泣くのは貴方の腕の中

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コラム
温められた卵が孵化するように。
私は貴方の中に安心を覚えて泣くのでしょうか?

貴方がそこにいると言う暖かさの中で。


私は貴方の愛を感じるたびに泣きました。

受け取る資格はないと思ったのです。
でも、同時にそれのすべてが欲しいと思いました。

受け取れるのは私だけだと言う優越感に浸りながら。
自らはこうも、なんとも、頼りないと言うか。

まして過去の所業は華々しさとは無縁で。
私は泥沼の中をもがいている気分になるのです。

辛い時につらい事を思い出すのは辛くて、忘れてしまいたかったです。


今、貴方を感じて、貴方の中にいるように暖かくて。

私は温もりを感じながら泣くのです。

あの時、どれだけ悲しかったのだろうか。
どうして悲しかったのか。

お前が悪いと片付けられてしまった出来事が。
一体なんだったのか。

今なら、もう少しだけ。


貴方はやっぱり暖かくて。
私はやっぱり泣くのです。


暖かい中で辛いことを思い出して、私は悲しみに泣くのです。

今なら、悲しみも一緒にいられますか?
貴方の思いと一緒に。


私の悲しみの涙は。

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