❇️100%で生き続けるのは難しい
例えば、家事をするとします。
掃除も完璧にする。
洗濯もする。
料理も作る。
片付けも終わらせる。
元気な日にはできるかもしれません。
でも、それを毎日続けられるでしょうか。
多くの人は難しいと思います。
うつ病や繊細な人の場合はなおさらです。
心も体も、見えないところでたくさんのエネルギーを使っています。
人との会話。
気遣い。
不安との戦い。
体調の波。
そうしたものがある中で、常に100%を目指していると、いつか息切れしてしまいます。
そして頑張り屋さんほど、「できなくなった自分」を責めてしまうのです。
❇️完璧主義は優秀さではなく苦しさになることがある完璧主義という言葉には、どこか真面目で立派な印象があります。
もちろん、丁寧に物事に取り組むことは素敵なことです。
しかし、完璧主義が強くなりすぎると苦しさにつながります。
100点でなければ意味がない。
失敗してはいけない。
中途半端はダメ。
そう考えてしまうからです。
すると不思議なことが起きます。
100点を目指しているのに、動けなくなるのです。
部屋を全部掃除できないならやらない。
長い文章が書けないなら書かない。
完璧にできないなら始めない。
結果として何もできなくなり、自信も失われていきます。
でも本当に大切なのは、完璧な一回ではなく、続けられることではないでしょうか。
❇️70%くらいがちょうどいいうつ病や繊細な人におすすめしたいのが、
「70%でやる」という考え方です。
掃除を全部やるのではなく、一部だけ。
料理を頑張れない日は、お惣菜やレトルトを使う。
返信も、元気な時にまとめて返す。
仕事も、全部を完璧にしようとしない。
最初は罪悪感があるかもしれません。
「手を抜いている」
「怠けている」
そんな気持ちになる人もいるでしょう。
でも実際は違います。
それは手抜きではなく、
長く続けるための工夫なのです。
❇️続ける力は才能私たちはつい、一日でどれだけ頑張れたかを評価しがちです。
でも人生は一日で終わりません。
大切なのは、
明日も続けられること。
来週も続けられること。
来月も続けられること。
なのです。
例えば100%の力で三日頑張って寝込むより、70%の力で一か月続けられる方が、結果として前に進めることがあります。
回復も同じです。
一気に元気になることより、少しずつ安定することの方が大切です。
❇️手抜きは自分を守る技術「手抜き」という言葉には、どこか悪いイメージがあります。
でも私は、手抜きは技術だと思っています。
疲れている日に休む。
買い物をネットで済ませる。
洗い物を減らす。
無理な予定を断る。
これらは怠けではありません。
自分を守るための選択です。
特にうつ病の人は、頑張りすぎた反動で大きく調子を崩してしまうことがあります。
だからこそ、
「まだできるけれど、今日はここでやめておこう」
という感覚が大切になります。
それは弱さではなく、自分を理解している強さです。
❇️本当の回復は安定の中にある以前の私は、たくさん動けた日こそ回復だと思っていました。
家事を全部終わらせた日。
外出できた日。
予定をこなせた日。
そんな日が続けば治るのだと思っていました。
でも今は少し考え方が変わりました。
本当の回復とは、