【ハムラットの話⑪】為替では、ATRを損切りや利確の基準にしないと決めました

【ハムラットの話⑪】為替では、ATRを損切りや利確の基準にしないと決めました

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マネー・副業
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

今回は、私が検証の途中で、原点に戻ろうと決めた日の話です。
ATRという、よく使われる物差しを、判断の基準から外しました。



ATRは、ここ数本の足が平均でどれくらい動いたかを表す数字です。
値動きの大きさに合わせて幅を決められるので、システムを作るときにとても便利です。

ATRで割っておけば、5分足でも日足でも、ゴールドでもドル円でも、同じ数字の決まりが使えます。
それで、チャートの形を見つける検証のプログラムでは、いろいろなものをATRで決めていました。

線の幅は、ATRの0.5倍。
損切りは、ATRの1.5倍。
利確は、損切りの何倍か。



ところが、2026年9月9日、チャートの形の検証で、ATRで決めた点数、損切り、利確をひと通り測ったところ、どれも効きませんでした。

効いたのは、線に関わるものだけでした。

三角保ち合いは、線に触った回数を多く求めるほど、でたらめに入った場合との差が開きました。比べた数字で1.26から2.37です。
形を、近くの意識ラインに結び付けると、全体の数字も1.10から1.34に上がりました。



結果を見て、何かが違う、と感じました。
そこで、こう決めました。

ATRの考え方は捨てる。株には効くのかもしれないが、為替ではあまり優位性が無いと考える。参考程度にする。
為替で大事なのは、意識ライン、斜めのトレンドライン、レジスタンスとサポートのライン、ラインの近くでの攻防。トレンドの転換の初動をとらえて、トレンドに乗ること。



ATRで決めていたものは、こう置き換えました。

損切りは、その形が崩れたと分かる線の少し外。
利確は、次の意識ライン。
リスクリワードは、この2つから自然に決まる。

線の幅も、決まった数字にはしません。その線で実際に反応した価格のばらつきを見ます。線によって、幅は違うからです。



ATRを使うと、どの足でもどの銘柄でも同じ数字で決められます。でも、線もどの足でもどの銘柄でも線です。
便利さのために、いちばん大事な、測りたいもの自体を手放していました。

ATRを使ってよいのは、矢印をどれだけ足から離して描くか、のような見た目の調整くらいにしています。売り買いの判断には使いません。

9つの時間足の意識ラインを、チャートに引くインジケーターを作っています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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