AI時代について~経験と知識と~

AI時代について~経験と知識と~

記事
デザイン・イラスト
AIがどんどん身近になってきました。
よく「今後無くなる仕事」といった記事を見かけます。
確かに、無くなっていく仕事はあると思います。
これは仕方のないことです。


建築デザインはAIに侵食されるのか?

私も建築の設計業務を30年続けてきました。
最近は、昔のような進め方ではうまくいかないことが
増えてきた感覚はあります。
ご依頼主様が、打合せ前にAIを利用してイメージシートを
作成されたり、中にはイメージパースまでを作成され
ご持参される場合もあります。

いろいろ資料を作成されることはありがたいのですが
中には結構無理な仕上がりとなるイメージを作成されている
場合もあり、見た目は奇麗だけど建物としては。。。といった
こともあります。

培った経験と知識と感覚

私たちがプロとして報酬を頂き、設計業務を行っているのは
これまでに積み上げてきた「経験と知識」があり
その空間に対する「感覚」をうまく表現することが
私たちの一番得意とする部分です。
空間の感覚は、決まった寸法で決まるものでなく、建物内外の
環境や、利用される方の身長、生活における「癖」などを
見つけ、新しく作る空間に「心地よい感覚」を与えることが
できるので、プロとして業務を続けてこられています。

杜氏さんのものづくりの感覚

先日、日本酒の醸造蔵の見学に行きました。
杜氏さんの話を聞くと、季節により麹の育て方は日々変わり
蔵の中にいる微生物と麹の反応により、作るお酒の良しあしが
変わるとのこと。
まさに「感覚」の世界です。
建築空間を作るのも、同じような「感覚」をもって
数字だけでは表せないものを、創り出していく作業です。
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