大アルカナは人間にとって普遍的なテーマを表しているのに対し、小アルカナは日々起こる出来事に対する想いを表しています。
数字の5は、4で安定した世界に1が足されたことで起きる変化。
現状から一歩上へ行けば成長、不安分子が混ざる事で起こる争い…
次の段階へ進むための試練、経験といったイメージです。
これに各スートが表すエレメントの性質を組み合わせてリーディングしていきます。
ワンドは木の棒、火のエレメント、木の棒はよく燃えます。
火のエレメントが象徴するのは熱意や情熱、男性性で能動的です。
5人の少年が各々の木の棒を手に持ち競い合っています。
各々の情熱をぶつけ合って鍛錬しています。
理想の自分になるためには更なる成長が必要、成長には他者の協力が必要…
といったとこから、競争・切磋琢磨・厳しい訓練、といった感じになります。
カップは聖杯、水のエレメント、水を入れる器です。
水のエレメントが象徴するのは感情や直感力、女性性で受動的です。
目の前のカップが倒れていることに落ち込んでいますが、倒れていないカップが後ろにあります。
退屈な日常から抜け出そうを立ち上がったが、そのために捨てた過去も良かったな、と後悔している状態です。
失ったものを悔やむ一方、残ったモノ・新たに手に入れたモノがある…
といったとこから、喪失に苦しむ・後悔の念に縛れる・新たな可能性に気付く、といった感じになります。
ソードは剣、風のエレメント、研ぎ澄まされた道具で空を切ります。
風のエレメントが象徴するのは知性や判断力、男性性で能動的です。
立ち去る者・泣いてる者を背に、ほくそ笑んでる男が剣を集めています。
知性や情報を駆使した思考での戦いの結果、他者を追い払うことに成功した男はどこか誇らしげです。
自分が優位に立つために相手をやり込めたり、策略にはめたり…
といったとこから、手段を選ばない・ずる賢い勝利、といった感じになります。
ペンタクルは金貨、地のエレメント、鉱石や金は地中に埋まっています。
地のエレメントが象徴するのは物質や価値、女性性で受動的です。
吹雪の中、2人の物乞いが明かりのついた教会の前を通り過ぎます。
金貨に執着していたペンタクルの4から一転、全ての金貨を失い極貧状態に陥っています。
投資にでも失敗したのでしょうか、欲張りすぎて全てを失った状態です。
困難の状況に陥ったときは誰かに助けてもらうことが必要です、目の前には教会があります、これに気付いて中に入れば…
といったとこから、手放しで進む・荒廃から抜け出す・救いによって希望を取り戻す、といった感じになります。