「ありがたい」は「有得難い」

「ありがたい」は「あり得、難い」

ありがとうございます。

ありがたい。

これは

「有得難い」

ここから来ています。

言い換えれば

稀に訪れた幸運とも言えます。

本当なら

有り得なかった、

得難いものです。

有難い幸運なのです。

厳しいですが

人生の常は苦なりです。

苦しいのが

当たり前なのです。

幸運は稀です。

これは真理であり真実です。

易の考え方としては

陽極まれば陰に転ず、陰極まれば陽に転ず

幸運の後は不幸が訪れて、不幸の後は幸運が訪れます。

よって

「常道」「中庸」を重んじます。

とても幸運な事の後には

とても不運な事が起こると考えるのです。

なんでもない

普通の毎日

これを大切にします。

そして

稀に訪れた

ささやかな幸運に

「有得難い」と感謝します。

幸運を当たり前と思わない事です。

不幸ばかりと悲願しない事です。

「常道を行き、中庸を守る」

易は常にあなたのそばにあります。