～泰然自若～ ふたご座さん6月仕事運
記事占い
泰然・・・落ち着いて、物事に動じない様子（新明解国語辞典）
扇のようなスプレッドのホースシュー。この要の部分に皇帝のカードが現れています。このカードを表現するとこのような言葉になるのではないでしょうか？ふたご座生まれの皆様の6月の仕事運を占ってみましたので、詳しく見ていきましょう。
・過去・・・運命の輪（逆）
・現在・・・カップ8（逆）
・近未来・・・カップ7
・アドバイス・・・皇帝
・周囲の状況・・・ペンタクルエース（逆）
・障害になっていること・・・隠者（逆）
・最終結果・・・カップエース（逆）
今回のスプレッド、カップのカードと逆位置のカードが多く現れています。これは人間関係、またはご自身の心理状況が影響しているように感じます。
この心理状況の原因として考えられるのは周囲の状況ではないでしょうか？ペンタクルエースは「これからの展望が開ける」という意味のあるカードです。正位置で現れた場合、仕事に対するモチベーションの高さだったり、やりがいを見出した心理状況を表しているように思います。今回の逆位置は無駄の多い仕事ぶりや、進捗状況が芳しくない、といった状況を表しているように感じます。
そんな周囲の状況に対する感情は過去、現在の2枚に良く表されているようです。運命の輪逆位置は「停止」、カップ8逆位置も「立ち去りたいのに足止めされている」、2枚とも停滞感をそのまま表していて、周囲の状況に対するネガティブなイメージを持っていることを明らかにしています。
近未来と最終結果にはカップのカードが現れています。近未来はカップ7は「迷い」を表し、最終結果のカップエース逆位置は「（愛）情が感じられない」といった意味があります。この停滞感を感じる現状を打破するためにどう対応すべきか迷い、なかなかそんな自分の考えに同調してくれない周囲に距離感を感じる、そのような状況が想像されます。
障害になっていることの隠者逆位置は「内省過剰」といったイメージだと思います。周囲との考え方、意見の食い違いに「もしかしたら間違っているのは私の方かも」といった偏った考え方になるのかもしれません。実際にはそのようなことはないのですが、少し後ろ向きな考えに囚われがちになってしまうのかもしれません。
アドバイスの皇帝はそんな考え方は杞憂に過ぎないことを示しているようです。カードをご覧いただければお分かりだと思いますが、何事にも動じることのない自信、威厳に満ちた人物が描かれています。自分の信念にのっとって、最善と思われる方法を用いて、日々の仕事に取り組む、そんな姿勢を大事にされることを勧めているように感じました。
今回の補足カードは最終結果のカップエース逆位置の解釈のために引いてみました。
・補足・・・ペンタクル7 ・ワンド7 ・女帝
3枚とも正位置で、そのうちの2枚は「７」のカードです。近未来もカップ「７」でした。７という数字は「行動」することを意味します。作物の出来が思ったほどではなく不満を感じていても（ペンタクル7）、次から次へと対応を求められ息つく間がなくても（ワンド7）、真摯に仕事に取り組むことを勧められているようです。この2枚をペンタクルエース（周囲の状況）とカップエースと併せて考えると、周囲の状況がどうであろうと自分としてはやるべきことをやる、決して手を抜かないことを示しているように思います。
もう1枚の女帝は大アルカナのカードで、皇帝の前に位置します。2枚の組み合わせを見ると安定した関係性を感じることが出来ます。そのことから現在の取り組みは決して間違っていないことを示しているように感じます。また女帝は「豊かな実り」を意味します。現在の不満を抱えるような状況は長くは続かず、自分の思い描いた状況が必ず訪れることを教えてくれているように感じます。
・今月の1枚・・・家
今回もルノルマンカードから1枚引いています。今回はアドバイスの皇帝の補足として引いています。あくまで個人的な感想ですが、この建物の形状から皇帝の腰掛ける椅子の形を連想しました。どっしりと安定した形状、「自信をもって、じっくりと」といったメッセージがあるように感じました。
また家には「家庭」「原点」といった意味があります。難しい状況での仕事の疲れを癒すために戻る家。家族関係、プライベートの充実が良い気分転換になるのではないかと思います。安心して羽を休めることのできる堅牢な建物。静かに休息をとって、心身共にリフレッシュできるのではないかと思います。
以上、見てきたようにふたご座生まれの皆様にとってこの1か月は難しい状況で仕事に取り組まなければならないと思いますが、自分を信じ、自分の信条に従って行動していただきたいと思います。この期間の苦労があって良かったと思える将来は必ず訪れると思います。自信をもって日々お過ごしください。
