みなさんこんにちは。
プロモーションプランナーのKYです。
本日の記事は、私も20年以上付き合っている取引先「広告代理店」の営業マンについてです。
タイトルにもあるように、地方の広告代理店の営業マンがここ数年で変わってきました。
なにがどう変わったかというと、大きく3つが挙げられます。
1)コンプラ意識
2)新人の意識
3)中途採用の変化
順番に説明していきましょう。
1)コンプラ意識
まず挙げられるのがこれです。いつから変わったかというと、はっきり言えるのは2015-16年のあの事件からです。
それまではD社を中心に、ほとんどの広告代理店は多かれ少なかれ体育会系の気質を持っていましたが、あの事件を機に一気に意識が変わりコンプライアンスの順守を徹底するようになってきました。
それまでゴリゴリの体育会系営業をしてきた営業マンたちも会社のルールに従い社内外へのパワハラやモラハラなどは抑えるようになりましたが、過去の習性が抜けない一部の方々は一様に会社を去っていきました。
そして約10年をかけて各社の浄化が進み、現在はパワハラ全開・超長時間労働肯定の人間というのはほぼいなくなっています。
なお、それで仕事の質が低下したかと意外とそうでもなく、今までのやり方がただの非効率だったということが露呈しました。
結果、我々広告制作会社としてはとても仕事がしやすくなった感じです。
2)新人の意識
これは明らかに変わってきています。
これも2015-16年のあの事件がきっかけであると考えますが、ライフワークバランスを重視し、効率的な業務を意識する人材がほとんどになっています。
中央の大手広告代理店のD社やHDY社などは違いますが、地方の広告代理店は新卒の就職先としてはあまり魅力的に映っておらず、広告は好きだけどストレスフルな職場環境は好ましくないという、人間が就職を希望するような職種になってきています。
そのため、働き甲斐を重視しつつも、自分の時間や心の安定を意識しながら働いている方が多く見受けられます。
ただ、私たち広告制作会社もですが、なかなか新人が定着せず。地方の広告業界全体の課題であると考えてます。
3)中途採用の変化
異業種からの転職で入ってくる人材が変化してます。
もともと、地方の広告代理店というは非常に狭い業界で、中途入社の人材が入るといっても違う広告代理店の人間がほかの代理店に移籍したり、制作会社から代理店に転職という流れが中途のほとんどの流れで、ほぼ顔見知りで構成されています。
そんな中、異業種から転職で入ってくる人材については、優秀な方だったり一芸に秀でている方が多かったのですが、ここ最近の傾向を見ると、そもその異業種から「営業マン」として転職してくる事例自体がほぼなく、「IT・Web分野のスペシャリスト」採用ばかりです。
これは当然といえば当然で、今までの広告代理店の事業モデルである「TVCM電波料のコミッションビジネス」というものが破綻しかかっており、企業の広告費の多くはすでにWebに流れているからです。そしてその傾向は今後さらに拡大していくと考えます。
そのため、私の周りの広告代理店の担当者はここ10年ほど顔ぶれが変わっておらず、似たようなメンツと仕事をしており、安心感とともに結構な危機感を抱いている状況です。
この先も広告業界が生き残っていくためには、よい人材が働きたいと思えるような、魅力的な仕事・給料・環境が必要になってくるため、その方法を直近で考え、実践していかなければならないでしょう。