【開発の裏側118】三尊が4枚とも拾えなかったのは、毎回いまの形を言い直す作りだったから。形ができた瞬間に記録して持ち続ける作りに変えた話

【開発の裏側118】三尊が4枚とも拾えなかったのは、毎回いまの形を言い直す作りだったから。形ができた瞬間に記録して持ち続ける作りに変えた話

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IT・テクノロジー
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

開発の裏側の118回目です。前回は、コピートレードのEAで、業者ごとの価格の差を待たずに合わせるようにした話でした。
今回は、チャートの形を見つけるインジケーターの試作で、作りの土台を変えた話です。



最初の試作は、足が1本進むたびに、直近の山と谷を5つ見て、いまの形は何か、を判定していました。

私が印を付けた三尊のうち、データのある4枚で試しました。結果は4枚とも拾えませんでした。



山と谷の並びを見て、原因が分かりました。

三尊は、左肩、頭、右肩とでき、そのあと価格は下に抜けていきます。つまり、形ができたあとに、下げの動きが1本加わります。
直近の5つだけを見る作りでは、三尊は1つ前にずれてしまい、まったく別の並びとして読まれていました。



さかのぼって探せば拾えます。ただ、1つさかのぼるだけで、形なしの割合が41.6%から29.7%に落ち、ダブルトップは11.6%から18.2%に増えました。2つさかのぼると、形なしは23.6%です。
名前の付く場面が一気に増えるので、割に合わないと判断しました。

問題は、毎回いまの形を言い直していることでした。形が完成しても、数回動けば見えなくなります。



もう1つ、1本の足に1つの名前しか付けていないことも問題でした。

反転の形を先に調べ、当たったらそこで終わり、という順番です。これが、三角保ち合いのような大きな形を隠していました。
反転の判定で止めないようにすると、対称三角は1.9%から4.8%に、上昇三角は2.2%から5.4%に、下降三角は2.4%から5.2%に増えました。

数日にわたる三角の中に、ダブルトップがある。チャートでは普通のことです。大きな形と小さな形は、同時にあってかまいません。



そこで、作りを変えました。

形ごとに、構える、成立した、抜けた、期限切れ、の段階を持たせます。成立した瞬間に記録して、しばらく持ち続けます。形どうしは同時に持ってかまいません。

振り返ると、私が以前に作った線のインジケーター2本も、描いて持ち続ける作りでした。そこに意味があったことを、測って知りました。



形を見つけるプログラムは、いつ判定し、いつまで覚えておくかで、結果が大きく変わります。

インジケーターの制作や、今お使いのインジケーターの見直しも、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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