろ】
記事マネー・副業
急騰、急落後の考え方
値が急騰、急落した際、初心者の方ほど「急な値動きについていけなかった」と残念がるものですが、
本当のチャンスは急騰、急落後に訪れます。
ダウ理論ではトレンドは高値、押し安値または安値、戻り高値を更新しながら進むとされていますので、「押し安値、戻り高値」でのエントリーを狙うのが正解なのです。
ではどこが「押し安値、戻り高値」となるのか。その予測方法について後述致します。
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転換点は『点』ではなく『面』で捉えよう
初心者やトレードが上手くない人ほど、「押し安値、戻り高値」を『点』で捉えようとします。
「前の波の高値がここだから、ここで上がるはず！」と大きなロットでギャンブルをしてしまうんですね。
トレードに不慣れな人ほど、「押し安値、戻り高値」は『面』で捉えることを意識してください。
「この点で反発する」ではなく、「ここからこの辺りの範囲で反発するだろうな」と考え、ポジションを計画的に分散しましょう。
その転換点の範囲を洗い出すのに便利なツールがフィボナッチラインです。
なぜフィボナッチが有効なのかについては以下の記事をご確認下さい。
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フィボナッチラインの使い方
フィボナッチラインを使う際には、トレンドの考え方で何度もお伝えしている通り、
直近のトレンドだけでなく、「過去のどのトレンドの支配下にいるのか」についても意識して下さい。
支配下にあるとは、直近のトレンドの高値、安値を越える大きなトレンドの最中にいる状態のことです。
目先のトレンド方向とは逆の波の支配下にあるかもしれませんので注意してみてみましょう。
直近高値安値のトレンドの「終点から始点に向けて」フィボナッチラインを引きます。※赤い矢印はフィボナッチラインをドラッグする方向を指しています。
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これで満足する人が多いのですが不十分です。
繰り返しますが直近のトレンドだけでなく、直近のトレンドが「過去のどのトレンドの支配下にいるのか」についても意識して下さい。
過去にさかのぼり、直近の高値安値を越える波に対しても同様にフィボナッチをあてていきます。
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遡ってみると直近の高値は下図赤線の下降トレンドの支配下にあることが分かりますね。
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更に遡ることでより大きい上昇トレンドの支配下にあることが分かりました。
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「え？どこまで遡ればいいの？」「結局売りなの？買いなの？」という目線迷子の人へ
「①現在の相場に影響を与えそうな親波があるかどうか」を確認した上で「②どこまでの値幅を取るのか」で遡る範囲を決めましょう。上昇トレンドであっても下降トレンドであっても波は平均に収束しながら上下に動きます。あなたの損切り幅を越える大きな振れ幅の波を取ろうとしても無理ですよ。
複数のフィボナッチラインから転換点を『面』で捉えよう
続いてフィボナッチラインが集中しているところを探しましょう。
ラインが特に重なっているA～Dの4つのゾーンが意識されていますね。
これまでの相場でもレジスタンス、サポートラインとして機能していることが分かります。
エントリー方向は現在の波（オレンジ線）を支配する親波（赤線）と同じ方向とし、
A～Dのゾーンにポジションを分けてエントリーすることで転換点を「面」で捉えることが出来ます。
今回解説した考え方は「相場は平均に収束する」という相場の大原則を元にしたトレード手法です。
過去の相場を見ていただければ分かるかと思いますが勝率もかなり高く、リスクコントロールの練習にもなるので初心者にお勧めです。
A～Dの戻りを別のゾーンで刈り取るのも良いですし、親波の高値安値まで引っ張っても良いでしょう。ぜひ検証してみてください。
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その後の動きを追ってみると
その後、転換点として予想していたBで反発し親波の高値100％ラインに達しましたね。「また急騰に乗れなかった」と嘆く貴方、それは逆です。「またチャンスが来た」ということですよ。
前回同様、転換点を洗い出してみましょう。下図のA～Dが転換点として機能しやすい事が分かるかと思います。急騰、急落時に毎回使える手法なので身に着けておきましょう。
デイトレードで本格的に収益を増やしたい方へ
デイトレードで勝つためにはより実践的なトレードの方法論が必要となります。16年間のトレード歴の中で、プロトレーダーが意識している客観性のある転換点での反発とブレイクを、各国の市場特性を考慮し刈り取っていくデイトレード手法を確立し勝ち続けてきました。先出しで実証し続けてきた「本物」の手法です。
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