「仕事を辞めたいほどではない」
「給料ももらっているし、今すぐ辞める理由もない」
それなのに――
なぜか仕事に行くと疲れる。
上司の一言が気になる。
同僚との距離感にモヤモヤする。
帰宅しても、仕事のことを思い出してしまう。
そんな経験はありませんか?
実は、こうした「小さなモヤモヤ」は、ひとつひとつは大したことがなくても、心の中に積み重なると大きな負担になります。
特に、真面目で周りを気にする人ほど、
「これくらい我慢しなきゃ」
「自分にも悪いところがあるかも」
と、自分の中で処理しようとしてしまいます。
そこで今回は、仕事を辞める・辞めないを決める前に、心の中にあるモヤモヤを整理する3つの方法をご紹介します。
1.「辞めたい」ではなく「何が嫌?」と聞いてみる
「仕事を辞めたい」と思ったとき、その言葉をそのまま答えにしないことです。
たとえば、仕事という大きな箱の中には、
「上司との会話」
「終わらない仕事」
「人間関係」
「評価されないこと」
「通勤」
など、いろいろなものが入っています。
「仕事が嫌」ではなく、「仕事の何が嫌なのか」を細かくしてみましょう。
大きな荷物も、小分けにすれば持ちやすくなるのと同じです。
こんな質問をしてみてください
紙やスマホのメモに、思いつくまま書いてみましょう。
* 今、一番モヤモヤしているのは何?
* そのモヤモヤは「人間関係」「仕事量」「評価」「環境」のどれに近い?
* 最近、「嫌だな」と感じた出来事は何だった?
* そのとき、本当はどうしてほしかった?
* その悩みがなくなったら、仕事は今より楽になりそう?
うまく答えられなくても大丈夫です。
「なんとなく嫌」「あの人と話すと疲れる」のような曖昧な答えも、立派な手がかりになります。
メリット:本当のストレスの原因が見えやすくなる
デメリット:考えすぎると、嫌なことばかり探してしまうことがある
2.「自分が悪い」をいったん保留する
真面目な人ほど、何か問題が起きると、
「自分の伝え方が悪かったかな」
「もっと頑張ればよかったかな」
と、自分に原因を探しがちです。
でも、仕事の問題は、すべて自分だけで作られているわけではありません。
人間関係なら、相手の性格や状況もあります。
仕事量なら、会社の仕組みが関係していることもあります。
そこで、
「これは本当に自分だけの問題?」
と、一度立ち止まってみてください。
さらに、
* 自分で変えられることは何?
* 自分では変えられないことは何?
* 本当は相手にしてほしいことは何?
* 「自分が我慢すればいい」と思っていることは何?
と考えてみるのもおすすめです。
「自分が悪い」と決める前に、問題を少し離れた場所から眺めてみましょう。
メリット: 必要以上に自分を責めにくくなる
デメリット:「全部相手が悪い」と極端に考えないことも大切
3.「答え」ではなく「本音」を探す
モヤモヤしていると、
「辞めるべき?」
「続けるべき?」
と、すぐに答えを出したくなります。
でも、心が疲れているときに、人生の大きな決断を急ぐ必要はありません。
まずは、自分にこんな質問をしてみてください。
* 本当は、今の仕事をどう感じている?
* 「辞めたい」のではなく、「何から逃れたい」のではない?
* 今の職場で、まだ大切にしたいものは何?
* 反対に、「もう無理をしたくない」と思っていることは何?
* 明日から一つだけ変えられるとしたら、何を変えたい?
こうしていくと、
「仕事そのものが嫌なのではなく、上司との関係がつらかった」
「仕事量より、常に急かされる環境が苦しかった」
など、最初は見えなかった本音が見えてくることがあります。
霧の中で無理に目的地を決めるより、まず足元を照らす。
仕事の悩みも、それと同じです。
メリット:「辞める・続ける」以外の選択肢にも気づきやすくなる
デメリット:本音がすぐに見つからなくても焦らないこと
まとめ:今すぐ答えを出さなくてもいい
仕事を辞めるほどではない。
でも、苦しい。
そんな状態は、「たいした悩みではない」と片づけなくて大丈夫です。
小さな石でも、靴の中に入ったまま歩き続ければ、足は痛くなります。
心のモヤモヤも同じ。
まずは、
「自分は何に引っかかっているんだろう?」
と、立ち止まってみてください。
答えを急がなくても大丈夫です。
自分の気持ちを整理することは、逃げることではありません。
これからの自分を守るための、小さな準備です。
もし、一人で考えていると同じところをぐるぐるしてしまうなら、誰かに話してみるのもひとつの方法です。
「こんなことで相談していいのかな」と思うような小さな悩みでも大丈夫。
占いでは、カードからのメッセージを通して、今の気持ちやこれからの選択肢を違う角度から眺めることもできます。
答えを急ぐのではなく、あなたの心を整理する時間として、そっと頼ってみてくださいね。