断るのが苦手な人へ。嫌われずに「NO」と言うために
「これお願いしてもいい?」
そう言われたとき、
本当は嫌なのに、
「いいですよ」
と答えてしまうことってありませんか?
私は昔から、断るのがあまり得意ではありませんでした。
「断ったら嫌な顔をされるかな」
「付き合いが悪いと思われるかな」
「こんなことで断るのは悪いかな」
そんなことを考えているうちに、結局「いいですよ」と言ってしまう。
そして、あとになって一人で、
「やっぱり断ればよかった……」
と後悔する。
そんなことがありました。
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たとえば、友達から急に、
「今日ご飯行かない?」
と誘われたとします。
本当は家でゆっくりしたい。
仕事で疲れているし、今日は一人で過ごしたい。
でも、
「せっかく誘ってくれたのに断るのも悪いな」
と思って、
「いいよ!」
と返してしまう。
そして待ち合わせ場所に向かいながら、
「やっぱり家にいたかったな……」
と思う。
もちろん、友達が悪いわけではありません。
自分でOKしたんだから、自分の責任でもあります。
でも、こういうことが何度も続くと、少しずつ疲れてしまいますよね。
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「NO」と言うことは、相手を嫌いという意味じゃない
私は、ここが一番大事だと思っています。
断ることと、相手を嫌っていることは別です。
「今日は行けない」
「今回はできない」
「それはちょっと難しい」
と言っただけで、
「あなたのことが嫌い」
と言っているわけではありません。
でも、断るのが苦手な人ほど、そこを結びつけて考えてしまうことがあります。
「断ったら嫌われる」
「断ったら関係が悪くなる」
「相手を傷つけてしまう」
って。
でも、本当にそうでしょうか。
自分の予定や体調、気持ちを大切にすることも、人間関係では必要なことだと思います。
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いきなり「嫌です」と言わなくてもいい
とはいえ、
「じゃあ今日から何でも断りましょう!」
と言われても難しいですよね。
そこで、まずは柔らかく断るところから始めてみるのがおすすめです。
例えば、
「今日はちょっと難しいです」
「今回はやめておきます」
「今は余裕がないので、また今度お願いします」
これだけでも十分です。
理由を長々と説明する必要もありません。
「なんで?」
と聞かれたら、そのときに必要な範囲で説明すればいい。
断るたびに、完璧な理由を用意しなくてもいいんです。
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私も「言いたいことは言っていい」と思うようになった
私自身、人間関係で我慢してしまった経験があります。
相手の言い方がきつくても、
「まあ、仕方ないか」
と流してしまったり、
嫌なことがあっても、その場では何も言えなかったり。
でも、あるとき、
「私が嫌だと思ったことまで、全部我慢しなくていいんじゃない?」
と思うようになりました。
もちろん、何でも強く言い返せばいいわけではありません。
相手を傷つける必要もありません。
ただ、自分の気持ちを伝えることまで我慢しなくていい。
以前、私は言い方がきつい人に、
「言うなら、もうちょっと言い方を考えてほしいです」
と伝えたことがあります。
言う前はかなり緊張しました。
「こんなこと言って大丈夫かな」
とも思いました。
でも、伝えたあとには、
「言ってよかった」
と思いました。
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自分を守るための「NO」があってもいい
人に優しくすることは大切です。
相手の気持ちを考えることも大切です。
でも、
自分の気持ちを無視してまで、相手を優先しなくてもいい。
私はそう思います。
断るのが苦手な人は、もしかすると「優しい人」なのかもしれません。
だからこそ、少しだけ自分にも優しくしてあげてほしいです。
「今日は休みたい」
「それはやりたくない」
「今は余裕がない」
「今回は断りたい」
そう思ったときには、
「NOと言ってもいい」
と、自分に許可を出してあげてください。
最初から上手に断れなくても大丈夫。
小さな「NO」から始めてみればいいと思います。
そして、もし誰にも言えない「本当は嫌だった」「断れなくてつらかった」という気持ちがあるなら、
それを誰かに話してみるだけでも、少し整理できることがあります。
我慢することだけが、人間関係をうまく続ける方法ではありません。
自分を守りながら、人と付き合っていく。
そんな人間関係があってもいいんじゃないかなと思います。