パートナーが運転する車に乗っているとき、急なアクセルを踏み込まれたり、一時停止をスーッと通り過ぎてしまったりすると、ヒヤッとして心臓がバクバクしてしまいますよね。
助手席というのは、自分でハンドルを握れないぶん、相手に命を預けているような状態です。
だからこそ、乱暴な運転や交通マナーの悪さを目の当たりにすると、怖くてたまらなくなるのはごく自然な感情なんですよ。
「もっと安全運転にしてよ!」と注意できれば楽なのですが、怒らせて車内の雰囲気が悪くなるのが嫌で、ぐっと我慢している方も多いのではないでしょうか。
「自分が気にしすぎなのかな」「神経質だと思われたらどうしよう」なんて、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
でもね、怖さを感じるのは決してあなたが気にしすぎだからではありません。
あなたの心と体が「危険だよ」「守られたいよ」と必死にSOSを出している証拠なんです。
まずは「怖がっている自分」を責めずに、「そりゃあ怖いよね、よく耐えて頑張っているね」と優しく認めてあげてくださいね。
これまで多くの方から、パートナーとの関係や日々の不安についてご相談をいただいてきました。
その中で感じるのは、運転の癖というのはその人の無意識の感情やストレスがそのまま出てしまいやすいということです。
決してあなたを怖がらせようとして運転しているわけではなく、無意識のうちに雑になっていたり、心に余裕がなかったりすることがほとんどなんですね。
とは言っても、隣に乗っているあなたにとっては命に関わる重大な問題ですし、乗るたびにストレスが溜まっていくのは本当につらいことです。
もし可能であれば、車に乗る前や運転中ではない落ち着いたタイミングで、あなたの気持ちを少しだけ伝えてみるのはどうでしょうか。
そのときのポイントは、「あなたの運転は下手だ」「マナーが悪い」と相手を責める形にしないことです。
男性は特に、自分の運転を否定されるとプライドが傷ついて反発したくなってしまうことがあるからなんです。
「あなたが悪いのよ」と伝えるのではなく、「私が怖がりだから、もう少しゆっくり走ってもらえると安心して隣にいられるな」という風に、主語を「私」にしてお願いする形をとってみてください。
「あなたと一緒に安心してドライブを楽しみたい」という気持ちを込めて伝えると、相手も耳を傾けやすくなりますよ。
それでも相手の運転が変わらない場合や、伝えること自体が難しいときは、無理をして助手席に乗り続ける必要はありません。
「最近ちょっと車酔いしやすくて」と理由をつけて電車やバスを使ったり、自分で運転できるなら別々に移動したりして、距離を置くことも大切な自己防衛です。
自分の心と体の安全を一番に考えて行動して大丈夫なんですよ。
あなたが助手席でビクビクせずに、心から安心して過ごせる日が来ることを心から願っています。
自分自身の心地よさを大切にしながら、無理のないペースで歩んでいきましょうね。