小鳥のさえずりは天使の囁き

お昼ご飯を食べてまったりしていると、外からスズメのさえずりが聞こえてきます。もちろん子供の頃からスズメやら小鳥の鳴き声は聞いていたのだけれど、最近になって、これはただの動物の声というには余りに甘美すぎる、もしかしたら天使の声ってこんな感じじゃないかしら？　と思い始めました。

私は以前結構病んでいたのですけど、病院に通うよりもこうして穏やかな光の中、小鳥たちの声を聞いている方がはるかに気分が良くなります。脳にダイレクトに安らぎの波動が伝わります。忙しくしていた頃はこんな風にじっくりスズメさんの声を聞く暇が無かったし、仮に聞いても特別な感情が湧いてこなかったのです。

今はしみじみと、ああ、素敵だなあ、いい声だなあ、と思います。小さな体で精いっぱい生きているスズメさんがこれまた可愛らしい声でさえずるのを聞いていると、もしかしてここは楽園なのじゃないかしら？　と思ってしまいます。まあ、フツーのどこにでもある住宅地なんですけどね。(笑)

大地や海や川が自然のエネルギーを与えてくれて、その強いエネルギーを小鳥たちが精妙に洗練してくれているように思います。全く、自然というのはあるがままで完璧なんだなって思います。実は最近、自動車の音が気になって仕方がありません。私は自分では運転できないけれど、以前は自動車の存在に疑問を抱いたことはありませんでした。便利だし。でも最近どんどんあの音と臭いに耐えられなくなっています。やかましいし、臭いし、まったく自然界には必要ない気がして、いっそ馬車とかなら良いのにって思ってしまいます。

でも、現代生活では無いと立ち行かないよね。ゴミ収集車とか来なくなったら困るものね(笑)