872.「実家や住んでいる家が空き家に…」

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「実家や住んでいる家が空き家に…」

 所有者100人超の困ったことと“リアルな声”



「空き家」の増加が社会問題になっています。空き家を所有し、取り扱いに困っている人も多いのではないでしょうか。あんしん解体業者認定協会(東京都港区)が、「空き家の放置理由に関する意識調査」を実施し、結果を紹介しています。


 調査は、2023年12月1~19日にかけて、空き家を放置した経験がある118人を対象に、インターネットで行われました。回答者の年代の割合は、20代が10.2%、30代が33.8%、40代が26.3%、50代が19.5%、60代以上が10.2%でした。



 空き家を放置した理由について質問すると、
トップは33.1%の「手続きが進められない状態だった」でした。
次いで、28.8%の「解体費用がかかる」、
17.8%の「更地にすると固定資産税が高くなる」、
14.4%の「保有しておきたい」、
13.6%の「手続きが面倒・手間」という結果でした。



 トップの「手続きが進められない状態だった」と回答した人からは「兄弟姉妹で空き家の権利を分割しています。兄弟姉妹と連絡がとれないため、話が進みません」(30代・女性)、「父が亡くなったとき、海外暮らしからすぐに戻れなかったため」(40代・男性)、「土地の境界線問題が決着していない」(50代・男性)などのコメントが寄せられ、「家族・親族の意向がまとまらない」「遠方に住んでいたり忙しかったりして、対処できない」といった理由で手続きを進めることができないとのことです。



 また、「解体費用がかかる」の回答者からは「解体費用が高額で、貯金する時間が必要だった」(30代・女性)、「取り壊しに数百万円かかるため、費用が捻出できなかった」(40代・男性)、「更地にする場合、家と鉄筋の車庫2つを壊すために、費用が200万円ほどかかる」(60代以上・女性)といった声が届いたということです。



「空き家を放置して困ったこと」も調査しています。

3位は

「空き家にもコストがかかる」で18.6%でした。回答者から「誰も住む人がいないのに、税金はかかる」(20代・女性)、「ネズミが出て、駆除するためにお金がかかった」(30代・女性)、「火災保険を払い続けなければならなかった」(40代・男性)などの意見が集まったとのことです。




 2位は

「行政・隣人からクレームが入った」で20.3%。「『周りの草がぼうぼうで、柿の実がなるとカラスが集まる』と、地元役場から連絡が来ました」(30代・女性)、「台風のときに屋根瓦が近隣に飛んでしまい、苦情を受けた」(40代・女性)、「近隣住民から『不用心だ』と苦情が来た」(60代以上・男性)などの回答があったほか、空き家の中にゴミを投げ捨てたりする人もいるため、「見た目がよくない」「地域の景観を乱す」などの理由でクレームが入ったこともあったということです。



 1位は

「管理が面倒・手間」で44.9%でした。回答では「遠方なのに、定期的に風を通したり掃除したりしに行く必要がある」(40代・女性)、「年に数回、草刈りしに行くのが苦痛に感じる」(50代・女性)、「周りに雑草や木が伸びて、草刈りや伐採がかなり負担になってきた」(60代以上・男性)といったコメントが寄せられたということです。



 同社は調査結果を受けて、「『実家や住んでいる家が空き家になったときどうするか』について、早い段階で考え始めておくことをお勧めします。もし空き家を取り壊す場合、坪単価費用で木造で約3万6千円、鉄骨造で約4万1千円ほどかかります。空き家になったときにとれる方法を知っておくだけでも、スムーズな対処につながるはずです」とコメントしています。




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